miraikakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.0

彼をとりまく女性たちの美しいこと。
ついついめんどうを見てしまう彼女たち。

過酷な
生き延びた
彼の
最後の旅

到達点に彼がいてほんとうに良かった。

2019/2/8

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

グレンの知的な表情が大好き。

邦題はまんまネタバレでしょう。
そのまま原題が良かった気がしました。

おもしろかった。

2019/2/7

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.8

正義なんて不確かなものはない
そういう映画が好き。

組織的な正義の追及は罪悪でさえあると思う。

超個人的な、それぞれの「正義」が社会的な「悪」と相反する。
少女のかなしいけどまっすぐな生きることの
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.0

ブロークバックマウンテンをどこか髣髴とさせる景色と
閉塞感がある場所でアイデンティティのありように悩みつつ
確かな労働と生活と
分かり合えないと思い込んでいる家族のふところの深さと

静かな、だけどと
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赤い雪 Red Snow(2019年製作の映画)

3.8

公開直後に映画館で。

印象的に用いられた「赤」
白と黒に足されたその色の、意味すること。

永瀬さんのたたずまいの静かさが
すてきでした。

2019/2/1

リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

4.2

さりげなく観に行って拾い物をした。
とてもすてきだった。

出会いのダンスシーンの痛快さ
彼女の彼を思う別れ方
「友人」になってからの彼の彼女の愛し方
血のつながりがちからを持つのはどこの国でも同じな
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

5.0

大事な作品。

何回観ても
揺さぶられる。
2019年、最初の映画館鑑賞映画

アップリンク吉祥寺のすてき空間も初体験したお正月の思い出。

TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」(2019年製作の映画)

4.2

良かった。

デイアンドナイトを観ていたこともあって舞台裏か垣間見れて泣けました。

ここのところキワモノ的な映画ばかりで何となく物足りなさを感じていた山田孝之の繊細さや在り方に触れることができた。
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.8

ベースの少女邂逅も
21世紀の女の子も
どちらかというと響かず
むしろ拒絶反応に近い感じだったのに
YouTubeで公開されたこれははまった。

特別版を映画館で観て
若い子どもみたいな監督の
知性に
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.8

いやーすごい。

あの時代の中国の政治的背景
それとは関係ない青年たちの群像劇、青春と呼ぶにふさわしい彼らの弾ける青さ。
リアルな戦闘描写と英雄信仰。

史実ベースのドラマ、やっぱり好き。

洗骨(2018年製作の映画)

3.9

沖縄のあのガマの暗闇や
風葬習慣、
あちらとこちらの境界線
神の声を聴く女たち

不可思議きわまりないあの場所の空気感。

さすがだなと。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

4.3

バイスと同時期に公開された意味を考えてしまった。
今の日本のジャーナリズムへの警笛、
長いものに巻かれ続けることへの、恐怖。

素晴らしかった。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

アームストロング船長は我々の世代には馴染みが深い名だ。

彼の知的で物静かな佇まいを
ゴズリングが好演。

前作と比較されるけど
史実ベースのドラマ、大好き。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

4.3

こういう史実ベースのドラマに滅法弱い。

英国宮廷ものが三作続いたが
これが一番見応えあった気がする。

女であること
為政者であること

素敵だった二人とも。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

この長い映画が
一度も長いと思わない世界

苦手だった岩井俊二の世界が一気に近くなって
これは何度でも観れる。

三人が美しすぎて怪しくて
大好き。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.2

宮﨑あおいという女優さんの
舌足らずな台詞回しが
この作品辺りから気にならなくなって
松田龍平のあのからだと佇まいが最高で

池脇千鶴とオダギリジョーがまた良いし
加藤剛が真面目な研究者らしくて
これ
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うさぎドロップ(2011年製作の映画)

4.2

最高にかわいい芦田愛菜
素敵なダイキチ
みんな優しくて
こんな風に子を見守れる社会に
ほっとするんだと思う。

芦田愛菜に迫る綾野剛で
motherを連想してしまうけど
良い人で
桐谷美玲さんとの恋人
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.5

大好き。

美しいオダギリジョーと
田舎臭い柴咲コウ
誰だよと思う西島秀俊
不可思議過ぎる田中泯

好きすぎる。

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

5.0

今年見た中で暫定一位。
お気に入り。

劇場で観れてほんとに良かった。機会があったらまた観たい。

怒り(2016年製作の映画)

5.0

この年は邦画良すぎた。

年に二回ほど見直す。
重いけど見事な役者たちの魂の共演がみられる。

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2019/5/25 
文字通りの意味だったんだと観終わってしみじみ。
最大のネタバレかかな。

ヘッジズ登場で、先日観た「ある少年の告白」が
内容的に「ビューティフル・ボーイ」が脳内を若干行き来しまし
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