mikeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。FBIとの取引で刑務所を早期に仮出所した犯罪者が指示通りポーランドギャングに浸透してゆくが、麻薬密売の際に仲間がNY市警の刑事を殺してしまい、ギャングのボスの指示で>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。原作はかなり昔に読んだのでほぼ記憶にないが、第一章は映画館で観てたし、先日の地上波で再鑑賞したので予習はバッチリ。3時間近い大作でしょっちゅう脅かしにかかって来るが、>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎でIMAX 3D字幕版を鑑賞。ストーリーは結構ラフで大味だけど、最後ラスボスが死ぬ場面はカズオ・イシグロ「わたしを離さないで」の行き場の無さや、伊藤計劃「虐殺器官」の痛覚マスキングを>>続きを読む

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.0

CINECITTAで字幕版を鑑賞。1976年フランス領ジブチで独立派テロリストが引き起こしたスクールバスのハイジャック事件に対し、GIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の前身となる憲兵隊特殊部隊が駆けつけ>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

109シネマズ川崎でIMAX字幕版を鑑賞。一作目でのガンフーが二作目ではカーフーへと進化し、本作ではあれやこれやを使っての格闘が繰り広げられ、もはや大喜利。ニンジャの首領を演じたM.ダカスコスのあやし>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

109シネマズ川崎でIMAX字幕版を鑑賞。ストーリーもアレだけど、ハチャメチャな科学考証にガッカリでしたわ。小惑星帯で遭難した宇宙船を救助する際に月(火星?)の基地と連絡を取るけど、数秒で応答が返って>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。英サンデー・タイムズの特派員として戦場を飛び回る米ジャーナリストのメリー・コルヴィンが2012年にシリアで死亡するまでの約10年間に渡る取材活動を振り返る構成。原作>>続きを読む

フリーソロ(2018年製作の映画)

4.0

CINECITTAで字幕版を鑑賞。ヨセミテ国立公園にそびえ立つ970mの絶壁エル・キャピタンをロープもヘルメットも無しに、クライミングシューズとチョークバッグのみフリーソロで登攀するアレックス・オノル>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

CINECITTAで字幕版を鑑賞。1960年代末、テレビ西部劇シリーズで一時代を築いた俳優リックだが次第に悪役に回ることが多くなり、友人でスタントマンのクリフと共に今後の道を模索していた。そこへヨーロ>>続きを読む

アポロ 11 完全版(2019年製作の映画)

3.5

109シネマズ二子玉川で字幕版を鑑賞。先日50周年を迎えた月初着陸を実現したアポロ11号のドキュメンタリー映画。「ファースト・マン」はアームストロング船長に焦点を当てていたのとは対照的に、発射3時間前>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.0

CINECITTAで字幕版を鑑賞。1951年ゴールドラッシュの最中、オレゴンで悪名を轟かせていたシスターズ兄弟が、ボスの命令でサンフランシスコを目指いしてる金鉱掘りを殺しに行くという展開。原作も読んだ>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎で鑑賞。原案の望月記者の手記も読んだけれど、ドラマ性が無いから原案となったみたいだね。女性記者を演じた韓国女優はやや言葉がぎこちなかったし、メモを取るのも英語で、帰国子女という無駄な>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

CINECITTAで字幕版を鑑賞。トリアー監督作品は初めて。連続殺人犯ジャックがこれまでの犯行を振り返ってゆく展開。無軌道な連続殺人で始まったが、徐々に大胆になるがあまり説明っぽくなく感覚的。最後の地>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。模範市民賞を受賞するほど生真面目なネルズの息子が犯罪組織の争いごとに巻き込まれ亡くなる。ネルズは一人、また一人と組織の配下を殺してゆくと、組織側は敵対する組織の仕業>>続きを読む

武蔵-むさし-(2019年製作の映画)

3.0

TOHOシネマズ川崎で鑑賞。これまでにない新たな解釈もあったが、ある程度人物の相関図を頭に入れてから観ないと分からない点が多かった。夜の立会いでの剣と剣がぶつかる火花の演出は良かったけど、血しぶきが少>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎で鑑賞。原作は未読だが、かなり設定を変更していた模様。日本の南端の島が某国の武装勢力に占領され、その国の空母艦隊が迫ってくるところに、付近で訓練中だった空母いぶきを中心とした艦隊群が>>続きを読む

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

4.0

CINECITTAで字幕版を鑑賞。白い影がびっしり写ったレントゲン写真を見せられ病院を飛び出した中年犯罪者のロイが、その日ボスの命令で脅しに向かった先に暗殺者が待ち構えていて、ボスに切り捨てられたこと>>続きを読む

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。キーロフ・バレエ団のルドルフ・ヌレエフがパリ公演終了後に亡命をするまでの姿を追う。時は冷戦時代、団員は西側のダンサーなどとはあまり接触しないよう指示がある中、エキセ>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。母親に遺棄され、10代の頃からのアル中男が事故で胸から下が不随となるが、断酒会に入り立ち直り風刺漫画家となるまでを淡々と描いて行く。アメリカ映画によく登場する断酒会で>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。原作は図書館に予約は入れてあるけど未読。ロシアのコラ半島沖でロシアとアメリカ双方の潜水艦が沈没してしまい、ペンタゴンは乗組員救出のため救助艇を載せた攻撃型原潜アーカ>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.5

ヒューマントラストシネマ渋谷で字幕版を鑑賞。創立250年を迎えようとする田舎町の教会の牧師トラーが環境保護活動家と知り合うが、その男は身重の妻を残し自殺してしまう、という前半。この二人の対話がユダヤ教>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。ブッシュJr.大統領の下で副大統領を務めたD.チェイニー氏の半生を振り返るストーリー。一番の悪行は報道機関に両論併記をしなくても良いという方針を示したことじゃないか>>続きを読む

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.5

Amazonビデオで字幕版を鑑賞。スワガー父子シリーズは何冊か読んでいるが、この原作は未読。スナイパー物として各所で丁寧な説明や、エチオピアでの戦闘時に対人と対物のライフルの使い分けなど、納得させらる>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で行なわれていたサマーキャンプをテロリストが襲撃し、69名を殺害する事件を72分間にわたってワンカットで撮影した作品。エンド>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。原作は多分未邦訳だけど、以前読んだ「ウルフ・ホール」でこの二人の女王の幼少期なども描かれていたので雰囲気は伝わったかな。そう言えば堀北真希主演の舞台「9days Q>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。家庭を顧みず農場経営に邁進した男が老境に入るが、農場と家を差し押さえられ住む家もなくなる。ふと知り合った男から麻薬の運び屋の仕事を紹介され、しだいに巨額の報酬を得てゆ>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ日比谷で字幕版を鑑賞。全世界の文明が滅んだ60分戦争から300年後、生き残った人々は地下から使えそうなエンジンを発掘し、異動する都市を作り他の都市を略奪し暮らしていた。原作も読んだけど>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。黒人天才ピアニストの南部へのツアー運転手として雇われたガサツなイタリア系、二人のロードムービー。先日発表されたアカデミー賞で作品賞を受賞したが、一昨年あたり黒人俳優>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。緊急通報を受けるオペレーターをしているアスガーが受けた電話、女性が誘拐されていると訴えているが切れてしまう。女性の元夫は傷害で服役した過去があり、少女と赤ちゃんを保護>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.5

3D Blu-ray字幕版で再鑑賞。他の3D Blu-ray Discよりスイートスポットが狭いようで、ディスプレイに60cmぐらいまで近づかないと適切な3D感が得られず苦労した。でもハマると自然な映>>続きを読む

フロントランナー(2018年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。1988年の大統領予備選に出馬したハート上院議員は民主党の最有力候補と見なされていたが、スキャンダルが発覚する。上院議員はあくまで過去の実績や大統領候補としてのヴィ>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎でIMAX字幕版を鑑賞。原作の伝記も読んだが、違和感を感じたのが、伝記ではオルドリンとの第一歩争いに結構ページ数を割いていたのに対し映画ではほとんど触れられていなかったことと、亡くな>>続きを読む

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.5

109シネマズ川崎で字幕版を鑑賞。「奇蹟がくれた数式」が面白かったので、同様にインドから英国へ渡った物語を観てみた。女王役のジュディ・デンチの演技が良かったね。アブドゥルに出会う前の気だるげな立ち振る>>続きを読む

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。ローラン・ビネの原作も読んだが、ポスターにも書かれている「なぜヒトラーでもヒムラーでもなく彼だったのか」がはっきりと描かれていなかったのが残念。ハイドリヒのチェコ運>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズ川崎で字幕版を鑑賞。「アンブレイカブル」を昨日予習しておいて良かった(「スプリット」も公開時に鑑賞済み)。最初は何か雑な感じが多くガッカリしていたが、クライマックスに向かって走り出すと>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

「ミスター・ガラス」の予習のためAmazonビデオで字幕版を鑑賞。アメコミを外側から描いた視点というのが新鮮で、シャマランらしいなと思った。「スプリット」の主人公とどう絡むのかが期待させられるが、意外>>続きを読む