kashiyanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の持つ独特の映像センスに溢れている。

伝記映画であり、バイオレンス映画であり、主人公の行動の意味不明さはコメディだし、いつどこで襲ってくるか分からない暴力描写はホ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難解だ。難解だ。と言われていますが、難解だと思い込んでるだけで、本当は結構シンプルな話なのかも知れない。

あまり構え過ぎないで、気軽に観た方が楽しめるかも?

ブログもよろしくお願いします。
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

これ、面白いヤツ!

未解決の誘拐事件と似た事件が再発。
担当刑事の妻は浮気をしており、そんな母を嫌う息子。
次々と自宅で起こる怪現象。

これからどんなホラーな展開が待ってるんだ?と思って観ていると
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ダイエル・クレイグ=ボンドの綺麗な幕引き。

最終兵器ウイルスの仕組みに、おじさんはちょっと混乱させられましたが、アクション満載の内容に大満足。

アナ・デ・アルマス演じるCIAエージェントがキュート
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

テンポも良くて面白い。

事件関係者の名前が次から次へと出て来て、途中混乱しかけたけど何とかついて行けた。

グリコ・森永事件も、三億円事件も、こんな風に解決出来たら気持ち良いだろうなぁ。

別々に事
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運命のボタン(2009年製作の映画)

3.5

皆さんの評価が低いのは、前半の『世にも奇妙な〜』風のお話からの急展開で、物語の推進力が失われている様に感じられるからではなかろうか?

個人的には、ラストに掛けてもう一度持ち直してるように思いますが。
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スペル(2020年製作の映画)

3.5

『ミザリー』的な導入からの『ゲット・アウト』的展開と、度々既視感に襲われるが、サクッと観られて面白い。

ホラー映画と言っても恐いシーンは殆どなく、サスペンス的ハラハラと「痛い」シーンの連続。

タイ
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.5

前半は、リサとリップナーの心理戦と駆け引きメインの密室サスペンスな展開でウェス・クレイヴンっぽくないが、クライマックスでの二人の対決ではウェス・クレイヴン節が炸裂していた。

キリアン・マーフィーって
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明日の食卓(2021年製作の映画)

4.0

どの母親が「ユウ君」を手にかけるのか?みたいな煽り方の予告のナレーションは好きじゃないけど、映画が始まってしまえばそんな事は気にならないぐらいドラマに引き込まれる。

悩める母親の物語だと思って観てい
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THE CLASH ザ・クラッシュ(2007年製作の映画)

3.5

『クラッシュ』と言っても、デヴィッド・クローネンバーグ監督の妙な性癖の人の映画でもないし、アカデミー賞を獲得したポール・ハギス監督作でもない。
本作は、原題の”STUCK"が示す通り、ある所にハマって
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーランは、本当に時間を操るなが上手いと思います。

本作での、三つの時間軸を並行して描きながらクライマックスに向かって行く様は、まさに圧巻。

二人の主人公の騙し合い、足の引っ張り合
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オーディション(2000年製作の映画)

3.5

これが噂の「キリキリキリ」かっ!!

恐いと言うよりは、見ていて痛い映画。

三池監督は、人が「生理的に嫌」と言う感じを出すのが非常に上手いと思う。

大杉漣とか、光石研とか、津田寛治とか、今見るとオ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

色々と考えさせられる、身につまされる、誰も悪くないような、皆ちょっとずつ悪い様な・・・。

非常に上手い作りの映画だと思いました。

詳しくは、ブログを読んでいただけると嬉しいです。
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

北川景子、カッコいい!

ドクター・デス、コワっ。

綾野剛、体力無さ過ぎ。

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

生きる為に食べるのか?

食べる為に生きるのか?

美味しい食事が人を幸せにしてくれる事は間違いない。

ザ・サバーバンズ(1999年製作の映画)

4.0

いつまで待ってもディスク化されない、テレビで放送してくれない、配信もされない。

仕方がないので、中古ビデオ・コレクションの中から掘り返し、10数年ぶりにビデオデッキを繋いで再鑑賞。

やっぱり最後に
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

トーキー映画登場以来、音響は映画の一部となった。

いや、サイレント映画の時もオーケストラが演奏していた事を思えば、トーキー以前からか。

本作では、映画音響の歴史、音集め、音作りの苦労を知ることが出
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.5

VHS、レンタルビデオの登場は映画業界を脅かすかと思われたが、むしろ幅が広がり相乗効果で業界全体を盛り上げたように思う。

ストリーミングの台頭、更には「同時配信」なんてものもあり、映画の在り方が変わ
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

普通に暮らしている人達に降りかかる不条理な現実。

いつ、誰に、何が起きても不思議ではない。

「それでも人は、生きていく。」

途中、ドキュメンタリーを観ているような感覚になった。

ラストの黄色い
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.5

豪華キャスト、スタッフが本気で作った「ハードボイルド」ごっこ。
楽しんで作っているのが伝わってくる。

石橋さん、岸部さん、大楠さん、桃井さん、主演4人(あえて)の存在感が凄い。
チョイ役でもインパク
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私は告白する(1953年製作の映画)

4.0

ヒッチコックお得意の「巻き込まれ方」サスペンスではあるが、静かな展開でちょっと異色。

神父である主人公は、教会で殺人犯から罪を告白されるが戒律によって告解の内容を秘密にしなければならない。
やがて神
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.5

「実はこういう事でしょ。」「ほら、やっぱり。」と思わせておいて、更にその上を行く展開。

警察署内を移動するシーンでの長回しや、クライマックスでの立体的カメラ・ワークなど、演出面での見所も多いが、やは
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カウントダウン(2019年製作の映画)

3.5

『ファイナル・デスティネーション』とタイムリミット・サスペンスの融合。

みんな自分の寿命知りたいでしょ、でも利用規約なんてちゃんと読まないでしょ、ってところを逆手に取った設定が面白い。

ファンキー
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

オークワフィナ出演作にハズレなし。
決して好みのお顔ではないんですが、気になって気になってしょうがない。

余命宣告を本人に告げるのか告げないのか。
重いテーマを扱いながらも、軽いタッチで描いているの
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

4.0

夫が、見ず知らずの女性から「ある人形」を預かってしまったばっかりに、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまう盲目に女性のサスペンス。

人形の在処を聞き出す為に、入れ替わり立ち替わりヘップバーンの家を
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ウィッチサマー(2019年製作の映画)

3.5

魔女ホラーに、『裏窓』『ディスタービア』の様な隣人サスペンスをミックスし、さらに青春ドラマ風味に味付けた逸品。

細かい伏線の貼り方が絶妙で、終盤の展開もヒリヒリする。

塩の効果は万国共通?

エン
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ハウンター(2013年製作の映画)

3.5

タイムリープ物かと思わせておいての、オカルト・ミステリー。

発想の転換というか、意外な設定に驚き。

あまり多くを知らずに観た方が楽しめると思う。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

凪沙役の草彅剛くんの演技と、一果役の服部樹咲さんの存在感に圧倒。
色々と考えされられ、そして観て良かったと思える映画。

ブログも読んで頂けたら嬉しいです
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

無かった事にするのは惜しい、しっかりとシリーズの流れを汲んだ秀作だと思います。
コメディー要素もホラー要素もガッツリ楽しめる。
新作よりも、本作の続編の方が観たい。

良かったら、ブログも読んで下さい
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ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎(1985年製作の映画)

4.0

昔から本当に大好きな作品。
ミステリーというよりはファンタジーな「シャーロック・ホームズ」ではありますが、原作ファンへの目配せも忘れない、自称シャーロキアンの私も納得の一本。

私の熱い思いはブログで
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デッドフォール(1989年製作の映画)

4.0

いかにも映画的な「無茶な展開」と「派手な演出」を楽しむアクション映画。
スタローンとカート・ラッセルが共演してるだけで、もう最高!

詳しくは、ブログを読んで下さい。
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

美しい風景に、美しい双子の少年。
これはホラーなのか?と思って観てると、徐々にゾワゾワする展開になってくる。

展開が読めるってご意見も良く分かるんですが、そうだとしても後半の展開は「怖い」。

説明
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

先ず、”スリラー”にカテゴライズされていることがミス・リードになっちゃってるんじゃないでしょうか。
個人的には”ヒューマン・ドラマ”な気がします。

次に、これは私の英語力の問題なのですが、”Swal
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野球少女(2019年製作の映画)

3.5

努力と根性だけでは如何ともし難い題材がテーマなだけに、淡々とした静かな語り口が内容とマッチしていると思いました。

同じ様な問題は、野球界、スポーツ界に限らず、色々なところにあるのではないでしょうか。
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

4.0

予想外の展開も、予想通りの展開もあるけれど、最後のアレはやられた。

『カメ止め』もそうだけど、上田監督の作品は映画への愛に溢れてる。

お金を掛けなくても、有名俳優が出てなくても面白い映画は作れる。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

「しょうがない」事なんかない。

勝負は最後までわからない。

諦めたらそこで試合終了です。

でも、人生に勝ち負けなんてない。

よろしければブログも読んで下さい。
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