2023/10/19
BSにて
評点4.0→4.6
前に書いたレビューと特に感想は変わらないかな...アクションのテンポはいいけれどストーリーはもたつく。悪役も前作のハビエル・バルデムのようなインパ>>続きを読む
2023/10/19
配信にて
評点4.8→5.0
ストーリーもアクションもドラマ性も神がかってる。Mとボンドの信頼関係を見ているとハビエル・バルデム演じるシルヴァの思いもどこか理解できてしまう気が>>続きを読む
抱腹絶倒の大傑作。ロックあるあるのパロディたちは最高に笑える。元ネタが露骨なのもいい。マネージャーやメンバーとのいざこざとか、ステージセットのハプニングとかは笑えるしリアル。それと同時に、落ち目のロッ>>続きを読む
ウィングス以来10年ぶりのワールドツアー。これまで「元ビートルズ」の影から逃れてた節のあるポールが、むしろそれをアドバンテージに、「俺の原点はビートルズだ!」と言わんばかりの往年の名曲連発。新しいツア>>続きを読む
2022.12.30
映画館にて
評点変更なし
ついに7.1ch狂気の轟音祭り。二本立てで先に観た『死霊のはらわた』とは違い、スローバーナーながら後半怒涛の展開はまさに狂気の沙汰。生き延びる為に、チ>>続きを読む
最早どっちが野蛮かなんて野暮なレベルの「文明人」たち。でも売れるドキュメンタリーを撮りたいがためという「演出されたリアルによる凶行」テーマは、「バズりたいがために度を越える」という現代の感覚と通ずるの>>続きを読む
ここにいて、目の前の孤独を埋めるために。破滅がわかっていながらもそこにすがらずにはいられない人たちの、ベクトルの交わらない三角関係。例え刹那的でも、これでいいのかもしれない。太陽の下煌めくミムジー・フ>>続きを読む
この映画で「許されざる者」とは。誰もが悪人であり善人でもある。それぞれ人生の道のりで出会いがあり、節目節目で変化が訪れる。自分と対峙する時、どの道を選ぶのか。愛と出逢ったとき、友と再開したとき、何を自>>続きを読む
今年一番ショッキングだった。スリラー映画としてもよくできてるけど、「現実」を観に行ってほしい。あまりにも生々しくて、観賞後身体の震えがしばらく止まらなかった。すごい映画だ。
徹頭徹尾シャマラン映画。謎めいた要素とホラーチックな描写、不安や恐怖の中での愛と絆。私の好きなシャマランは、ちゃんとここにもいた。
こういうのには滅法弱い。切ないSFロマンス。私の「好き」のツボを押さえまくりだった。
レベッカ・ファーガソンの生歌は素敵。オペラはさすがに吹き替えでも、ジャズはしっかり歌えるんだね...すごいわ。
ジェームズ・ワン、すげえものを作ったな...怖いより楽しいエンタメホラー。監督の好きそうなジャンル映画含めあらゆる要素ぶっ込んでミックスジュースにしたような、とにかくハイテンション、ハイスピードで押し>>続きを読む
エリザ・ヒットマンはカメラワークとちょっとした仕草を切り取るのが上手い。台詞に頼らないからこそ主人公の視点にすっと入っていけるのは、『17歳の瞳に映る世界』で昇華するって感じだね。距離感、視線、肌触り>>続きを読む
「意味を成すのを止めろ」とは言ってるが、「意味がない」とは言ってない。徹底的にミニマルな舞台演出とパフォーマンス、無駄を廃した編集。単なるライブ・フッテージともライブ・ドキュメンタリーとも違う、強烈な>>続きを読む
2023/10/5
BSにて
評点変更なし
前も書いてたけど本当にアクションが見づらい...カット割りすぎ&カメラ揺れすぎで何が起こってるのかわからない。改めてシリーズを追って観てきて、前のレビュー>>続きを読む
「時が全てを破壊する」。つまり、どうやっても起きたことは元に戻せない。時系列を逆にすることでその非情さが叩きつけられる。一つ一つの選択がストーリーとしてのラストに繋がるのを、螺旋階段を昇るように撮った>>続きを読む
2023/9/28再鑑賞
BSにて
評点4.6→5.0
やっぱりクレイグ・ボンドの魅力はは人間臭さだなぁ。これまで無骨だったり、色気ムンムンだったり、クールだったりとそれぞれの俳優で違う魅力のあったジ>>続きを読む
いやぁ最高。ラテンのグルーヴが最高にアツい。ド迫力のダンスシーンも見事。「小さな夢」が人を幸せにしていくんだ。だから夢は大きく、でも今ここにある幸せを全力で味わって。畳み掛けるスタイルのラップは好みな>>続きを読む
リアルタイムで7年ぶりに観た人には、「お帰りなさいー!!」っていう感じがあったと思うけど、普通に続けて観たので、「お帰りー」くらい。とはいえ時間を開けたことでジグソウのストーリーながら新鮮な風を入れる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とにかく刺さった。強烈に刺さった。自分が男性でいるのが怖くなった。
でも「じゃあ、女性にとって最悪の悪夢は?」。男性のそれはせいぜい手枷をかけられて過去の醜態をさらされるくらい。過去は都合よく忘れられ>>続きを読む
Welcome to ザ・ホフマン・ショー!
そして頑張ったで賞...まとめるの大変だっただろうにお疲れ様...
って感じで、ゲームにもホフマン捜査にも緊迫感を感じられず、常に傍観者気分だった。あ>>続きを読む
ゲームにおけるジグソウ哲学、つまり「生きる意志」という点は原点回帰して、主人公のおかれた状況の切実さが(それなりに)戻ってきた。シリーズファンに好意的に受け入れられたのはここだろう。私も久々にゲームの>>続きを読む
シュールさと怪しげな雰囲気に引き込まれる。後半畳み掛けるように予想を裏切っていくのには引き込まれた。良作。
80分切りのタイトな作品ながら、ホラーとコメディのバランス、緩急のつけ方、社会性への切り込み方が上手くて舌を巻いた。最近カナダのホラーがアツくていい。
ベッキーが意外と無敵じゃないのがいい。頭は確かにいいけれどボロが出たりして、脱獄犯との対決をリアルにしてる。犯人たちもそれぞれ人間性が違って面白い。最強少女の逆襲というより、自責の念が駆り立てられた狂>>続きを読む
ここまで来るともう「ソウ」シリーズのフォーマットに沿ってれば楽しめちゃうんだよね。ただ肝心のゲームがおざなりで、エピソード0と後継者探しと行ったり来たり。あまりこれまでの謎も解明されず、次作への駒みた>>続きを読む
記憶してたより面白かった。テンポのよさが鍵。スタイルとしては既にマンネリしてるので、どう見せるか、どう落とすかを心得てる。前鑑賞した時は脚本からリー・ワネルが離脱したというだけで先入観があったのかな。
伝説のジャズシンガー、ビリー・ホリデイの生涯はそれなりに知られているかもしれないけど、ここまで生々しく迫ったドキュメンタリーは初めてだろう。これもまた権力者によって消された歴史の一部。「黒人女性」とい>>続きを読む
ミカエルの感情表現が言葉に頼らずとも丁寧で、彼の葛藤や孤独感がひしひしと伝わってくる。切なさとちょっとした爽やかさ。セリーヌ・シアマの視線は暖かい。
初っぱなからハイテンション、息つく隙もない怒涛のアクションとスプラッター、ニヤリと笑わせるネタ、ゲームやらカラオケやらヤクザものやら詰め込みまくり、地味に泣かせるシーンもあったり。そしてどんどんテンシ>>続きを読む
主人公が徹底的に追い詰められるかなりのダウナー系。サイケデリックな映像が畳み掛ける後半は観るもの正気も試されるようだ。
更新2021.11.6
評点3.8→3.2
切な系青春ホラー。私の好きな類い。じわじわくる感じがいい。ラストはずるい。涙出る。
私の最も好きなロメロ作品。少年が渇望するのは血なのか、性への目覚めなのか、或いは愛なのか。マーティンを取り巻く環境が彼の孤独を増し、渇望をさらに増す呪いのスパイラル。あまりにも切なくて残酷、そしてこの>>続きを読む
確かにエンジョイはできない。ただ歴とした教育映画としてちゃんと機能している。「遊園地での体験」という劇画性を通して、「現実を直視しろ」というロメロの強いメッセージが圧倒的リアリティと共に描かれる。この>>続きを読む
上手い出来とは言えないかもしれないけど、集団パニックでの混乱で統制が利かなくなる様子の緊張感とリアリズムは凄い。時勢的にも真に迫るものがある。
美しすぎて、切なすぎて、純粋すぎて、上映後からもぬけの殻みたいになってる。
これまでのオゾン作品がここに通ずるような気がする。長年夢見ていた作品の映画化までに撮ってきた毒気の強いラブ・ミステリーや複>>続きを読む