スコアを付けるタイプの作品ではないと思うけれど、私はドラムが大好きだし、ここでの評価もそこまで高くないので、あえてスコアを付けることにしました。
ドラム愛に溢れたドキュメンタリー作品。
私の知ってい>>続きを読む
よくみんな踊らずに座っていられるよね。もちろん私も含めて。
思っていたよりパーカッションがカッコいい!デイヴィッド・バーンは溢れるリズムを漏らすことなく浴び続け、全身で体現する。
そして、原始的であ>>続きを読む
『神の道化師』という枕詞がぴったりな作品だった。
フランチェスコと11人+1人の修道士たちは、清貧を貫き、教えを説くことにすべてを捧げている。裸足に粗末な僧衣をまとう彼らは、決して「苦行」を行ってい>>続きを読む
場末の昭和感満載だけど、今現在のお話
場末の昭和感満載だけど、フランス映画を彷彿とさせるポップ感に溢れている
アンサは何となくミシェル・ウィリアムズぽくて、ホラッパは何となくライアン・ゴズリングぽい>>続きを読む
前の回で観た「タブロイド紙が映したドリアン・グレイ」では、不覚にも寝てしまったので、気持ちを入れ直して鑑賞!
なのに、また寝てしまった、、、
アル中の女性を演じているタベア・ブルーメンシャインが陶器>>続きを読む
前衛的でおもしろかった。おもしろかったけど前衛的過ぎて(?)ちょっと寝てしまった。
タイトルの通りメディアに対する痛烈な風刺を、芸術的に演劇的に寓話的に表現している作品だ。個人的には、擬人化の表現が>>続きを読む
マリアがひたすらかっこよかった。
冒頭の爆撃下の戸籍登記所での結婚式で、命を懸けてまで婚姻届にサインをしていたことが象徴するように、マリアは「結婚」という形式にひたすら忠実であった。
美貌と才能を>>続きを読む
初フドイナザーロフ作品
ポスターの雰囲気からクストリッツァ作品を連想したけれど、本編は、おおらかで広大なクストリッツァっていう感じだった。
でも、フドイナザーロフの個性は唯一無二だ。バカバカしくて無>>続きを読む
「カウリスマキ作品っぽい」って思ってたら、ファスビンダー監督の方が先だった。
カウリスマキ監督が1957年生まれ、ファスビンダー監督は1945年生まれ。
そもそも題名からして、すごく文学的というか、>>続きを読む
グレース、、何か見たことあるな、あるな、誰だっけ???って思ってたら、ペギーじゃん!
その上、パリスも見たことあるけど誰?誰?とうずうずしていたら、マンティス!
お話は一進一退で、ストーリーのおもし>>続きを読む
観る前と観た後でジャケ写のワンダの印象がガラリと変わったけれど、すごく好みの作品だった。
1970年と言えば、いわゆるウーマンリブ運動の真っ只中の時代だが、この作品にはそんな気配を全く感じない。ワン>>続きを読む
13世紀半ばのボヘミア王国を舞台とする叙事詩
誰が喋っている声なのか、はたまたナレーション?なのか、、映像と音声がシンクロしていなくて、なかなかわかりづらかった。なので、途中まで観た段階で登場人物を>>続きを読む
過去作はたぶん観ているけれど、ストーリーはほとんど覚えていない。
本作はディープな部分は考えず、素直にエンタテインメントとして楽しめた。そのせいか、一方でいろいろと腑に落ちないこともあった。
特に、>>続きを読む
「いよいよDCもマルチバースかー」
「いや、もはやマルチバースはどの世界でもデフォルトになったんだ!」
「いや、どの世界でもマルチバースがデフォルトだってことに、ようやく世界が気づいたんだ!」
思考>>続きを読む
すっかり季節は初夏ですが、クリスマスのちょっと浮かれた非日常感を味わうことができた。
各キャラクターの個性がしっかり出ていて、特にネビュラからロケットへのプレゼントがキュンとした。
いろいろな確認のために再鑑賞
正直、最初に観た時は「笑いのツボ」があまりハマらなかった。けれど、何回か観たり②③とシリーズが進むにつれて、自然と彼ら寄り添うような気持ちになっていったから不思議だ。>>続きを読む
ロケットがいつも「アライグマじゃない!」って言っていたのは、そういうことだったのか、、
ガーディアンズはいつだって、家族の物語であり、それぞれのルーツを探し求める物語だ。
グダグダの笑いのテンポは相>>続きを読む
文学を愛し詩人としての成功を夢見る青年リュシアン(バンジャマン・ヴォワザン)が、パリの厳しく冷酷な現実に翻弄され、自分を見失っていく様が、アナキンの闇落ちのようだった。
ナレーションの説明が多かった>>続きを読む
最初に観た時は「え?」「何?」「誰?」「どこ?」の連続で、ほとんどポカーン状態だった。最後の方で何となく繋がりが見えてきたけれど、やっぱり全貌はボヤけたまま。それでも、シュールな映像と耳に残る音楽と畳>>続きを読む
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」に行った関連で鑑賞
何回か観てその度に途中で寝ちゃっていたから、つまらないのを覚悟で観たら、全然つまらなくなかった。ゆるーいし、ドキドキするような展開もないけれど>>続きを読む
本作のポスターが、ボビーがデザインしたプライマル・スクリームのライブフライヤーのデザインになっている関連で鑑賞。
また、マルコム・マクダウェルの映画デビュー作品である。本作のマルコム・マクダウェルに>>続きを読む
「パリタクシー」でマドレーヌを演じたリーヌ・ルノーが出演している作品
スピーディーに次々とお話が進んでいく。早いけれど難解ではなくわかりやすい。そして面白い。
マミー(リーヌ・ルノー)の義理の娘エ>>続きを読む
時間とは「長さ」ではなくて「質量」だと、つくづく感じた。
「昨日素敵な兵隊さんとダンスをしたと思ったら、翌日には老人ホームへ行くの」。マドレーヌの言葉は、普段わたしたちも感じている年月の流れる早さを>>続きを読む
「死刑執行人もまた死す」(HANGNEN ALSO DIE !)という題名は深い。
舞台はチェコのプラハ。 「死刑執行人」と恐れられた副総督ラインハルト・ハイドリヒが暗殺される。ゲシュタポは暗殺犯を>>続きを読む
映像と字幕がズレていて、ちょっと(だいぶ)気持ち悪かった。
お目当てのピエール・エテックスの出演は少しだけだったけれど、道化師たちの喜怒哀楽ふんだんのドタバタを存分に見ることができた。もともとドタバ>>続きを読む
こういう作風はとても好き
ある日突然記憶を失ってしまうという現象が蔓延するというSFっぽい設定でありながら、近未来的な感じはまったくなく、ごく普通のありふれた世界という感じだ。
治療と人生再生プロ>>続きを読む
「マッシブ・タレント」からの関連鑑賞
セットが全て、時空が歪んだような絵画的で、演劇のようでもあり絵本のようでもある。映像の技術についてはよくわからないけれど、黒いモヤのようなものに映像が囲まれてい>>続きを読む
ピエール・エテックスが、何となくジュード・ロウぽくてかっこいい。
エテックス自身が幼い頃から愛着を持っていたサーカスの世界を描いた作品。
『大きな城に暮らす億万長者(エテックス)は世界恐慌で破産し>>続きを読む
『ブルジョアの家の息子でありなが
ら、天文学にうつつを抜かし無職で引きこもりの主人公(エテックス)が、両親からの説得に一念発起し、街にガールハントに繰り出すというお話 』
もちろんお話は一筋縄では>>続きを読む
「不眠症」「シネマトグラフ」「健康でさえあれば」「もう森へなんか行かない」の四編からなるオムニバス作品。
「不眠症」では眠れずに読んでいる本の内容と現実がリンクして、「シネマトグラフ」では現実が映像>>続きを読む
自分を振った女性に、対抗意識満々で別れの手紙を書くお話。
ただ手紙を書きたいだけなのに、お約束的なドタバタが連続して、なかなか目的を果たせない。いや、今でこそ「お約束」だけれど、60年前には「お約束>>続きを読む
短編作品。
ハリーポッターのテントを思い出す。
もしくは四次元ポケット?
電気コードのソケットと排水口が同じということに、気持ちが感電しそうになった。その上、電気コードを加熱しちゃうなんて背筋が凍>>続きを読む
50年以上前の作品であり、その上オリジナルフィルムはかなり劣化していたということなのに、映像も色も音声もすごく綺麗でリアルだった。もちろんデジタル的な綺麗さではないけれど。
修復技術ってすごいなー。>>続きを読む
短編作品
小気味よくてとってもおもしろかった。
『結婚記念日に妻との家での食事に間に合うように、プレゼントや花やワインを買いながら家路を急ぐ夫(ピエール・エテックス)が、さまざまなちょっとしたハプ>>続きを読む
ストーリーは特別奇想天外ではないし、大きな仕掛けもないけれど、ニコラス・ケイジの魅力が全開の愛すべき作品だ。そして、ハビを演じるペドロ・パスカルの愛らしい魅力と相まって、バカバカしさも陳腐さも新鮮な風>>続きを読む
【再鑑賞】
7年前、本当に私は観たのだろうか、と疑問に思うくらい新鮮に感じた。
そして、私の記憶とことごとく違った印象だったので、もしかしたら7年前は違う作品を観ていたのかもしれない、と思うほどだった>>続きを読む