mikanさんの映画レビュー・感想・評価

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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.5

SFとは名ばかりの風刺作品でかなり好きな作品だった。世の中はお金がすべて。目先の富にすがりたくなる気持ちもわかる。妬む気持ちもわかる。だけど人としての誇りや感情まで失ってまでは生きたくないな。

(1954年製作の映画)

3.5

何の取り柄もない女性が旅芸人に買われ様々な人たちと出会う。フェデリコ・フェリーニの代表作。

何を選択しても変わることはないと諦めの人生を送るジェルソミーナ。悪人もそれなりに悩みを抱えているし、楽観主
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晩春(1949年製作の映画)

4.5

父親の笑顔の裏に隠された娘を想う姿が美しい。
親が築いた幸せは心地良いけれどいつかは無くなってしまう。幸せは自分で築き上げるもの。

ホームワーク(1989年製作の映画)

4.0

子供達の顔が忘れられない。
罰は知っているが褒美を知らない子供達。
ある父親は語る。
日本のような創造力が育まれない教育になってはいけない。
恐怖という圧力でねじ伏せられ育った子供達の今を知りたい

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.5

曖昧な記憶をさまよう主人公に廃墟の虚しさや哀愁のある曲が相まって何ともたまらない。内容を理解するのは難しいけれど、作中で謳われた「映画は必ず虚構で記憶は真偽が曖昧だ」が頭に残る。かなりクセになる。

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.0

戦時中ミルク運びをする男が謎の美女に出会う。波乱万丈な男の一生。

美しい映像と音楽によって残虐なシーンが異質なものと感じる。故意なCGも現実味のない愛を表現しているのであろう。とても不思議な気分にな
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バンデットQ(1981年製作の映画)

3.5

少年が6人の小人たちと財宝求め時空の旅をする。

個性豊かで自由奔放な小人たちと慎重に物事を進めたがる少し大人びた少年が良いバランス。
悪魔は魔法が使えるのになぜか近代思考でチグハグさがなんとも言えな
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.5

声を失った震災孤児が歌うことで人生を切り開いていく物語。

映画館いっぱいに広がるキリエの歌声に圧倒。
名曲とともに浮かぶ印象的な場面の数々。
曲とともに紡がれるそれぞれの過去。
なるようにしかならな
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死霊館(2013年製作の映画)

3.0

怖すぎる
実話ベースが更に怖さを増している

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