みっぽさんの映画レビュー・感想・評価

みっぽ

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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.0

GHOST WORLDを見た後に続けて鑑賞したので、冒頭の「ぜーんぶ上手くいかない」「やることなすこと失敗ばかり」的な台詞が、時代も国も違う女の子と繋がっているように見えた。
可愛い服やメイクで好き放
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

拗らせたオタクちゃん、イタくて斜に構えていて周りにナメられたくなくて、、。
見ていてなんだかイラついちゃうけど愛おしくもなる。
私もこんなんだったんだろうな。10代後半なんてみんなこんな感じだよね?
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

私これ何度も観てるのに記録付けてなかったのね???
SAG Awardsでの写真を観て、もう一度映画を観たくなったその他大勢の内の1人です。
何度見ても終盤のそれぞれ戦いへ向かう姿にグッときて、一気に
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

友人に勧められて鑑賞。
どきどきと苦しさで2時間があっという間。
あどけない子供が笑いながら小さな手で銃を持つアンバランスさが不自然に見えるけれど、これは今も起こっている現実なんだと思うと遣る瀬無いな
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ポップでシュールでキュート!
この人の作品は理解できない部分の方が多いんじゃないかって思っちゃうけれど、クスッとしたり、ハッとしたりするシーンが散りばめられていて、きっとこの映画も観るたびに違う見え方
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.0

柳俊太郎観たくて、、
サメはめっちゃ良かった🦈
何も考えずに、ながら見するくらいの方が楽しめそう

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

-

苦しすぎて休憩を挟もうかと思ったけれれど、一度止まったら二度と見たくなくなると思いどうにか最後まで見た。
一瞬でも可哀想だと思った自分の感情のグロさに吐き気がする。
すぐ手の届くところに飲み物とお菓子
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.8

一晩で青春巻き返す!!って勢いのまま最後までスピード感変わらず展開していって超楽しい!
モリーとエイミーが可愛らしくて終始にこにこで観ちゃう。
モリーが自分を卑下した時に、親友のこと悪く言うなってブチ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.0

綺麗な青髪に惹かれて見てみたけれど、あまり好みじゃなかった、、。
学校のトイレ青くて可愛いな。
ミラは可愛いしモーゼスはイケてるのにこの2人が全く映画にハマっていない気がしてしまう。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.5

リリー、アイナー、ゲルダ、それぞれの葛藤が全て苦しい。
何かを得るためには何かを捨てなければいけない。
苦しみごと愛したゲルダの強さ格好良いなあ。
今でさえこんなにも差別的な視線が多いのに、トランスジ
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.5

こういうお店で働きたい、、。
こんな風に毎日作れたら楽しいだろうな〜
カラフルで洗練されたお菓子も、各国の伝統菓子のどちらも全く違う良さがあって好き。
人ひとり亡くなるとその周囲の人達の人生は良くも悪
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

何度目かの観賞。
定期的に見たくなってしまう。
いつ見ても、何度見ても色褪せない可愛らしさがあるなあ。
アメリの履くころんと丸いフォルムのマーチンとか、赤いパイピングのキャミソールとか、衣装がすごく好
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こはく(2019年製作の映画)

3.0

なんだか終始もやっとする演出、、。
田舎の家をホモソから見ている家族像が気持ち悪い。
虚言癖のある兄、流されて生きる弟のどちらからも滲み出るマザコン。
そして結局美化される親子関係。
リアリティのない
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そばかす(2022年製作の映画)

4.8

Aロマを描いた作品に初めて出会えて感動した、、。
「そんな嘘つかないで」とか「強がっているだけ」って数えきれないほど聞いた言葉。
恋愛感情が湧かないからって他者に興味がない訳じゃないんだよね。
人とし
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作大好きでも、原作未履修でも楽しみ切れないかもしれない、、。
私のようなライト層が1番楽しめたのでは?
山王戦に辿り着くまでの関係性や経験があってこそのあのシーン。
少し空気の抜けたボールが弾む音か
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.5

仲間内でちょっと格好良いedit作ろうって撮り始めたのかな。
10年以上一緒に遊びながら撮れる友達だから作れた作品なんだろうな。
暴力も貧困も断ち切り方を誰も知らないから連鎖していってしまうのはリアル
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.5

半径50mの人達の淡々とした日常。
社会は1人ずつの生活が折り重なって構成されている。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

点数付けられない、、。
しんどい、、。
現実はちゃんと行政が仕事してくれているって信じたい。
こんなの現実じゃないって目を背けたくなる。
食べ物に困らないことの象徴のようにマックをむさぼるシーンとか、
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

ザ・ラブコメ!
推しの好きな映画なので鑑賞したけれど、このくらい振り切ったラブコメだと清々しい。
実家の太い素直なギャルは生きる上で最強。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.2

ミソジニー野郎が次々と登場してきて本当に胸糞悪い!
蔑視が見えるセリフが自然に織り込まれているリアリティにゾッとした。
あえて恐怖で支配しようとする復讐の仕方を選んだのは、今までやってきたこと分からせ
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さがす(2022年製作の映画)

4.2

佐藤二郎ってこんなにすごい俳優さんだったのね、、。
それぞれの記憶を辿りながら伏線が回収されていくの面白かった。
指名手配犯を追って消えた父親を探す映画だと思って見始めたら全然違った。
フィクションと
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

エヴァシリーズに手を出した後、改めて鑑賞。
共通する気持ち悪さが確かにある。
これからもたまに思い出しては観て、きもい!!!ってなるんだろうな、、(でもまた見る)

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.8

こってこてゴリゴリにポップな可愛さなのに、毒気もてんこ盛り。
ジェンダー、ルッキズム、レイシズム、生理、義務教育、、そんなことも可愛く歌ってしまうの皮肉がこもっていて最高だった。
過食嘔吐を『オレンジ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

コロナでとてつもなく喉が痛い時に見る映画じゃなかった、、。

終盤のやるせない表情で土をむさぼるシーン、すごく悲しいはずなのに綺麗で可愛く見えてしまった。
小さい子供が何も気にせず手掴みでお菓子を食べ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

一夏で人生狂っちゃう垢抜けない男の子のお話。
ティモシーシャラメがちゃんとダサくて良い!
疎外感から俯きがちで暗い印象だったのに、少しずつ調子乗ってイキっちゃうのもダサいな〜。
ハンターの妹やダニエル
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

レイ、先輩としてめちゃくちゃ格好良い…!!
少年時代にレイと出会えたスティーヴィーが羨ましいな。
この2人のツーショットかなり印象に残るシーンが多い。
レイがデッキテープ貼ってあげる夕暮れ、店裏での会
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

田舎の閉塞感、家柄の劣等感、都会への期待、どこの田舎でもきっと変わらないんだろうな。
嫌いだと思っていた街が車に乗っただけで違って見えたり、外に出てみると見え方が変化したりするよね。
ダサくて痛い学生
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.0

エル・ファニングじゃなければきっともっと退屈しただろうなあっていう内容。
ただひたすらに可愛い。
19世期のロンドンなんて衣装もストライクに決まってるじゃない、、。
登場人物のレイシスト率に腹立たしく
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

グザヴィエドランが出ているからというだけで鑑賞。
観たことを後悔するくらい冒頭から息が苦しく、ラストまでずーっとそれが続く。
同性愛が罪だと、それを治療しなければならないと、そんな表現に吐き気がした。
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

久しぶりに胸糞映画観た…。
子育てって本当に洗脳だな。
一歩ずつちゃんと狂っていくのが息苦しい。
終始重たくて気持ち悪くて誰も救われない。
これを観て、子供のことを嫌いな親なんていないとか、親のことを
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

なんだか無性にあの映像また観たいなと思い再鑑賞。
NYの夜を走り抜ける電車とか、ガラス越しの店内とか、煌びやかなネオンとか好きなシーンがたくさん。
ストーリーは途中眠たくなっちゃうけれど、映像はずっと
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.8

シンデレラストーリーも恋愛ものも、全く興味のないジャンルなのにこれは映像が可愛すぎて見入ってしまう…。
ストーリーの退屈さも気にならない!
ファッションもインテリアもヘアメイクも全てがどストライクで、
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0

テーマ自体はありがちな「正義とは、悪とは」というもの。そしてそこに「家族とは」というまたありがちなテーマが絡まるのだけれど、全く退屈せずに観てしまった。
光が美しいシーンが度々出てきて「光と陰」を思わ
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アリーキャット(2016年製作の映画)

3.0

猫になりたい…。
kjと窪塚洋介に可愛がられる猫になりたい…。
この2人が終始格好良い。
正反対に粘っこい気味の悪さを演じる品川が怖すぎた。
市川由衣なぜか苦手なんだよなあ。
あー、猫になりたい。