みんとさんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

みんと

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エール!(2014年製作の映画)

3.8

愛まみれの良作!!!

親離れ 子離れの瞬間は健常者であってもそうでなくても同じ。誇らしくも切ないもの。

主人公ポーラ以外は皆 聴覚障害者という家族構成の中で彼女の才能は図らずも歌う事だった。これは
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.9

圧倒的に宇宙を感じられる作品!!!

このタイプはラストが見えるから安心してドキドキ感を味わえる。

手に汗握るとはまさにこの事で、力が入り過ぎて肩凝った!
この神秘的な映像美と迫力はやはり劇場で味わ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

たま~に観たくなるこのジャンル。
パニクるにパニクった!!!

ホントに呼吸するのを忘れる程の恐怖と緊迫感の連続。思わず両手で口を塞ぎ仰け反ってしまうほど。

当然、観終わって何かが心に残る訳でもなく
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.2

ほっこり素敵なラブストーリー!
二人のピュアな恋に心洗われる。

明るさと優しさに溢れる人間関係は
もしかして開放的なハワイという土地柄なのかな?
そして何より海の動物達が良い味出してる*ˊᵕˋ*
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

発想が斬新!!!

今ならもしかしてありうるかも?と思える設定が20年前の発想というのには驚き!

一歩間違えたらホラー作品になりそうなところを、ジム・キャリーのコミカルなキャラがそうはさせなかった。
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.1

事実は小説よりも奇なり!!!

これは実話なんですね。

どこまでも寛大で慈愛に満ちたサンドラ・ブロック演じるリー・アンのサバサバとした男前マダムっぷりがとても気持ちいい!

何が起こっても怯むことな
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.9

時を遡ったフランス版ラ・ラ・ランドを観た気分!!

台詞が歌のみのミュージカルに、序盤の抵抗感が否めなかった。
けれどジオラマみたいなシェルブールの街並みやポップな色使い、そしてビビッドな洋服全てが可
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

戦争で得るものなど何も無い!

仲間を失い 愛する人を失い そして何より自分を見失う。

愛国心という幻に囚われ いわば洗脳とも言える精神で下した判断が正しいはずも無く…

再三にわたる極限の緊張感か
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.4

観てよかった!!!
いや観るべき作品だった!

ジャケットから連想させるものがあまりに悲惨過ぎて敬遠してきたけれど
主人公の演技力の素晴らしさとピアノの旋律の悲しくも美しい音色にのめり込んでしまった
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.6

全てはラストの為に!!

終始重苦しい空気感と破壊的で暴力的な主人公の強烈な印象に本題がなかなか見えてこなかった。

何者をも寄せ付けようとしないジェニーのあの瞳が頭から離れない。
それでも彼女が唯一
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.4

人を好きになるって切ない!

でも「好きになならずにはいられない」と思える人に出会えるって素敵な事。

冴えない中年男性フーシが恋をして変わってゆく。不器用ながらも一生懸命な彼の姿についつい応援してい
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.3

とても良く出来た作品だと思う。

韓国のろうあ者福祉施設で実際に起こった入所児童に対する虐待。
そしてその告発と顛末。

閉鎖された世界で起こる虐待という
狂気はまさしくトガニ(坩堝)!
子役を含めた
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

ポップでハッピー!!
底抜けに明るくてキュートなトレイシーにいっぱいいっぱい元気もらった~♪♪

そして何より愛すべきは
ジョン・トラボルタの女装ママ!
キレッキレのダンスと乙女な表情のギャップ。
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

色んな意味で凄すぎた!!

緻密に計算されたストーリーに
迫力満点の見せ方。

それにしてもあまりにもキツすぎた!
善悪、倫理観、全てが破壊された気分。


良い意味で韓国映画のイメージを覆す後味の悪
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.6

とてもリアルで身近で感情移入しまくり!!

恋の延長を経て、
子供という繋がりがなくなって、
初めて冷静にお互いを見つめ合う時が来たら果たしてどんな感情が生まれてくるんだろう…

夫婦のあるべき姿がこ
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.2

楽しくて楽しくて仕方なかった!!

思わずリズムを刻んでそして踊り出したくなるようなワクワク感はミュージカル映画の醍醐味。

終始自由奔放に見えるドナは実はちゃんと自分を持ったしっかり者!
母親目線で
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

取り敢えず波に乗ってみた!

最近はメディアでも上田監督を目にする機会が増えて乗り遅れ感と期待値の高さに少々評価は低め。

低予算と無名キャストでつくられたと頭に置いて観ればきっと楽しめる作品なんだろ
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.6

とても勉強になる作品だった。

国の在り方 思想のもたらす力の大きさを思い知らされた。

あまりに狭い日本の中であまりに狭い視野の中で生きて来たことを否が応でも実感させられる。

東西ドイツ統一の裏に
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

最高にハッピーになれる作品!!

無駄なくわかり易くてちょっぴりのロマン。
ロードムービーのワクワク感も加わってとにかく楽しくて美味しそ~ が満載!!

パーフェクトな人間なんて何処にも居なくてむしろ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

純粋にあるがままに生きる人生ってこんなにも素晴らしい!!

いつも心に「どうせなら…」
どんな状況であろうが ありのままを受け入れ周りを避難することなく。
フォレストのようにどこまでもポジティブ思考で
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.1

面白かった~~!楽しかった~~!
も~最高~~~!!!

クールで敏腕のヒーリーとドジで脳天気でお茶目なマーチ。
テンポ良くハチャメチャな凸凹コンビから目が離せなかった!

バディームービーにハズレは
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

とても洗練された もはやアート作品!!

映像の美しさ、静かに染みる音楽の美しさにグイグイ引き込まれた。

ハッと冷静になると有り得ない設定なのに何故か心打たれるのは
ちょっとハスキーなスカーレット・
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.0

父親になるってこういう事なんだ!!

短絡的とはいえ大罪を犯してまで注ぎたかった愛は純粋で切なくてあまりに短くて。

世代を超えた構成はやや長めなものの最後までルークの残像が尾を引いた。
決して飽きの
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.3

独特過ぎるテンポと世界観!

恐れを知らない少年時代の甘酸っぱさやワクワク感は二度と戻れない時間だね。

いろんなしがらみの中で生きている大人にとっては何とも羨ましい限り!!

まさしく魔法をかけられ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

こういう作品がずっと受け継がれていって欲しい。

伝わるメッセージは決して派手ではなく日常の中に実は潜んでいる人間の本質に触れるもの。

実感のない戦争という現実の中で少しずつ大切なものを失っていくす
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.3

良かった~~~美しかった~~~

キーラ・ナイトレイの彫刻のような美しさには惚れ惚れする。
凛とした強さ、アイデンティティ…
彼女の存在感は凄い!

時代背景も世界観も素敵ですんなりストーリーに溶け込
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.2

こんな個性的な生き方もアリなのかな?

あっけらかんとしたマギーに周りはすっかり振り回されたように見えて実は全て彼女のお陰なんだよね!

考え方は色々、価値観も色々、勿論 生き方だって色々。肝心な事さ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

期待値が高すぎた分どうかなぁ~と思ったけど のっけからやられたーーー!!!
も~ワクワクが止まらない!!!

音楽、ダンス、カメラワーク全てが圧巻!!
ハッとするようなビビッドな映像には否が応でも引き
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.9

まさしく観終わって幸せな気持ちになれる上質のロードムービー!

サクサクッとテンポ良く笑ったり泣いたり考えたり とてもメッセージ性の高い作品だった。


比較すると幸せは台無しになる

不幸を
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

これはも~英語の勉強したい欲が高まるに決まってる!!

家族から認められない専業主婦の葛藤は世界共通!けれど一歩踏み出す勇気ときっかけがあるかないかって大きいな。

カフェのシーンは海外で誰もが経験す
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.5

衝撃的過ぎた!!!

え?!え?!怖い!!そういう事?!
謎解き 伏線回収が心地良い。
ただ それとは裏腹に今まで味わったことのない狂気に背筋が凍る!!!

沈着冷静なエリートが陥るところはこうもアブ
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.9

人生 何がきっかけで内なる魅力が溢れ出すかわからない!

超デタラメ男ロンはHIVと診断され余命30日と宣告された。
ここからの彼の行動力 熱量たるやハンパない!!
偏見の塊 ロンの男気溢れる変貌ぶり
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.7

ポップなジャケットイメージとのギャップが大きかった!

1度きりだから誰もが人生においてのビギナー。実は正しい生き方なんて何処にもないのかも?

自分が終わりを決めさえしなければ何処からでもリスタート
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

超絶なサスペンス映画!!!

二転三転の連続で最後まで到達点が見えずハラハラドキドキしっぱなしだった。

突然娘を失った家族の心情はかなり共感出来る。人格が崩壊する程の悲しみ 狂気を帯びた行動はもはや
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

衝撃的!!!

好きか嫌いかでは計れない作品としてのインパクトが頭に残る。

独りよがりとも思えるセルマの生き方は
決して共感出来ない。
けれど形はどうあれ信念に従い自分の選択にきちんと責任を持ったと
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

独特のカメラワークと世界観そして絶妙な間のとり方。
もはや絵画のような芸術作品を観ているかのような錯覚を覚える程。
初のグザヴィエ・ドラン作品は噂通りだった!!!

LGBTをテーマとする作品でいつも
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