miraikakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.8

信仰心ないし
キリスト教への造詣も深くないので

歌詞のもたらす意味とか
彼女や彼らが歌に込める思いとか
そのあたりは全く理解不能なんだけど

それでもゴスペル好きだし
あの独特のリズム感や声の圧倒さ
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明日の食卓(2021年製作の映画)

4.3

初動に貢献すべく初日鑑賞。

瀬々さんの
こっちのタイプの映画好き(笑)これの公開規模どれくらいなのか知らないけど「楽園」に通じる、出口ない感じ。あれに比べると、ラストはやさしいくらいだ。


だから
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或る終焉(2015年製作の映画)

4.2

いやー、軽い気持ちで見てはいけない。
のに、引き込まれてやめられない。

ラストシーンのあっけなさ。


どこか壊れてる彼の
贖罪的な寄り添い方は、誤解もされるけれど
信頼もされる。

介護者は他人が
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グンダーマン 優しき裏切り者の歌(2018年製作の映画)

3.8

知らなかったなぁと言うのが
予告編を観たときのおもい。

なにをどういうスパイだったのか
時間軸が交互に入り交じるので
多少の混乱もあったし

コニーの前夫との子はどこいった?とか
東独のかつての横暴
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初日。

オダジョー、最初の2分でいなくなった(笑)
回想シーンすら、ない。
なのに、思い出として語られるだけなのに、この人がどんな人だったのか、わかるから、オダジョーはすごい。

---+---+-
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

4.2

アップリンク渋谷にお別れを言いに行ってきた。いろんなことがあったけど、渋谷の文化の一端を担った映画館だった。ふらりと訪れて今の時間ならこれかなと映画を選んで観ることを初めてやったのもここ。

解決すべ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

アカデミーとったのに都内の上映は一つ。

老親抱える我が身。刺さるというか
なるほど彼らの行動の裏にはこんなことが起きるようになるのかと、勉強。

幸い認知度は年齢相応で病とよべるレベルにはなく、しか
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椿の庭(2020年製作の映画)

3.8

シネスイッチが開いたので早速。

邦画嫌いな人には酷評されそうな
邦画らしい邦画で、邦画じゃないとだめな風景や時間が映し出されていた気がした。

憧れの古民家、庭ありの不便だけど大事な生活の仕方。わた
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.1

うーん。配信で観ました。
うーん。
華ちゃんこの頃ちょっとイメージ固まってたかなぁ、相変わらずうまいけど、いつも同じになりがち。

夏帆さんが、際立って良いのだけど
この物語の核の部分が
良くも悪くも
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.8

おうちシアター

アマプラにて。



観なきゃなーと思っているうちに見過ごしていたもの。
子役たちがとにかく熱演。
これが現実これも現実。
なんの解決の道も示されないけど
子どもだけではどうにもなら
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.8

おうちシアター

主演からバイプレーヤーまでの
どの場面も役者がきらめいてる映画で
不妊治療のことや年齢差夫婦のこと、考えるべきことや教えられることもたくさん。感動もある。



なのに、なんで、そん
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.5

悩んだけど映画館での上映は最後と聞いて
ディスタンスディスタンスとそ~っと電車に乗って行ってきた。映画館にたどり着けば安心だし。


で、もうたまらない。
ボウイがきれいで。凛としてて。
どんな目にあ
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.0

変異株急増の世の中に無策な行政を見てると
怖くて外へ出れないよね、というわけで
おうちシアター


primeで。
なんの予備知識もなく
ふらりと選択してこのレベルのものが出てくるってところがアメリカ
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楽園の夜(2019年製作の映画)

4.1

ヤクザと家族の藤井監督大絶賛ノアール

ということで、山本賢治が脳内のどこかに居残った状態で観ました(笑)


こういうのも、ありかな。
女のコがやたら強い。理不尽に家族を奪われる、まさに反社の闇。
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

おひとりさま

なんて甘美な、、(笑)


孤独な寂しさや不便さやを
覚悟の上で
「これから」おひとりさまになる日が来たら
楽しみたいものだけど

この「おんなサンジュウの壁」みたいなやつは
昔も今も
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.6

原作未読。興味もないたぐいの、映画。

なのに、、
妙に残る。綾野沼在住だから観たけど
だから残っているわけじゃなく

見えていると信じているものしか見えてないのか、とか
所詮人は自分の見える世界で生
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

2.8

Herselfという原題を噛みしめてなんとか納得。

希望を与えるとか
社会問題に切り込んだとか

そういう記事を読んでいたのでもう少し期待していたのだけど。→https://screenonline
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

初日。

小さめのスクリーンだけどほぼ満席。
映画館には申し訳ないけどひとつおきの座席は快適すぎる。


死生観と、最後までをどう生きるのか
世の中にあふれる当たり前の幸せという名前の
様々な柵と
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薄暮(2019年製作の映画)

2.5

amazonPrime

絵もきれい
キャラもかわいー
思春期らしい青い感じも
芸術に向き合う感じも
家族の距離も
なんかとても良い感じだったのに


途中でお金なくなったとか?
やる気なくなったのか
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

amazonPrime配信


うーん、ファンタジー
この人のお話は霊的なモノで過去を振り返ったり今とこれからを応援するみたいなのが定番なのかな。

わたしはもう子ども時代をとうに終えた大人で心身健康
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

脚本家で映画を、選んだのは初めてかもしれない。高田亮に、はずれなし。


いつも「普通」じゃない役を楽しそうに演じる人が好きなので、成田くんはかなり好みの役者さん。
清原さんはdayandnightの
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.6

ワーストなんちゃらに選ばれていて(笑)

昔読んだよ、分厚い本で。

な~んにも考えず
どうなるのかなぁってふんわり思いながら
めったに選ばない吹替版で(笑)

癒やしよ。

2021/3/21

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

評判の映画を、初日に。


大きな動きも派手な立ち回りもないし
セリフも豊富なわけじゃないのに

一人ひとりの
その時の顔が見終わったあとにも浮かんでくる。

想像するしかない背景も含めて
見せられて
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

4.0

やっと観れた。
ヤクザと家族観るのに忙しくて(笑)

素直に感動。
ラストシーンのみんなが起立していく
その呼びかけの声の優しさに。

戦争は絶対反対。
名誉だと送り出す親にはなるまいと思ってきた。そ
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.2

友人に誘われてノーチェックでしたが。

良かった!
居場所のない人たち
ゲイだったりドラッグクィーンだったり
シングルマザーだったり
田舎町のオトコ社会にいる歌を歌いたかった主婦だったり
何より親たち
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夏時間(2019年製作の映画)

3.7

渋谷来ちゃった。

はちどりに負けてないと言われて、つい。


あの尖り方はなかったけど
このおねーちゃんのもやっと感はよくわかる。わたしも歳の離れた弟持ちの長女だから。

子ども扱いされたり
対等に
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

評判良いので観てきました
観るつもりはあまりなかったのだけど。


静河さんとリオさん、最高でした。

親の生き方をトレースすることが
全て悪いとは思わない。
大人の仕事なんて親のしか知らないで育つ人
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痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

身近な年寄りはみなピンピンしている今でなければ観れない気がして観てきた。

リビング・ウィルちゃんとやります。


あなたを選んだ自分の心が痛い

そこからの、リ・スタートが見事。
伴明さん、久しぶり
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

みなさんの絶賛に背を押されて(笑)


鑑賞偏差値高いですよね。

綾野作品は邦画の割に行間を読むものは多めですがそれでも最近のものはエンタメよりなのでここまで行間は、ない。
彼はホントは目線というよ
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.2

見損なったかとガックリしてたら
シネスイッチでやっていた、しかもレディースディでお得。
凛で美味しいホットサンドとコーヒーも食べて、気持ち的にも満足。


戦後のハンガリーに住まうユダヤの人たち。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

このご時世になぜ才あふれる監督が二人して同じようなテーマなのか。興味深い。二人で対談でもしてくれないかしら。

綾野さんのファンなので多少贔屓目になってるとは自覚してるけど
そもそも映画なんて主観で観
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.2

ネトフリにて。

芦田愛菜天才説の補強完備

父と母の不仲?すれ違い?
子どもの存在価値の不透明感から来る精神の行方不明。

そういうのうまいよなぁ

ファーストデイなのに自粛したので、腹いせに配信を
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.3

よくわからない。

つまらなくはなかったけど
何を受け止めたら良いのかすら定まらず、勉強不足を痛感した。

すみません。

2020/2/3

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

さて、夫を連れて三回目。

※初っ端からネタバレあり。















夫氏、ラストシーンの彩の台詞で泣きました。
山本さん呼びからのお父さん呼び、さらにどんな人だったのかとわらにもすが
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.7

amazon primeにて

映画館行かれないし
なんとなくガッツリ映画はしんどいし

で、アニメチョイス。

悪くなかったです。川栄ちゃんやっぱり上手だし、
棒読みのその他三名も役的にありかという
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.8

俳優が声をあてる映画は
数多くあるけれど

これはすごい。
芦田愛菜さんて!やっぱりすごい子。←もう、子と呼んでは失礼ですね

さりちゃんも、野間口さんも国村さんも窪田くんも、良かった。
おしゃべりス
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