MINAMIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

MINAMI

MINAMI

映画(801)
ドラマ(2)
アニメ(0)

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.5

ライナー•ヴェルナー•ファスビンダー監督

狭き一室にあるこの世の縮図

金、名声、権力、支配、依存、搾取
不安、高揚、愛、言葉、嘘

誰しもが誰しも(その人)にしかなり得ない、独りよがりなこの世界に
>>続きを読む

あまり期待するな(2011年製作の映画)

-


Don’t expect too much

あまり期待するなと人は言うけれど、期待して期待されて、悲しくなって、嬉しくなって

期待して良かった〜、期待しなくて良かった〜、みたいなことの繰り返し
>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

俺が観たのは4Kレストア版だったんや。

家から自転車で約10分、The Castle cinema、忘れないね

(2021年製作の映画)

-

時間の不可逆性
時間の矢
宇宙の謎
物理ムズイ

映像カッコいい
設定カッコいい
物理ムズイ

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アキ•カウリスマキ監督

ありがとう、ひとまずありがとうを送ります。

あまりに寒い冬の始まりに、純度100%のラブロマンスを観た。

相変わらず、冴えないヤツらのツイてない話。
ドラマは日常の小さな
>>続きを読む

パパラッツィ(1963年製作の映画)

4.5

ジャック•ロジエ監督

カッコよすぎ!こんなにかっこいい映像久しぶり観た。

ブリジッド•バルドー(BB)、パパラッチ、ドキュメンタリー、、撮りたいことが簡潔で編集の洒落具合が最高〜

Women Reply(英題)(1975年製作の映画)

-

アニエス•ヴァルダ監督

僕が僕であるために勝ち続けなきゃいけない的ソレ

映像カッコいい

Blue(2018年製作の映画)

-

アピチャッポン•ウィーラセタクン監督

あたりまえに行われる眠り、夜が更けて朝が来るのを待つソレは、人の本能的行為であると同時に、なんだかファンタジックな行為に思えることが度々ある。眠っている時の記憶
>>続きを読む

魅せられたる三夜(1987年製作の映画)

3.6

ドミニク•デリュデレ監督

三部構成のよく分からん、クレイジーラブ話しな訳で、3部のつながりに脈絡のクソもない訳だけども、なんだか嫌いにはなれない感じ。

1人の男の、愛(?)、あるいはエロスへの目覚
>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

-

HIKARI監督

みんな違う、というシンプル極まりないことについて考えざるを得ない。

これはできない、これはできる
これがしたい、でもできない
これくらいはできると思っていた、
できると思っていた
>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.3

福永壮志監督

なかなか興味深いし、かなり好きな題材だし、好きなテイストだし、面白かった

伝統の継承、現代あるいは世論、文化と信仰、人と人

“信念”ってどこからきて、どこに向かっているのか分かんな
>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

4.2

アンドリュー•ヘイ監督

時間の経過、いま、むかし、君、君の知らないあの子、僕の知らないあの人、僕、

これまでに育んできた、関係性、状態がある日突然、これまでとは違った何かに変わる瞬間の、切なさと現
>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

-

話が面白い
ロアルドダールの小説を読んでみたくなった。

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

-

高畑勲監督

その場やあの場に馴染めないアイツ、なんとなくうまく話せない僕、うまく場に馴染めないあの子、人混みに紛れて少し悲しくそれでもそれらしく人の生活に順応する、それが僕らの、僕ら人間以外の生きる
>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

5.0

ジョナサン・デミ監督

2度目の鑑賞

家から1番近い映画館に自転車を漕いで行く。
小さな映画館の真ん中に座って、デヴィッドバーンの白いスニーカーが画面いっぱいに現れた。
なんか嬉しくて、2曲目のhe
>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.3

コーエン兄弟

面白い。
暴力は静寂の中で本当の恐ろしさを発揮する。

シガーの恐ろしさがこの映画の源、シガーの持ってる銃強すぎ、シガーの髪型きしょすぎ。

終わり方のパッとしない感じが妙に印象に残る
>>続きを読む

デヴィッド・ホックニー/彼と彼 とても大きな水しぶき(1973年製作の映画)

3.9

ジャック•ハザン監督

デイヴィッド•ホックニーのドキュメンタリー
とはいえ、本人やその周りも実演、演技まじりドキュメンタリーってことで、もはやあんまりドキュメンタリー感はない。
あんまりこういうタッ
>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

フィリップ・バランティーニ監督

なんじゃこの映画、、よくできてるし、カメラワークの若干の雑加減がいい感じなんだけど、レストランを切り取った映画とは思えない悲壮感。
展開の速さと忙しい1日をここまで忠
>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.8


ジャックニコルソンの快演たるや。
ヘレンハントのナチュラルな美しさもまた。

不器用な男も、いけすかないアイツも恋をするのだ。

大好きで大好きななレイモンドカーヴァーパイセンの、A small,g
>>続きを読む

A Day at the Beach(原題)(1970年製作の映画)

3.5

脚本、ロマンポランスキーだったので観た。

うーん、うーん。
アルコホリックと幼き少女。

少女が父(?)のことをuncle と呼び続ける。
ビーチはやたら雨が降る。

正直よく分からん。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.9

ノア•バームバック監督

良いね〜けっこう好き
子供と親の関係性、家族
いろんな本、映画が出てきていいね
カフカとかフィッツジェラルドとかデヴィッドリンチとかピンクフロイドとか

親とか兄弟とか、友達
>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8



せいじくん本気でカッコよかったよね。
物語っていいよね。
空想や想像、はたまた妄想が世界を作るんだ。

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.0


思い出しレビューその➁

27歳だか28歳だか、まぁとにかくそんな歳、悩める年になった女の人の話。

記憶うつろだけど。

いつだって幼い頃の自分(今も十分に幼いけれど)が、そこにいて、大切な何かを
>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0



夏がきたら観たい(できれば君とビールを飲みながら)映画ランキング4位。

夏×恋×思い出、というベタベタのヤツなんだけど、いいんだよなぁ。
武藤リカコ(だっけ?)が東京出身のちょっといけすかない女
>>続きを読む

夜の河(1956年製作の映画)

4.5

吉村公三郎監督

めっちゃオモロイ。
“私の恋人はあの比叡山だけですわっ”なんて抜かしてたべっぴんさんと、ショウジョウバエの研究をする男。

突然の雨降り→宿(美よし)の表で雨宿り→結局宿にIN→消灯
>>続きを読む

ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.2

ジャン•ユスターシュ監督

三角関係、あるいは三角以上の関係をダラダラとダラダラと、、、
ハンサムガイと、女の子にまつわるあれやこれを、3時間半以上映画館の座席に座り、ダラダラとダラダラと観続けました
>>続きを読む

27クラブ(2017年製作の映画)

-

きみは27クラブを知っているかい。

ブライアン•ジョーンズ、ジミヘン、ジャニス•ジョプリン、ジム•モリソン、カート•コバーン、、、

reporter : 「How would you define
>>続きを読む

ヒューマン・トラフィック(1999年製作の映画)

3.6

ジャステン•ケリガン監督

カッコよさとダサさのバランス絶妙

シナのルーレット(1976年製作の映画)

4.0

ライナー•ヴェルナー•ファスビンダー監督

もうとっくに関係が終わってしまっている2人もしくは複数人の間に残る、その人らの関係を繋なぐもしくは繋いでいた何かは時として実に残酷である。

という感じでし
>>続きを読む

ポパイと船乗りシンドバッド(1936年製作の映画)

-

デイヴ•フライシャー監督

OLIVEを引き合いとした、POPEYE vs BRUTUS

ほうれん草の缶詰
こうして改めて観ると、ほうれん草のCMにしかみえない。

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

北野武監督

花畑の真ん中で、君と並んで歩こう、
例え僕の目が見えなくなったとしてもだ。

みたいな映画です。

恋の結末は悲しいことばかりだと人は言います。

映画における海外進出の良し悪しは、かな
>>続きを読む