mikaishiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

mikaishi

mikaishi

映画(170)
ドラマ(0)
アニメ(0)

フード・インク(2008年製作の映画)

4.5

『スーパーに一年中並ぶトマト。青いうちに摘まれ、ガスで熟成されたもの。見かけはトマトだが、いわば概念としてのトマトだ。』まず、冒頭のスーパーマーケットの背景に乗せられるこのナレーションがすごく印象に残>>続きを読む

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.9

ユーモアたっぷりのミュージカル映画。画家役のジーン•ケリーが最高!花屋の前でのタップダンスや、ラストの18分に及ぶダンスシーンなど、彼の才能が爆発してます。ラストのダンスシーンはロートレックのあの有名>>続きを読む

グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.0

冒頭とラストでオッテルンシュラーク医師が『グランドホテル。休むことなく人々が来ては去る。それを繰り返す。』という同じセリフが出てくるけど、本当にただそれだけ。人間の欲が渦巻き、その渦がほどければまた別>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.0

山下監督の映画は3本目。タマ子と今の私は近い部分があって"今"見ておきたいなと思って映画館へ。あっちゃんの演技がすごい良かった。ふてぶてしさ、不器用さ、独特の空気が、タマ子というキャラクターととてもあ>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.4

最後のダンスシーンは笑いながらも涙がこぼれた。でも評判や人気のわりに自分ははまらなかったなぁ。キャラクターだったらゲイの叔父さんが好きかな。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.7

面白かった!オーウェン・ウィルソン演ずるギルはもっと昔に生まれれば良かったと思いながら生活しているハリウッドの脚本家。1920年代のパリに憧れていて、ひょんなことからタイムスリップ。当時活躍していた画>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

5.0

もう最高だよね。キャラクターの個性や魅力がさすがピクサー。後はエネルギーのこと。悲鳴にかわる、もっとクリーンで効率良いエネルギー。モンスターズインクでは子供の笑顔。じゃあ、今の日本では、、、?そういう>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.0

ジャック・ドゥミ×カトリーヌ・ドヌーヴという事と、WWDのファッション映画特集で挙げられてたから鑑賞。見始めたらキャストの豪華さに感動!ジーン・ケリーが出て来たときは叫んだ。そしてウエストサイド〜のJ>>続きを読む

しんぼる(2009年製作の映画)

2.4

松本人志によるモノボケ。松本作品は初めて見た。マッシュカットに水玉パジャマの見た目の入り口は好きだけど、後半が残念。映画ではなくて映像?

ライムライト(1952年製作の映画)

4.2

バレリーナと道化師の恋。メイクをしてないチャップリン。チャップリンの伝記何冊かで写真は見たことがあったけど、映画で見るのは初めて。心に残るセリフが沢山あった。トーキー映画になってからは言葉でも見る人々>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

3.2

普段の三谷作品とは違うかも、、。大泉洋と佐藤浩市は最高だった。でも個人的に清須会議そのものや、歴史についてすごく興味を持った。原作を先に読んでる母と鑑賞。母いわく、原作のほうが格段に面白いとのこと。今>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.2

50s,60sフランスファッションが存分に楽しめる。主演のカトリーヌ・ドヌーヴが素敵で、一気にファンになってしまった。特に赤のニットにプリーツスカートのコーディネートが本当に好き!ストーリーは徴兵制度>>続きを読む

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.8

モンローが素晴らしくキュート!モンロー演ずるローレライのセリフで『とても辛いのよ、群衆の中の孤独って。分かる?』というシーンがあって、モンローの生涯と重なってみえた。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.3

昨日原作の銀河鉄道の夜(1984 パロル舎)を読み終えて、どうしても銀河鉄道の夜を題材にした映画を見たくて選んだ一本。この映画ではジョバンニもカムパネルラも猫。全体的に不穏感が漂っていて、不安や心細さ>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.1

UNDER GROUND(以下*)の監督の作品でずーっと見たかった一本!(*)同様、ジプシー音楽とクレイジーなおとぎ話の様な世界観が本当に良かった!オープニングからワクワク。ドナウ川での浮世離れしたド>>続きを読む

好きだ、(2005年製作の映画)

4.0

ユウとヨースケ。好きだ、が言えない二人の話。台本がほぼ無く、長回しで撮られていて、とても静か。自然。見ていて昔を思い出して心がぎゅっとなる。むしろ苦しいくらいかも。学生の頃に見た時より、少し大人になっ>>続きを読む

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

3.9

ピナのコンタクトホーフがすごい好き。専門的な知識があるわけでは無いので星の付け方は難しい映画だったけど、人間の″細胞″そのものを見た気がした。他の演目も全部見てみたい。心がざわざわする感じ。

花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

14才〜17才くらいの少女がはなつ、限られた時間しかない特有の煌めきみたいなものがぎゅっと詰まっている映画。登場人物が相手を″きみ″呼びすることや情景描写がどこか現実感がなくて幻想的。すきです。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

ジブリの中で一番好き。原作も私の本棚にずっとある昔から好きな作品。キキの思春期の心がとても繊細に描かれていて、ラストシーンにはいつも涙。登場人物も魅力的。とんぼ、お洒落で大好き。ユーミンも最高!

アーティスト(2011年製作の映画)

5.0

公開当初からもう何回見たんだろう、、。大好き。ジョージとペピー•ミラーは当時のハリウッドスターさながらで本当に魅力的。サイレントからトーキーに移る時代を描いている。コップの音のシーン、ラストのBANG>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.9

クリスマス近くなると見たくなる。私は幼少期なぜか2のNYの方をすごく見ていて、こっちは本当久しぶり!ストーリーもほぼ記憶に無かったから新鮮で楽しかった。

曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

3.8

なぜかときどき見たくなる映画。もう4回目?ビックフット、ネッシー、ツチノコ、、、。子供の頃はこういう番組が多くて好きだったなぁ。脇を固めるエスパーの俳優さん達の演技が絶妙。セリフの間とか、かけ合いが面>>続きを読む

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.0

桐島~を撮られた監督の作品を他にも見たくて選んだ一本。(シネマハスラーで宇多丸さんの奥さんがマイベストワンに挙げていたのもあり、、)ぶっ飛んでるサトエリの言動、行動にイライラしたり、やな気分になるよう>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.5

今日みたいな秋の曇り空の日に見るといいと思います。全体を通して漂う虚無感。でもそれは心地悪いものではなく静かで美しくもありました。宮沢りえは声質も存在もどこか少女っぽくて素敵だなー。原作読んでみたい。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

父親殺害の罪に問われた18才の少年。陪審制度により集められた12人の男。裁判後、陪審員達の最初の予備投票では有罪が11人、無罪が1人。ただ一人無罪を主張した男の理由は”もっと話したい”から。この言葉が>>続きを読む

パンダコパンダ(1972年製作の映画)

4.5

単純明快愉快爽快!3才、6才の甥っ子姪っ子と鑑賞。二人とも大笑い。美術宮崎駿ということでパパンダ、パンちゃんの動きや愛くるしさがすごかった。パパンダがタイムカードを押すシーン、大好き。シュール感も抜群>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

心のないブリキ、脳みそのないカカシ、勇気のないライオン。1939年に公開された映画だけど、現代人にもあてはまるんではないでしょうか??モノクロ→カラーで描かれるオズの世界はすごく好き!心のないはずのブ>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

最後まで身勝手なホリーには呆れてしまうけど、それを包むポールの寛大さが良かった。名シーンが多い映画。個人的にはオープニングより、雑貨屋さんでお面を盗んでからのキスシーンが大好き。ジョージ•ペパード演ず>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

4.5

最高でした!まず、オープニングのグラフィックが洒落てる。シャレード同様、スタンリー•ドーネンのこだわりがみえる。そして音楽と共にテンポ良く進むストーリー。オードリーのカフェでのコンテンポラリーダンスが>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.5

ビリー•ワイルダーのユーモアセンスが私は見てて心地良い!バナナの歌は絶妙。そしてオードリー。ジバンシィの手掛けたイブニングドレスが素敵だった。追悼20周年記念出版の『Audrey the 60s』を読>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

原作を読んでないから、映画としての感想。おもしろかった!!!スクールカースト。でもカーストの上にいる人が孤独じゃないとは限らない。でもそれだけを描いた映画じゃない。神木くんの演技がやっぱり良い。誰もが>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.0

オープニングとラストのひまわり畑の印象的なシーン。雪山で赤い旗がはためき、重なって映し出される戦争の映像が一番心に残った。二人が愛し合い、そして別れる場面よりも、なぜかこの二つのシーンが鮮明に記憶に残>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

ちょうど中学生くらいの時に公開されて、当時すごく好きだった映画。窪塚くんの演技はやっぱりすごい。原作者の松本大洋大好き。久しぶりに見てもとても良かった。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

2.9

三本目にみたウディ•アレン作品。さまざまな手法で撮られる映画。登場人物がしゃべる、しゃべる、しゃべる、、。これが監督のスタイルなんだなぁー忙しくて思考の″余白″がない映画。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.8

初めてマリリン•モンローの映画を見た。セクシー!!!!きっと、the モンローな一本。

ファンタジア(1940年製作の映画)

3.7

クラシックの名作と映像。この年になって初めてみました。わたしはチャイコフスキーの所が大好き。チャイコフスキーのとこは音楽も映像も最高。あと、この映画がサイケ映画としても有名になったのがわかるような色彩>>続きを読む