完璧すぎるキャスティングや画面構成はデフォ。さらにプロットの見せ方は、最初から最後まで、「コレ原作読んでなかったらどうなってたんだろ?」とふるえっぱなしでした。おそらくラストのスーザンのように虚無の迷>>続きを読む
男性の視線、視線の暴力にさらされ続けた女性が、自由を獲得する瞬間の爽快感・多幸感は鮮烈すぎる
パク・チャヌクとキャッキャ言いながら飲み明かしたい
言葉をうしなう。"That's not true." "I can't beat it."といったシンプルでしずかな、訳しきれない味わい深さのあることばたち。思い出す度に深い余韻が押し寄せてくる。>>続きを読む
ほんとうに日々の淡いをすくいとるのが上手い監督だなぁと。
ふつうに生活していれば「単調」でうんざりしかねない労働者の生活が、こんなにもフレッシュで輝いてみえるとは。
市井の詩作者との思いもよらない交流>>続きを読む
2 PACの楽曲と人生だけで、そりゃあもう「映画」になってしまうわけですが。
やっぱり映画として魅せるなら、テーマやクライマックスに焦点を絞らないと…と思いました。どのエピソードも惜しくて切れなかった>>続きを読む
号泣する気満々でタオル持参したものの、レイチェル・ワイズに代わってアリシア・ヴィキャンデルに小一時間説教したいきもちに…
シャマラン・シネマティック・ユニバース!ずっとマカヴォイだけど観てられるのすごい!
ひとの傷が結果的に護符になる、というところにぐっときた。
なんてロマンティックな映画なんだ!
アップの多用とキャストの顔力により、否が応でも増す親密さ。描写はしずかだけど、根底に流れる熱さ/エモーショナルさよ。
孤独を感じているひとの寄る辺となり、月明かりの>>続きを読む
『サウダーヂ』と地続き!たっぷりと長尺を使って、どっぷりと観客を空気感に沈めていく。空族印の生々しい描写は健在ながら、舞台が日本からタイに移ったことで、その空気感はガラッと変わった。「ここではないどこ>>続きを読む
ひとりで夢を叶えた後、ふたりで同じ夢をみることはまぼろしだとわかっているからこその甘美さよ。ラストの2人のハッピーサッドな笑顔の余韻が、すべてだなあと思います。すばらしかった!
叶わない夢、すれちが>>続きを読む
理想と現実のギャップ、うまくいかないもどかしさ、自己嫌悪・自己憐憫・承認欲求と戦う思春期からの、さわやかですこやかな成長!強烈な母との折り合いや親友との仲たがい、という展開もあいまって、大・大・大好き>>続きを読む
終劇後にじんわり「良かったなぁ……」とあたたかい余韻が広がる映画でした。親しい個人を撮ったホームビデオのようで、フェミニズムの包括になっていて、「モラトリアム」「夏休みの終わり」を写していながら、クロ>>続きを読む
大・大・大好きです!自分が映画監督だったらこういう映画撮りたいなと思う。
めちゃくちゃ楽しかった〜!
ヒーローアクションとしても、青年の成長譚としても、青春映画としても、ストレートでさわやかでまっとう!トム・ホランドが最高の息子像で、見守りたい欲ガン上げ!なところに、トム・>>続きを読む