minさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

最後の富士山のくだりがなかったら3.8〜4ぐらい。てっきり、結婚を反故するための方便かと思いきや、まさかの現実だった。
その瞬間、主人公の2人よりも、いきなり結婚が無効になり任務へ赴く人のほうに意識が
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二ノ国(2019年製作の映画)

2.8

ゲームは好きだったんですけどね。二ノ国とレイトン教授だけは飽きずにゲームをしてました。声の仕事が上手な俳優さんもいるんですけど、この作品は残念。やはり主演が残念なのは気がそがれます。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

あえて観るのを避けきた感があるんだけど、COVID-19 2回目のワクチン接種でだるくて何もしたくなくて観てみた。

風景、小道具、役者、演技、演出の全てが95%完璧過ぎただけにラストで台無し。
もう
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

NHK BSで見かけて、そのまま最後まで観てしまった。高層ビル火災のパニックムービー。今観ても新鮮に面白い。ど迫力及びわかりやすい演技が、まさに黄金期のハリウッド超大作で、舞台の高層ビル含め役者もゴー>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

やっと見た。今時+フェミ全開のエンジェル。これはこれでありだと思う。エンジェルは大きく変わったけれど、イッてる変態殺し屋演出は変わらず受け継がれていて感心。クリスティン•スチュワートもエラ・バリンスカ>>続きを読む

アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.8

ダーウィン!!生きてるって信じてた!

同じ部屋の時代の経過がテレビ画面や椅子や電化製品という少しずつの変化で描かれるラスト、変わらないのは部屋の場所と窓から見える月だけ(物語上、黄色から緑には変わる
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.5

コロナウイルスのワクチン接種による発熱でグッタリしているので、思考抜きに見られそうなもの…と追っていて目についた。

ムーラン・ルージュのシンデレラ盤。出てくるナンバーもノリノリで歌唱力ある演者で贅沢
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

3.2

まずこの映画を探すのに〔ゾンビ〕で検索をかけたらものすごい数のヒット数でゾンビ映画どれだけありますのん!?で、結局一覧から探すのが面倒で原題〔Dawn of the Dead〕で検索。原題様様。

N
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ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

3.0

ローマ法王の死にともない、コンクラーベで新しい法王が決まってからの騒動を描いた作品。

中世ではライバルを殺してでも得たい法王の座が、この作品では火のついた爆弾の投げ合いのごとくで、人生最後にして最大
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あしたのパスタはアルデンテ(2010年製作の映画)

3.0

原題は「浮遊機雷(複数形)」なんだけど、どんな家庭にも水面下には機雷が、あるよねというニュアンスなのだと思う。

映画の舞台のレッチェには一回行ってみたいと思っているけれど、映画に出てくる風景も素敵だ
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略奪者たち(2020年製作の映画)

2.8

ロードムービーでもドキュメンタリーでもないし、色々起こる割には淡々としていて途中で爆睡してた。銃声で起きて、爆睡ポイントから改めて再生。

有事でない時はくだらない言い合いでうるさいのに、有事の瞬間だ
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

4.0

オンエアして10分ぐらいでネタバレするんだけど、知らないて観た方が面白い。

テーマはLGBTQ。
私はとても面白く見た。嵐の中の飄々さがたまらなくイタリア。

主人公の家族が言う「昨日まで正しいと思
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ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.0

あー、久々精神的にくるドキドキの連続。
でも途中からコメディで最後はピース。
収まるところに色々収まりめでたしめでたし。
独伊会談シーンのイタリア語がやたらドイツ語っぽくて笑えた。
 
しかし、この邦
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

実話が元になっている映画。
以前から気になっていて、ついに観ました。
映画としては、個人的には今ひとつ。だけど、エンドロール見ました?身の毛もよだつアルファベット順のあのリスト。
映画の中で「ボストン
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.1

ウィルスの話だったのね。

テレビで放映しているのをなんとなく見てしまった。
都合よく残る楽園が、ザ・ハリウッド。

噛まれたらあれとか、太陽が弱点とか、鬼滅の刃のようでありながら、さして何も残らなか
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.1

役者、風景、セットや道具、テンポ、どれも良くてあれよあれよと引き込まれた。
どの役にも役者が絶妙にマッチしていて、久しぶりに映画というよりちょっとしたドキュメンタリーを見ている気分だった。

特に、島
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.0

なんの予備知識もなく見たけど、これ、実話なのか!

ただただ変態的勇気の持ち主のお二人のチャレンジ精神に敬服。
こういった先人の命懸けの行動があり、今があるのね。本当に古の人は凄いわ…って、500年後
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.1

甥と姪が家族になる話。

かけがえのない家族が、ある日突然、不条理に目の前から奪われるという辛い悲しみに見舞われても、明日は来るし周囲は変わらないし、時は流れ、生かされ生きていく姿が淡々と描かれている
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.1

1970年代の南部アメリカとニューヨークが
舞台の家族の物語。Amazon primeで何の前知識もなく見た。結果、とてもいい映画だった。
 
父親の遺書はキリスト教の下に赦されない息子を自らの死をも
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.9

NHKのBSで放映されているのを見て、最後まで見てしまった。個人的に小川洋子さんの物語の世界観や感性がとても好きで、この映画も好きだ。

音も色も数字で表せるけれど、博士の場合はその逆で、数字で個性や
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

寒い冬の夜にピッタリの映画だった。

映画後半の心も身体も満たされる本物の贅沢な晩餐は、静かな画像に美味しさと温かさがとにかく滲み出していて、エンドロールでお腹グーグー。

シンプルなストーリーと構成
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

イーサン・ホークが出ているので見た。
今年のような外出を控えざるをえないお正月にもってこいの淡々とした作品。

持病のために親類縁者からお荷物扱いされている女性が主人公。その生活から脱却すべく住み込み
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君が望むものはすべて(2017年製作の映画)

4.2

多少の語弊はあるかもしれないけれど、一言で言って凄くチャーミングで、そしていい映画。なんて素敵なの、久しぶりのイタリア映画は。

アルツハイマーの詩人と負け組真っ只中の青年の話。

イタリア映画祭で短
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戦闘(2018年製作の映画)

3.8

遅ればせながら、イタリア映画祭に参加。

この作品が初鑑賞作品(人数制限があるので)。ユーロの時代にレジスタンスとしてナチスの兵士を追う青年。

タイムスリップしたのかと思いきや巧みな見せ方に最初から
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

Amazonさんで無料だったので観てみたけれど、私はロンドンオリジルキャスト版派。何でもCGにすればいいってもんじゃないという私と同胞の貴方にはディズニー版でなくBBC版のナルニアを観てほしいです。味>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

10/16封切で本日10/22で「観た」のお目目スイッチ(そういえば、今作の鬼はお目目お化けでしたね)の1万を超える数字に驚き。

私も色々な偶然がうまく重なりまして、劇場で見ることができました。
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パリの恋人(1957年製作の映画)

4.0

BSで放送していたのを最後まで見てしまった。

ぎこちないオードリーの歌と踊りをカバーするアステア様の身のこなしがもうね、最高紳士。

そしてオードリーが身にまとう数々のドレスが素敵すぎて眼福。

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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

ちょいちょいの時間の遡り演出かいい感じで効いていて、役者、衣装、全てがクール。久しぶりにドSを極めた見事な返し技で、もう一度最初から見直したくなる系。

ラストの彼女の正面を見せないのが憎い。誰がいた
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.9

面白かった。

4人のマジシャンがド派手なイリュージョンで悪の強欲守銭奴どもにお仕置きする話。

途中から、あ、ソードフィッシュ的なアレねという予感。なだけに、フランス人捜査官はもう少し面白い立ち回り
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

実話だったのか!
(何の前知識もなく観たもので)
なんとなく見始めてしっかり最後まで見てしまった。

サルー、君ったら村の名前どころか、自分の名前…。でも、ただいまが言えて良かった。本当に奇跡だと思う
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

100分弱があっという間だった。

男性同性愛者のカップルが麻薬常用者の母を持つダウン症の少年を育てる話。

男性同性愛者のカップルのルディとポール以外にダウン症の少年マルコの幸せを心から願った大人お
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ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

2.9

バーミンガム在住の熟年夫婦が青春の日を懐かしむべくパリで過ごす話。

私からすると、バーミンガムもいい街なんですけれど…。

パリまで来て喧嘩するぐらいなら、1人の方がマシだなぁとしみじみ。どちらもど
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キングダム(2019年製作の映画)

3.7

原作は読んだことがなく、アニメを見たことはある私からすると、この実写は結構よく出来ていたような気がします。

観る前はこじるりさんがチラチラしていた脳裏も始まればキングダムの世界。
しなやかで美しい長
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キング・コング(2005年製作の映画)

3.0

NHK BSで放映していたので観た。
良くも悪くもピータージャクソン全開。

ブロンドの女性を捕まえては人違いだとポイ捨て…それだけはやめなはれ。

ルートヴィヒ(2012年製作の映画)

3.0

ノイシュヴァンシュタイン城を築城したバイエルン王、ルードヴィヒ2世の生涯を描いた映画。兄弟ともに精神的に困難があるに至ったルーツにはもう少し何かがあったと思うし、そこら辺がもう少し描かれていればと感じ>>続きを読む

おかあさんの被爆ピアノ(2020年製作の映画)

3.5

新宿のKs’cinemaで観ました。
何の予備知識もないまま観たゆえ、エンドロールで「矢川ピアノって実在なの?」と驚きましたし、被爆ピアノでコンサートを行われていることもはじめて知りました。
私を出産
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