みなづきはるさんの映画レビュー・感想・評価

みなづきはる

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

The・浅野いにおワールド。

日常の中に非日常が侵食、融合していく「デデデデ」の元々の設定はさることながら、いにおさんの世界の捉え方が素敵すぎるし、それを上手く汲んで映像陣も制作しているんだよなぁと
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

山崎貴さん、またわたし好みの作品を作ってくださる……

VFXに白組、制作にROBOT協賛など、日本の特撮の最高峰を詰め込んだ作品。わたし的にはキャスティングや設定も好き。戦後のぼろぼろな日本に追い討
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シャイニング(1980年製作の映画)

-

これわりかし最近に観てたけどレビューしそびれてた……


パニックな感じのホラーと思っていたので、こんなものか、と思いつつ観賞。細部まで画が美しかった。エスターに並ぶくらい好き。

ある用務員(2020年製作の映画)

3.6

前野さんのめちゃくちゃ普通の身なりしてスーパー強いのずるくないかぁ〜〜って唸りながら鑑賞。伊能さん国岡じゃないからチート級期待してるとスカされる。殺し屋わちゃわちゃのある意味ファンムービーで、それぞれ>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

新海作品の中でも人気あるよね、という些かも不純でしかない動機で鑑賞。とにかく水面が印象的。人や場面の大きな展開が少ない分、不安とか弱さとか人間のいろいろが全て水面の揺れ動きに詰まっている。同じ画角から>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

濃い邦画観させていただきましたーー!!!

消えた父ちゃんのサスペンスとして見ることもできるし、現代の課題とも見ることができるし、誰視点かによってこんなにも見え方が違うのか……という感覚。途中予想して
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

会話の掛け合いとかでテンポよく笑わせてくるのなんなん。おもろいんだけど。な本作。おじさんが上手くいかずにわちゃわちゃやってんの笑けちゃうんだよな。はじめて出張討伐に行った宴会場でのシーンは愉快。ゴース>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

観る前にわたしがハードルを上げすぎてしまった感は否めないけど、、、。さすが名作。

評価されるとはどういうことか。厳しい競走を勝ちながら進んでいく主人公を応援したくなる。アン・ハサウェイどんどん美しく
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

世界観に非常に惹き込まれる作品。

整くんが本当に原作ほぼまんまって感じなんよね。最初ドラマ版のキャスティング発表時に「菅田将暉なん!?」感が実は拭えなかったんだけど、蓋開けてみたらちゃんと整くんがい
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

-

日本恋愛映画はハピエンだろ!という固定観念があって、途中えっ……ってなったけど、最終的には良かったとほっとする。どのシーンも素敵で練られたストーリーだなと思っていたら、韓国産でしたか……。

流星くん
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

-

山崎まさよしさんの曲が良いんよね。タイミングといい、メロディといい……。

この映画もなかなか前(5年くらい?)に鑑賞。部屋で観たんだけど、正直そのくらいの規模の方が、頭に入ってくる映画。これはdis
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天気の子(2019年製作の映画)

-

もうね、人柱作品は本当にやめてくれ……と報われなさに咽び泣いてしまった記憶がある(だが、それもいい)。「天気の子」に比べると、新海さんのエゴというか、よりコアな部分が全体的に盛り込まれている作品という>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

-

この作品から、「セカイ系」というジャンルを知り、見事ハマりました。最初は、「わたしとあなただけ」というのに違和というか、受け入れ難さを感じていたんだけれど、終盤は、どうか報われてほしい、幸せになって欲>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.4

いやぁ〜〜、良かった!
「2作目」って味落ちのイメージが正直拭えなかったんだけど、2作目ならではの味が出てた。

ちさととまひろの社不みは相変わらず健在。ゆるーい掛け合いもさらにパワーアップ。諸々の支
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

これは評価分かれそうだな〜〜

草太がかったんかったんしてんのがめっちゃ可愛いのと、芹沢の曲チョイスが良い、琴線に刺さる

新海作品いつも推せるってとことここはちょっとってとこがわたし的にすっぱり分か
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

やっと観れたーーーーー!!!

ティモシーシャラメの美しいこと美しいこと。彼の評価の所以は、ラストに全て詰まってる。
わたしが私的にお気に入りなエンドロール含め、通底する雰囲気というか、街並みも相まっ
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.5

ガツガツ人が殺られていくのと、画角や音楽へのこだわりは感じたけど、正直期待しすぎたかな〜〜って感じ、悪かないんだけどね、イメージとズレちゃったかな

きっと予告の打ち出し方で展開期待してるとズレちゃう
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アラジン(2019年製作の映画)

4.1

ジーニーにウィル・スミスあてた人天才だと思う、吹き替えで観たはずだし、山寺さんはやっぱりジーニーだわって思うんだけど、字幕でも観たかったな

THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~(2022年製作の映画)

3.9

相変わらず、3名様でした。

結論から言えば最高。深夜ノリのわちゃわちゃを、無駄にスケールを広げることも無く、大画面で堪能出来る贅沢。スクリーン向きかどうかはともかく、3名様好きなら絶対楽しめる雰囲気
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いやー、良かったな〜

はじめ、現代から始まった時、ちょっと突飛すぎてついていけない感じがあったけど、最後に全部回収されて非常にすっきりする展開だった。
社会問題への訴えも感じるけど、コメディとのバラ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

一言で片付けることのできない映画だったな…
主人公の、いろんな感情の葛藤が見て取れて観ている側もぐしゃぐしゃと引き込まれていく。Aが生まれるきっかけというか、なんでこうなってしまったのかがわかるとなお
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

幕末に詳しくなく、なんとか戦の名称についていける程度の知識で鑑賞。当然時代背景を知っているほうが楽しめるのかもしれないけれど、知らなくても十分楽しめるつくりになっている。
というのも、語り手の土方はじ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

階層構造がすごく見事に映像として表現されていて、絵としての美しさと、話の面白さが共存し調和する、稀有な作品。
めちゃくちゃ好き。また見返そうかな。
階段が引きで映るところと、トイレに腰掛けてるシーンが
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これは登場人物みんなの気持ちが分かってしまって苦しくなるやつだな〜〜

まず、どの立場でも見ることのできるくらい、それぞれのキャラが彫り込まれてる印象。だから観ててひたすら辛い。なんだけど、強いて言う
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ノヴェラ ピカレスカ(2017年製作の映画)

3.6

悪い子になりたい、温かい話。

3人が3人とも、いい子でいるには苦しいながらも、悪い子にはなれないもどかしさを抱いているのが切に伝わってきて、とても日本的なヒューマンドラマだなと。
カナエさんがキムく
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

また今年最高の映画を更新してしまった…。
疾走感溢れる、あっという間の1時間半。

まずこれは他の方もおっしゃる通りで、国岡の雰囲気が最高。殺し屋のお仕事を美しく見せたりとかヴィラン化したりではなくて
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

-

爆破シーンめちゃくちゃ笑っちゃった。
爽快さもグロさも増し増し。
そしてやっぱり世界観好き。新作観ます。

キングスマン(2015年製作の映画)

-

だいぶ前だから忘れちゃってる感も強いけど、眼福ぶっ飛び映画って印象。
この頃からたぶん殺し屋には弱い。

日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち(2015年製作の映画)

-

これ死ぬほど難しかったやつ。
もう1回観たら理解できるだろうか、、、
目のシーンが印象的すぎた。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.8

これ使ってみたいわ〜〜
会話ミスったな〜って時に頭に出てきそうな作品。

オチも完璧だった。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

ドラマのほっこり穏やかな日常はそのままに、ケンジの家族や美和子さんのエピソードなど、映画ならではの深掘りもあって退屈しなかった。邦画のドラマの映画化のよくあるスケールダウンや逆に盛り込みすぎた世界観崩>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

なんか、何が真実か、どこまでが真のベンヤミンのストーリーなのかわからなくてもやもや。

最後のくだり嘘くせ〜と思ってたけどじゃあなんで捜査官は逃がすの?とか、対立構造にあったアイツの正体引っ張った割に
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