澪標さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

澪標

澪標

映画(3042)
ドラマ(41)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

宗教とは信仰でありエンターテイメントであり政治でありビジネスであり…と、形のないものだけど、彼女は1番宗教ってこういうことだよなと思わせてくれた信仰の仕方に思えた。
ただ多くの人を巻き込めば巻き込むほ
>>続きを読む

ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

3.1

テレビのスペシャル番組がちょうどいいかも。
映画館でこれに集中してみるのはツライ!なんか福田作品としての振り切った感が甘めだし、クリスマス映画にしてもそこまでという感じ。
あとは、眼福のために玉木さん
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.4

なんだかつかみどころのない感じの印象。
何をしてもどうしようもできないと感じる自分のルーツ。
波際を歩いているように、いつも虚しさが足元を濡らしているような映画だった。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.4

ジムのコメディは、完璧に計算されたミュージカルのような滑らかさと緻密さを感じる。
物語はなんだか大人に読み聞かせる御伽噺のような話。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.5

舞台装置のような話。
誰もが私利私欲のために貪欲にわがままに生きているが、それが1番人間らしく感じた。
タイトルがまたみ終わっても輝く。

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.4

なんとなく、この人かなというのは最初の頃にわかってしまう…ので、もう少し溶け込んでくれてても良かったかなと思う。
韓国映画らしい遠慮のなさと最後の静かさはむしろ調和がとれててよかった。

ポルターガイスト(1982年製作の映画)

3.3

あれ、なんか子どもの頃はめちゃ怖い記憶しかなかったけど、大人になって再見したら、まあまあポップな感じで。
ディズニーのアトラクションにあってもいいんじゃないかってくらいの躍動感でした。

インシディアス(2010年製作の映画)

3.3

ファンタジーのようなホラーのような、いやホラーなんだけど。
目がやられる、急な音楽と効果音。
ホラー映画要素は満載でまだ続く感じ。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.6

なんだ、この映画は!
寝る前に見ると脳裏に焼きついて眠れなくなるやつです。
脆く壊れる心、親子は遺伝なのか…。
淡々としすぎてて怖い。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.4

相変わらずの問答無用でして、そこがこの作品の1番の魅力。
コンプラとか色々うるさい中だからこそ求められる作品なのかもしれない。

娘・妻・母(1960年製作の映画)

3.6

まずね女性陣はキャストが華やかでありながら、一人一人味があって、淡々としてるようで日々の機微がわかる。
そして、解決したようなしてないような終わり方がまたリアル

シティーハンター 愛と宿命のマグナム(1989年製作の映画)

3.3

シティーハンターってホント1話完結だから、どこからみてもシティーハンターってどんなことか分かるからいい!
もっこりあり涙あり銃あり、神谷さんだから成立する!

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.6

大人になって、そして劇場でシティーハンターを楽しめることに、すごく感謝。
色々てんこもりだったけど、ファンとしては楽しめた。そして、GET Wildはやはりアニソンの頂点にいる気がする。
最後にアニメ
>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.4

ナレーションの是非。話の筋をはっきりさせるけど、それは個人的にはいらない気がする。曖昧さを消すためにあえて強制的にやったのならありだけど。
後半はあまりにドラマチックすぎて、この話はシンプルでも十分ド
>>続きを読む

ビースト(2018年製作の映画)

3.4

無垢な正義は存在するのか。
警察の意義は、犯人を捕まえることなのか犯罪を抑止することなのか。
途中から誰ものタガがはずれて、もう修復ができなくて、澱みだけが残った。

呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.3

すごい邦題。
ホラーの原点は、1番醜くて恐ろしいのは人間ということなのは変わらない気がする。
いろんな要素も相まって、程よく楽しめた。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.5

韓国映画って、今の日本映画では踏み込めない、踏み込まないエグさがあって、直視できないけど、際どさは見応えある。
イケメンだけじゃない最近のイ・ビョンホンを味わえるいい映画。

スモールワールド(2021年製作の映画)

3.6

これは全部フィクションだと思いたい。
映画の中の話だって思いたい。
子どもの心を殺すのは、人生を奪うのと同じ。
殺人と同じ定義でいい。
一人一人救うしかないし、一人一人探すしかない。より多くの大人がそ
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

存在と証明の話に思えた。
深夜に見ると自分の存在が夜に溶け出して元に戻らない気がするし、昼間に見たら見たで外に出れなくなる。
考えると途方もない命題にあたりそうで、怖くなる作品。
それにしてもフローレ
>>続きを読む

ドゥ・ノット・コール 禁断の顧客リスト(2020年製作の映画)

3.2

意外に楽しめた。
B級な爪の甘い犯人にツッコミは尽きないが、最後の着地もライトだがよかった。

加藤隼戦闘隊(1944年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争は全てを連れ去ってしまうので、戦争映画は何も後に残らない気がする。
虚しさが残るだけ。人間の業への虚しさ。
最後1番いいシーンになったんじゃないかというところをあえてなのか、字幕だったのは、どこか
>>続きを読む

心霊写真(2004年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

そこまで怖くないけど、カメラを要所要所使うので目が疲れる。
最終的にお前が悪いんかーいってつっこんだ。

ハワイ・マレー沖海戦(1942年製作の映画)

3.3

なかなか戦時中の作品を見たことがなかったので、関心深かった。
その頃の日本の状況や戦況など最低限の知識をいれておくべきかと。
日本人ってホント精神論好きだよなぁとつくづく思う。

かくれんぼ(2013年製作の映画)

3.5

これは!
夜1人で見れない!必ず途中で玄関に行きたくなる。
前半と後半の持って行き方がすごかった。
日本にはこういうハラハラ感の映画は少ないなぁ。

女の座(1962年製作の映画)

3.5

キャストが豪華!
日本の家庭の縮図みたいな、今にも通じる感じ。
女性陣のテンポのいい会話が楽しい。
日本人には、家族という習慣の呪いにもなる言葉。最後少しその呪いが和らいだかなと。

恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.3

今時の恋愛映画…なのかもしれない。
会話がテンポよくて、最後がそこまでドラマチックじゃないのもよかった。

カラダ探し(2022年製作の映画)

2.9

青春映画だよね?
ホラーと思ってみ始めたけど。
そして、みんな高校生はきつい。

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.3

まず銃を手にしてる人に平和は来ない。
手段は目的のために正当化されない。
そして、作品自体はなんか最近行定さんにハマらない。原作未読だが、実在する人の描き方もなんだかなぁ。
衣装もみんな着物の中スナッ
>>続きを読む

惜春鳥(1959年製作の映画)

3.4

どこか日本独特の耽美な感じを散りばめながら、社会に誰もがもがいてボロボロになって…。
青春時代の友情はいつの世でも儚く粉々になってしまう、でもだからこそ美しくもある。
タイトルがまたいいなぁ。

大いなる自由(2021年製作の映画)

3.5

主人公の方、実年齢調べて驚いた!
すべてのものに名前がなければ、誰も苦しまないかもしれない。定義するから、はみ出してのけものになる。
エンドロールの後映画館が明るくなるまでのすべてが作品だと感じた。

ひろしま(1953年製作の映画)

5.0

作品自身はもちろんだが、この映画を作るまで、上映された後まですべてを後世に残して欲しい。
邦画の戦争映画の中で、別格の作品。

エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.3

時間巻き戻り系ですが、そこに色々絡まっていくって感じでテンポ良く最後もまとまってた感じ。
サクッとみれます。

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.3

コンビニから姿を消してたとは知らなかった!
品行方正って、下品とか下世話と呼ばれてることありきで存在してると思うので、観終わってタイトルいいなと思った。
なんでか、長く忙殺されてると気づいたら成長じゃ
>>続きを読む

日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声(1950年製作の映画)

3.5

本当の意味で戦後に作られた作品。
反戦の祈りより怒りや怨みに近い熱さがある。
今はもう作れないだろう。
戦争を経験したものにしか作れないとしか、戦争を経験していない人は語れない。

アンツ・パニック 巨大蟻襲来(2017年製作の映画)

3.0

学生時代に友達が面白いもの作ったぜ!と見せてくれたら、めちゃ楽しいそんな感じ。
ノリは結構楽しいけどな。

島守の塔(2022年製作の映画)

3.5

ドラマにして細かく描いてもいいと思う映画。
キャスティングがよかった。
戦争について理解することは今の私たちにはできないかもしれないが、知ることはできる。