良い歳のおじさん達のほろ苦くも幸せなロードムービー。下品で乱暴でめちゃくちゃ優しい仲良し3人組の悲しみをなぞる数日間のお話は観ていて胸がいっぱいになる。
みんなが社会人になった映画のゆるキャン△。大人になって仕事が忙しくても、やりたい事はやっちゃえって言うなんだか強くも沁みるスローで優しい劇場版。
1日で死ぬほど老化が進んでしまうビーチ。冒頭からテンポよくとんでも展開の連発で、ホラーやSFかと思いきや、これはなるほど謎解きサスペンス映画で中々に楽しかった。
海を漂流する団地と、そこからの脱出を試みる小学生たちのジュブナイル冒険記。夏休みとかに毎年テレビでやってくれても良さそうな観る人を選ばない心地の良い一本。
まず結論から言うと面白くて目が離せなかった。ただ意味が分からない事が多くてシュール。アクションって聞いてたのにホラーっぽいし、SF要素も絡んできたり。ただこの映画は面白くて好き。ちょっとおかしい。
“プレイリスト・ムービー”ってキャッチコピーにやられた。全然合ってないじゃない。個人的には劇中のストーリーや登場人物やドラマに没入しちゃって劇中歌の印象はそこまで。人それぞれなのかもしれない。エンディ>>続きを読む
うーん、煽り運転も相手を怒らせるとこんなにも恐ろしい事態に発展してしまうのか…。アクション?ホラー?いや、これは壮大な社会派人間ドラマなのかもしれない。とりあえずすごく楽しかった。
バトルマシマシの劇場版2作目。映画ならではのオリジナルストーリー展開が前作より更に力が入ってて楽しい。それぞれキャラクターの活躍も活かされててプスルウルトラな一本。
A24のエモさが全開の90年代半ばのアメリカンキッズの青春群像劇…のたった1ページ。色んな事情や人々、環境は1ページじゃ完結しないけどなんだか1ページ覗き見しただけでセンチメンタルに溢れちゃう。
ヒロアカのキャラ達がスクリーンで大活躍。ストーリー展開もリズムカルでファミリー向けムービーとして楽しく観れるヒロアカ映画化1作目。ドレスアップしたキャラ達が珍しくて可愛かった!
細田守監督のアニメ映画の中でもちょっとアプローチの違う、なんだかディズニー映画と混ざった様な華やかでキラキラでどろどろもちょっとあるぎりぎりミュージカルになってないミュージカルの様な映画。個人的には華>>続きを読む
タイトル通りお城でひっそりと暮らす女の子と、その姉、伯父。純文学の様なテイストで物語は進み、オチは思いの外上品に静かに。ホラー的展開を想像していたらそうではなく、ノスタルジックなミステリー作品として収>>続きを読む
理想的な新婚生活、そして妊娠。しかし孤独な主人公の心にはぽっかりと穴が広がって行き、それを埋める様に異食症となってしまう。キービジュアルがオシャレに真っ赤なのは、飲み込んでしまった異物を吐き出す為に血>>続きを読む
静かに進むストーリー展開と徹底された美しい画角に、少しずつ確かに歪んでいく宗教観、信仰、幸せと不幸、生と死。底無しに難しい映画だけども難しく考えずに観ると、まさに魂のゆくえを委ねられた気がした。
緊張すると気絶しちゃう役者志望の主人公がカルト教団に立ち向かう!上田監督らしさ全開の笑いあり涙ありのドタバタムービー。劇中劇で活躍する役者たちのキャラがとても楽しかった。
原作から凄く大好きでアニメも追った作品。実写化は実写なりの解釈で「惡の華」が完結する感じはファンとして少しおセンチになれた。そして仲村さんは漫画でも実写でも強烈で儚くてかわいい。
愛、本当に色んな愛が詰まって完結した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。2回の延期の果てに堂々と完成したこの作品は本当に愛に満ちてる。京アニファンだからこそ、それしか言えない。
このレビューはネタバレを含みます
想像してた樹海村と全然違くてびっくり。そして樹海村の村人がモンスターみたいでそっちにもびっくり。お化けはほとんど出てこないけどモンスターは沢山出てくる外国人が好きそうな一本。
コロナ禍の中、ステイホームで過ごす若者達を問答無用で襲うタブー中のタブーである都市伝説「鮫島事件」の真実と呪い。時代の新しさと題材の懐かしさが溢れるなんだか新鮮な気持ちになれるジェットコースターアトラ>>続きを読む
タイトルは「スキン 短編」。尺はたった20分の短編映画。たった20分の物語に観終わった感想の言葉を失い、感情を慄されるとは思わなんだの慟哭の大秀作。
みんな大好きジャック・バウアーことキーファー・サザーランド主演の王道アメリカン・ホラー。ストーリーは分かりやすくすらっと楽しく観れるけどゴア描写に少し気合が入っているので苦手な人はちょい注意。
余命3ヶ月と宣告されたおばあちゃん。そしてそれを本人に隠す事を選んだ家族。文化の違いや考え方の違いが儚くも切なくキラキラした映画。モヤモヤもあれど余韻が心地良く、優しい気持ちになれる一本。
2018年版「サスペリア」。オリジナルへのリスペクトも隅々まで感じられる禍々しさ全開のモダンかつ重厚で前衛的な一本。2018年版の完成度に驚きつつオリジナルの偉大さも改めて噛み締めてしまうスルメ的な美>>続きを読む
謎の扉、それは宇宙からの攻撃?未知なる者からのコンタクト?いざ観てみるとSF映画と言うよりもSFを題材にしたオカルト映画。カルト的な味わいも好みは分かれそう、と思ったら「V/H/S」の監督でめちゃくち>>続きを読む
メッセージ性が鋭利でエグ過ぎる。そして演者から風景、物語の展開までとても素晴らしくて全てが残酷。悪者は果たして誰なのだろうか。この映画を観れた事を多分ずっと忘れないと思う。
実際にあったあの事件を題材にした、観るのもしんどい重厚な映画かと思ったら、意外にポップでフィクションを振り切ってストーリーが展開するのでサクッと観やすい一本。
世間のブームを追いかける様に観始めたテレビシリーズ第1期。第2期こそはリアルタイムで追いかけたいと急いで観た無限列車編。禰󠄀豆子が可愛かった!第2期楽しみ。
タイトルとキービジュアルのイメージからびっくりするくらい繊細でほろ苦くて優しい映画。劇中歌やカメラワークも印象的でA24らしさ極まる一本。
軽い気持ちでそれなりにどしっと楽しめるサスペンス?クライム?ドラマ要素もぱらぱらの笑えない笑えてくるコメディ映画。
黒沢監督は時間の経過を映像に刻むのがとても巧くて、それが異国を旅する今作にとてもマッチしてる気がする。地味で華々しい展開も少ないけど観終わった後の満足感が確かに残る。こう言う映画をもっと沢山観たいなと>>続きを読む
多々気になるところはあれどノリ重視の展開に振り切ったスマホ映画の続編。前作よりもストーリーの導線が増えていてラストの伏線の回収がとても気持ち良い。
心霊のエンタメを描いた心霊のエンタメ映画なのでキャッチーでライトなテンポと描写が観やすい。そもそも題材の出口がエンタメなので、観てる側は楽しいけど事故物件は実在すると言う、現実的な恐怖も隣り合わせで感>>続きを読む
例えるなら夏の夜にブラウン管テレビで観たい、VHS全盛期のビデオレンタル屋でジャケ借りしたい、そんな色んな楽しくて懐かしい気持ちが湧き上がるありそうでなかった超大堂のマンモス怖い少年たちのジュブナイル>>続きを読む