mimuさんの映画レビュー・感想・評価

mimu

mimu

映画(469)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

おおーっこれは確かに掘り出し物。無駄のない展開と演出、大ドンデン返しというほどのラストではなかったけど、観る側をバッサリ切りつつ余韻を残す感じが上手い。アップグレードってなんか深い言葉だな。。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.4

脳みそパァーーッンはビビった!CGも無い時代に一体なにをどうやってああできたのだろう。ストーリーや演出は丁度良いチープさで、力まず観れる感じが憎めなくて◎

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.9

個人的にかなり好みなジャンル&作品。
扱ってるテーマは重厚で難問だけれど、
時間を重ねる事に様々な論点が生まれ、それを崩し崩されの掛け合いが純粋に面白かった。キャスティングもお見事でした!

ファンキーランド(2012年製作の映画)

2.9

ジェシー見たさで観たけど完全にハズレだった。吹替え版も相まってドタバタというか騒々しいだけだった...。でもジェシーだったから最後まで観れたので、ジェシーありがとうの2.9。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.2

誰だって弱い部分はあるよね。それを見せるも隠すも自分次第。どっちがラクかを決めるも自分次第。でも、その一歩を踏み出すには仲間の存在が必要だよね。
っていうやさしいお話しでした。

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.5

キャストやたら豪華。設定も面白い。
途中から本当の善悪とは?を頭の片隅に置きながら観てたので、ラストはハッとさせられた。個人的にはダノがもうちょい観たかった。

アルカディア(2017年製作の映画)

2.9

うーむ、これは摩訶不思議...というかよくわからんかったが正直な感想。やりたい事はわかるけど、薄っぺらいまま終わってしまった。ラストはだいぶ尻つぼみ感。
不気味な雰囲気だけは◎

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.5

このふたり、ずっと見ていられるし見ていたい。演技派2人のおかげで単調な恋愛映画に留まってないとこが良かった。それに加えてアンの美乳とジェイクの美尻で怖いものなしってか。

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.5

終始もの悲しかった。ホラーというよりちょっと社会風刺的要素強めだったかな。
所以、ホラー感を期待して観るとやや期待外れかもだけど、約90年前に作られた作品と思うと考え深いものがある。

ビッグショット・ダディ(2009年製作の映画)

3.5

人間の本能があらゆる角度で描かれたブラックコメディ。この父親役、ロビン・ウィリアムズでなければ成立しなかったんではないだろうか。誰にでも一瞬はよぎるような感情を泣き笑いながら体現する演技は流石。ラスト>>続きを読む

容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.0

なんとも評価しにくい作品。モキュメンタリーというものをちゃんと観たのは初めてかもしれない。制作に対する意欲や本気度は評価したいけど、特になにも残らなかったなー

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

再々再鑑賞くらい。何度観てもラスト5分はアガるししてやられた感がたまらん。
ラスト5分が早く観たいような観たくないような、結末知ってても毎回楽しめる脚本は本当に秀逸。役者陣もみんなハマってて最高。

トゥループ・ゼロ~夜空に恋したガールスカウト~(2019年製作の映画)

3.9

もう観る前から絶対泣いちゃうやつだと思って観たら案の定。。。とても良いお話しでした。演者も全員素晴らしかった。
観た後、心が満たされる秀作。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

あっという間の二時間だった!
海と陸とかの同時進行モノってやっぱ面白い。映画館で観たらもっとアガったろうな。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.5

『パラサイト』を観てしまったら物足りなさ否めないけど、先の読めないポン・ジュノ的不規則リズムは裏切らなかった。
そして、一貫して揺るがない家族愛の描写も絶妙にずっしり残る。

ウルフ・コップ(2014年製作の映画)

2.7

興味本位で観てみたけど、観なくても良かったな。笑 ストーリー展開は雑なのに変貌シーンはやたら忠実なのがウケた。

インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

3.3

ジャケット盛り過ぎ問題。
アベンジャーズにもX-MENにも匹敵はしないけど、これはこれで別物として楽しめたから良し。主役の少年も美形だが、お父さん役もだいぶイケメン。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

終盤からラストまでの疾走感たまらん。
終始寂しげなデニーロの表情たまらん。
幼く危ういJ・フォスターたまらん。
正義と暴力はいつだって紙一重、的な。
スコセッシのこういうテーマの好きだなー

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

キング・オブ・コメディ...にゃるほどやられた〜!終始、変態だけど何故か憎めないパプキン演じるデニーロに釘付けにならざるを得なかった。
間違いなく一夜の王になったパプキンに心の中で拍手喝采。

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.7

むむむ、コレは。。なんと言い表したらいいんだろう。個人的にはとても面白かったし好みであったが、何故だかなかなかレビューが書けず気づけば数日経ってしまったわけで。。掴めそうで掴めない、すぐ忘れてしまわれ>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

ロックウェルに終始シビれたー!
ボビのスピーチは涙が止まらなかった。
ただただ真っ直ぐな信念だけが打ち勝った真実の物語。メディアやマスコミに翻弄される人間の弱さもまた、認め難い真実。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

もう、これは、タイカ監督の最高傑作ではなかろうか。子供と大人、差別する側とされる側、様々な立場の人間の様々な感情がしっかり描写されている。にも関わらずユーモアを交えながらもしっかり伝わるものは伝わって>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

終始お涙ちょちょぎれる系かと思いきや、笑いあり涙あり、のきっちり正統派インド映画で清々しかった!だけどもやっぱり、終盤の畳み掛けは容赦なくまんまと大号泣。バジュランギを突き動かしていたものこそが無償の>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.2

そういえば、えらい前に観たのに書くの忘れてました。はなから理解しようとは思って観ていないけど、やはり理解はできなかった。事だけは鮮明に覚えている。それだけラースの世界が確立された世界。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

2020年映画始め!に、ふさわしい一本であったなと心から思った。
感情が感情を呼び起こし、重なり、絡まり、最後の最後まで予測不能。隅から隅までこんなに集中して夢中で観た作品に久しぶりに出会えたような気
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

主演二人の演技がとにかく素晴らしい。
内容はだいぶ切ないしシビアで、どうにかならんものか〜って感じだけど、ラストの光が差し込む感じ、良かった。涙なしでは観れぬ一本。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.8

これだけの豪華俳優たちの演技戦を3時間以上観れるなんて最高の贅沢。睡眠不足とトイレ問題を抱えなければあと2倍は楽しめただろう。ギャング達の殺し合いだけではない人間模様の描写が良かった。
スコセッシのま
>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.2

これぞケン・ローチ。(と言えるほどにはまだまだ時間を要するが)
またも社会に、我々に、ずどんと問うてくる。親、子供、労働者...様々な立場の人に当てはまるであろう感情や葛藤の描写は言葉を失うほど。個人
>>続きを読む

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.0

泣いて笑って歌って、そして誰も死なない。こんなハッピーが詰まった映画なら何度でも観たいよ。もう80年も前の作品なのに、ギャグも全然笑けたのがすごい。
いつか観れたらと思っていたらまさかの劇場で観れたの
>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

3.8

ちょっとこれは...!もっと意識がちゃんとしてる時にもう一度観たい。いや、観なくてはいけない。台詞が少ないからかな、ちょっとでも油断するとすぐ置いてかれてしまう。ってくらいシナリオや役者の表情一つ一つ>>続きを読む

秘密と嘘(1996年製作の映画)

3.7

初マイク・リー作品。
冒頭から最後まで平穏と不穏が巧みに入り混じる感じがまさに人間の内面を描いてるようで惹きつけられた。またあまりにリアルな演者たちの演技にも圧倒された。
後からほぼ台本なしで撮られた
>>続きを読む

サウナのあるところ(2010年製作の映画)

3.4

ヴィジュアルポスターとのギャップよ!笑
人を癒すのはやはり人なんだという事をサウナを通して垣間見れたような気がする。
サウナ好きとしては、やはり一度はロウリュを経験せねばとも思った。
フィンランドのイ
>>続きを読む

アンナ(1966年製作の映画)

3.0

なるほどね。ただ只ひたすらに、アンナ・カリーナが可愛い。だけの作品。内容は特に無いし残らない。でもそれでいい。ポップでお洒落でチャーミングなアンナを満喫できる86分。

パンと植木鉢(1996年製作の映画)

4.2

良い。ものすごく良い映画だ。全人類の優しさが詰め込まれたようなラスト一秒はきっと、この先の人生において何度も何度でも観たくなる一場面だと思う。久しぶりに胸打つ作品に出会えた事にも感謝を込めて。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

やっと観れた!やや、もうこれはアメコミとかって次元じゃないね。悪魔のようなジョーカーを造ってしまったのは、哀しいかな同じ人間なのかもしれない。
そして、ホアキンが本当に素晴らしかった。ヒース・レジャー
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

ジョーカー鑑賞に向けて復習。
ヒース・レジャーが本当に素晴らしい。極悪非道なジョーカーに不思議な魅力を与えれるのは彼の他にいるだろうか。でも、おさらいした事でホアキン版ジョーカーがさらに観たくなった!
>>続きを読む