mimitakoyakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ミナリ(2020年製作の映画)

4.2

アメリカンドリームを掴むためにアメリカ南部アーカンソーの田舎に引っ越してきた韓国人家族の物語です。

西部開拓史でもなく、80年代という割と近い過去の設定で、水源も乏しく誰も手をつけないような農業に向
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野球少女(2019年製作の映画)

3.8

緊急事態宣言も明け、久しぶりの映画館での鑑賞です。
「梨泰院クラス」でとっても印象的だったイジュヨンの主演作。
「恋のゴールドメダル」で主人公の親友の女子レスリング部員を演じてた時も、ボーイッシュでサ
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風水師 王の運命を決めた男(2017年製作の映画)

3.5

チソンとチョスンウ目当てで見たら、ユジェミョンやキムソンギュンというわたしの大好きなおじさん俳優も出てるという豪華さ!
特にユジェミョン最高!
梨泰院クラスの威厳のある長家の会長みたいな役から、悪人伝
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.6

「イカとクジラ」とも通じるような家族間のままならなさをこれまた丹念に描いてて、ほんとに素晴らしいです。
拗らせたまま大人になった面倒な人たちを愛おしく描くのがうますぎます。

機能不全家族とまではいか
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.7

クォンサンウって昔流行った記憶があるんですが、映画もドラマも見た事なくて、本作が初めてでした。
若い時はイケメンでめちゃくちゃ人気あったと思うんですけど、本作では、元国家情報院の暗殺要員でありながら、
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.1

明らかに低予算で作られてますが、高校野球の応援で甲子園まで来てるのに、野球を一切映さずに、客席の端っこで話す高校生だけをひたすら映しただけというアイディアと、それだけなのにちゃんと胸を打つ物語になって>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

障害者の性に踏み込みつつ、ひとりの女性が自立していくまでを描いた作品です。

冒頭からお母さんと主人公ユマの密着度がすごくて引くレベル。
とにかく過保護で過干渉、障害のある娘の世話をする事が自分が生き
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

出てくる高校生たちのクセがすごい。
個性のカタマリみたいな連中ばっかりで濃ゆすぎる!
日本だったら変なヤツって周りに引かれまくるだろうけど、みんな好きなように生きて我が道を行ってて、それが当たり前とし
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.3

圧倒的に強いドキュメンタリー。
戦場に生きるという事がどういうことなのかをそのまま映して、こんな世界があっていいのかと突きつけてきます。

ワアド監督が学生だった頃、アサド独裁政権に対する反政府デモに
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

第一次世界大戦時に撮られたフィルム映像をカラー化し音を当てて、元兵士の証言インタビューなどを加えて作られたドキュメンタリー作品です。

開戦時、悪いドイツをやっつけてやろうなどとたくさんの人が志願した
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.8

近くの映画館で韓国映画が上映されるって嬉しいものです。
これもやはり前作「新感染」の大ヒットがあるからこそ。
その前作のゾンビパンデミックから4年後、すっかり荒廃した韓国からの決死の脱出劇です。

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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.4

背伸びしたい思春期に片足突っ込んだ少年たちの成長譚。

それぞれ個性の違う3人の男の子達が可愛い。
学校のイケてるグループの子達を意識したり、気になる女の子とのキスを夢見たり、もう6年生だから!って大
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.5

年が明けて2021年の1本目は、昨年世界を沸かせた「パラサイト」のモノクロバージョンです。

モノクロだとやはり陰影がくっきりして、社長宅と半地下と地下の明るさの違いが明瞭で、より強調される感じがしま
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.3

今年はコロナで映画館からもすっかり遠ざかり、新作映画の情報にも疎くなってしまってますが、近くの劇場でやってたので久しぶりに観に行ってきました。

恐らく今年最後の劇場鑑賞になりそうですが、ほんとに映画
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ザ・キング(2017年製作の映画)

3.9

大掃除も年賀状作りもしたくなくて、現実逃避するべくこんなおもしろそうな韓国映画を見てしまいました。

チョインソンとチョンウソンがどっちがどっちかわからなくなるわたしですが、今回でちゃんと分かるように
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

ヤクザのボスと刑事が共闘し、連続殺人鬼を捕まえようという話で、実際にあった出来事をベースにしてるとのことです。

マドンソクの親分ぶりが板につきすぎててホンモノ感がすごいです。
でもマブリーだから可愛
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世界で一番いとしい君へ(2014年製作の映画)

3.8

カンドンウォンがお父さん役とは珍しい!
16歳なのに体は80歳という早く老化してしまう難病の息子とその両親の物語です。
息子が余命宣告される難病モノではありますが、程よくコメディ要素がまぶしてあるので
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

たまたま連続でインド映画を観ましたが、音楽とネットが人生を変えるところや、家父長制批判、ムスリムのインド人という点が、きのう見た「シークレット・スーパースター」と驚くほど共通してました。

インド映画
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.1

インド映画って長いので見るのに気合が必要なんですけど、これはとっても良い作品でした。
わたしが今まで見たインド映画は、エンタメに社会批判を上手く融合させた作品が多かったですが、この作品もそうで、あまり
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

4.0

これ面白かったー!
何も考えずに楽しめる体の入れ替わりコメディです。
入れ替わるのは、いじめられっ子で気弱な太った高校生男子と、ヤクザな大会社の社長で、まるで正反対な2人が入れ替わるの事でのギャップを
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

4.2

シネリーブルに行くの久しぶりーと思ったら今年初でした…。
ほんとにコロナが憎い…。
大阪駅から映画館に向かう道も、いつもはたくさんの外国人観光客ですごく賑わってたのに閑散としてて、こういう状況がいつま
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情愛中毒(2014年製作の映画)

3.1

キャストにつられて何となく見たらエロ多めでビビった…
ソンスンホンは久しぶりに見まして、ユヘジンやペソンウ、オムテグなど嬉しいメンツが揃ってます。
ソンスンホンの妻の役で「パラサイト」ではルー語を繰り
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.4

原作小説は去年に読んでて、その後映画化を知って嬉しくて、しかもチョンユミとコンユだっていうから、そんなのめちゃくちゃ期待するに決まってるじゃないですか。

原作を読んだ時、そうかこれって不本意なんだけ
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スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班(2017年製作の映画)

3.6

久しぶりに電車で映画館に行くつもりでしたが、台風なので大人しくおうちで映画です。

ちょうどドラマ「賢い医師生活」を見終わったばかりで、チョジョンソクがとにかく最高だったのですが、この作品のチョジョン
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.5

しょうもない映画を見たくなり、本作をチョイス。
実際にヨーロッパで昔からある世界最大級の音楽コンテストである「ユーロヴィジョン ソングコンテスト」を題材に、アイスランドの田舎町に住むパッとしないバンド
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

ああ、なんという煌き…
胸の鼓動が伝わってきそうなときめきと戸惑いと。
急にその子のことが気になって、目が離せなくなって、胸がキュッとなったり、そんな15歳の恋がほんとに眩しかったです。

言葉になら
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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夫に誘われたので、たまにはこういう作品も見に行くかと思って行ったのですが、体調がアレで序盤からウトウトしてしまって、正気を取り戻した時には、もう何がなんだかサッパリついて行けず、わけのワカランまま何度>>続きを読む