Miiさんの映画レビュー・感想・評価

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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

小さいころから幾度となく見てきたもののけ姫。
映画館で観たのは子どものとき以来!
感動してる勢いでレビューします。

長らく家のテレビで観てきたので、
映画館で見ると、雨、風、そして水の音が
こんなに
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

ジブリで一番好きな映画。
子どものころ(VHS時代)から、
数え切れないほどビデオで観てきて、
今回初めて映画館で。

このコロナの状況中、
映画館行くこと自体、かなりためらわれたけど、
でも、映画が
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1、4、5、6には遠く及ばないよ!
とかなんとか、
毎回ブツブツ言いながらも、
毎回きっちり見に行き、
なんだかんだ感動してきたのですが、
これでついに終わったのかと感無量です。

レイがパルパティー
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争下、ホワイトハウスは戦況が好転する見込みはないことを分かっていながら、なお、国民をベトナムに送り込んでいた。
ニューヨークタイムズ紙がスッパ抜いた、ベトナム戦争における機密文書の記事。
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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

2.5

名作、傑作だと聞いて見たけれど、
すべてにおいて、ハマらなかった。

期待しすぎたのかも。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

ツッコミどころ満載。
レイア姫が浮遊するところは、
思わず、えっ?と声が出てしまった。

エピソード4〜6、そしてエピソード1を
こよなく愛する私としては、
2でコレチガウ……となり、そのときに、
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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.8

ハイファッション、靴好きにはたまらない映画。

マノロブラニクの靴はよくよく知っていたけれど、
マノロブラニクという人はまったく知らなかった。

とってもチャーミングで、
おしゃべり好きで楽しい人であ
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

5.0

長い手足に端正な顔立ち、そして類稀なるバレエの才能。彼が画面に映った瞬間、一瞬で彼の虜になってしまった。
素人目にも、その踊りが群を抜いていて、この世のものとは思えないほどの美しさなのが分かる。

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ローマに消えた男(2013年製作の映画)

4.2

長くなりそうなのであらすじは置いといて。

双子が、お互いのフリをするというのはよくある話ですが、この作品にはそんな凡庸さはまったく感じませんでした。

エンリコ、ジョバンニそれぞれが、異なる精神疾患
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エール!(2014年製作の映画)

4.0

もっと早く観とけばよかった!
とてもいい映画でした!

両親と弟が聾唖者という農家の家庭に生まれた少女は、自分だけが唯一聴こえる。
だから彼女がいつも家族と社会との“通訳”をして、ずっと家族を支えてき
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.5

マイケルファスベンダーの憂いを帯びた瞳に吸い込まれそうでした。
X-MENでもアンニュイな表情がセクシーだなーと思っていたけど、この作品では最初から最後までそんな彼の魅力がダダ漏れです。

セックス依
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.5

コリンファースの繊細な演技は『裏切りのサーカス』でも目を見張るものがあって、今回も同じようにすごくよかった。結構好きになりそう。

恋人を事故死で失い、喪失感に耐えきれず自殺を決心したジョージ。
しか
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.8

行き過ぎた「ないものねだり」や「幻想」の果てに待つ、途方もない虚無感がよく描かれてた。
どうしようもなく退屈でつまらない現状が、実は他の何物にもかえがたい最高のものなんだよ的な話。

それでも人はない
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セレブリティ(1998年製作の映画)

3.9

同窓会での老けた同級生を見て、自分はこうなりたくないと危機感を覚えたおじさんが、齢40にして、心機一転、名声を手に入れようと血迷う映画。

16年連れ添った妻を捨て、セレブの中に身を置いて女優たちとの
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.4

養子を迎えたい妻に対し、養子縁組に猛烈に反対してたレニー(ウディアレン)。
妻からの「いい子が見つかったわ!」という電話に、「今すぐ返事が聞きたけりゃ、ノーだ!」そして受話器ガシャン! から一転
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

4.5

ケリーリンチ!
小さいころ『カーリースー』を観て、子どもながら、その整った顔立ちにものすごく憧れた女優さん。久しぶりに観て感動〜
ただ、ボブが去るのを見送る後ろ姿は笑った。脚長すぎ、スタイルよすぎ。
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

-

スコアつけられない…
すごく観たくて観たくて、1800円も払って観に行ったのに、気絶してました。
起きた瞬間に、自分が寝てしまったことに気づいて愕然、ドン引き。

途中からまた見はじめましたが、
写真
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

カラックス監督の映画を観るのははじめて。一度観ただけでは味わいきれない、奥深い映画だった。
音楽の使い方や映像が独特で、予測不能な展開に、とにかく恐る恐る、ちょっと耐えきれなくてたまに休憩しながら鑑賞
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.0

ゲーム理論でノーベル賞を受賞した天才数学者ジョンナッシュがモデルとなった映画。
そもそもゲーム理論も、ジョンナッシュもまったく知らないまま、ただなんとなーく観てみました。
ラッセルクロウの柔和な雰囲気
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.8

大好きなリバーフェニックスが出ててびっくり!
彼の横顔が相変わらず美しくてテンションあがったけど、
なんとなくこういう映画には合わない印象。
古くささ、物足りなさは一切感じることもなく楽しめる映画。よ
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息子(1991年製作の映画)

3.9

岩手の山奥の家。妻に先立たれ、この先どうするか、決断を迫られる年老いた父親。

東京の大きな会社に勤める長男は、マンションでの同居をすすめる。
でもそれは、長男として世間体や親戚の目が気になるからとい
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

大好きです!この映画!
アンハサウェイとデニーロなんて、
それだけでテンションあがる組み合わせ。

生き方について考えさせられる内容。
急成長したファッション通販サイトのトップであるジュールスは、仕事
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

いい映画でした。しみじみと。
モノクロが見慣れないので、
はじめはきつかったけれど、
お母さんと紀子さんのやりとりでつーっと涙が流れ、最後のお父さんと紀子さんとのやりとりは涙が止まらず。
紀子さんみた
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.0

初フランソワ・オゾン作品。というわけで、空気感がわからず、終始戸惑ってしまいました。

というのも、
親友が亡くなり、その夫が女装家で…
というあらすじに、なんとなく勝手に『ミセスダウト』な女装家をイ
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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

3.8

まさに“神の眼”を持つ写真家。
ある部族の男から、天の使いだと言われていたけど、本当にそうだと思った。

次々と映し出される写真は、人びとに強く訴えかける力にあふれ、息を飲むものばかり。特にブラジルの
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.6

GUCCI GINZAシネマ ヴィジョナリーズにて鑑賞。

ジェームズディーンが、とにかくとにかくとにかくかっこいい作品。笑

ストーリーは結構ざっくりしていて、
ん??となるところもあるけど、
そん
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.4

夏が近づくと無性に観たくなる!

観るたびに新しい気づきがあって、
新しい感情がうまれて、
いろんな意味でけして飽きない。

家族や親戚って、
めんどくさい存在だけど、
でもやっぱり大事だよね、
家族
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攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

4.0

攻殻機動隊は大好きでぜんぶ観てます。
今回もしっかり初日に観にいきました。

ARISEシリーズはキャラクターデザインが改悪されてしまい、なかなか馴染めなかったのですが、ようやく今回で見慣れた感じ。
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.0

黒田硫黄の『茄子』を読んでから鑑賞。
レースの中ではいつもサポート役に徹している悔しさ、
かつての美しい恋人が兄と結婚する複雑さ、
そういう不甲斐なさを、
地元でのレースで優勝することで、
乗り越えよ
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.5

TVシリーズ観てなくて、
はじめてのSATCは機内で観た映画版2。
その次は映画版1を観るという、
逆行型鑑賞。笑

あんなクローゼットほしい!
とにかく笑って泣いて羨ましがって、
頭からっぽにして楽
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少年と自転車(2011年製作の映画)

4.5

父親に捨てられ、
児童養護施設にいれられるも、
父親を追い求める少年、シリル。
そんなシリルと偶然出会い、
里親になり、
彼を守り育てようとするサマンサ。

愛する父に捨てられた、
シリルの心の闇は深
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

4.0

邦題がダサすぎて、
ずっと観てなかった映画。

ウディアレンというだけで
評価はどうしても高めになります。

望むものがわかっているヴィッキーと、
望まないものだけはわかっている、
というクリスティー
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イタリアは呼んでいる(2014年製作の映画)

4.0

おじさんたちの脱力系ロードムービー。

イタリアの美食とおじさまたちのウィット?に富んだ会話がすてきな映画。
ストーリー……ほぼありません。笑

ただただおじさん2人の掛け合いと、
イタリアの美しい景
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

初小津安二郎監督作品。
若松での食器の色づかいがとても好み。

ローポジションのカメラアングルは、
日本家屋の美しさを引き立てていて、
すごくよかった。
高野文子の『黄色い本』もああいうアングルあった
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

邦画なんて、と小ばかにしてました。
ごめんなさい。
ものすごーくよかったです。

謎が明かされないまま終わる、とか、
主人公不在のまま物語が進む、だとかは、
映画や漫画の手法のひとつですが、
それを見
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

2.2

ラストでがっかり。うーん…

でもきっと思春期のころに見たら、
結構ハマってたのかもしれない。

よく分からないからこそ良くて、
雰囲気に魅了される系の映画って、
自分探ししてる感じに似てるのかな?
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