miraikakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

真偽のほどは置いて
いまだアメリカで上映の予定もないということや、演者たちが揃ってギャラを寄付してたりと言うなか、今見る映画じゃないのではと思いつつ、
雨のニューヨークの誘惑に勝てず。

あの笑い声は
>>続きを読む

一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.3

ハードボイルド擬きの
おっさんたちの青い春を
痛快に笑い飛ばしてくれるのかと勝手に期待してた分、落胆もあり、かな。

いろいろわかるし
盟友へのオマージュに
ちと涙腺のひとつやふたつ緩みそうにもなるけ
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

すごいもん観た。

河村さん、攻め続けてる。

モンスターペアレントの真髄。
わたしの子、このいかんともしがたい信仰にすら似た勘違いが生むあれこれ。

子は親を好きで求めていくもので、
親の目線は絶対
>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.0

世の中から大きく遅れて(笑)
アマプラにて。


いや真ん中にいる若い人たちは想定内でしたが
脇を固めるそうそうたる面子はなんですかね?(笑)盛りすぎです。堪能しました。
巻き戻せるんで
え、今の、あ
>>続きを読む

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.5

今日から上映のいくつか気になるもの
目白渋滞を押し返して
やっと観てきました。

渋い。
心地よい。
洒落てる。

痛みや傷み、そして悼み。
抱えたものから
人は再生できる。
愛していればとか
好きに
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

主役の方は苦手なんだけど(笑)
他の面子が好きすぎる。

遅ればせながら、ではあるけど
おっさんたちなにやってんのというおかしさと、家族の繋がりってなんだよと考えさせたり、さすがです。

2020/7
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.7

公開当時、レビュアーさんたちに大絶賛されていたのだけど
娘が原作を夢中で読んでいた母親世代としては
躊躇した(笑)

WOWOW放映を録画してたものが見つかって

泣きながら観た(笑)

いいもんだね
>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.9

ドラマも観て
楽しみにしていた。
久しぶりの渡辺あや作品


勝てないかたちの話を四年生が後輩にする
だけど辞めてはいけない気がしてる。
後輩たちのなんとかしたい思い、ただ駄々を捏ねてる一回生も、関係
>>続きを読む

マイ・ライフ(1993年製作の映画)

3.3

ネトフリにて。

良くある話なんだけど
役者が良いと見せるなぁ。

2020/6/28

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

ネトフリにて。

美しい(笑)

娘が先に歳をとる。あのままだったら
娘を見送ることになる。
その悲劇から救ったのは娘がわたしのために嘘をやめろと言ったから。

恋愛だけでは彼女の恐怖は越えられない。
>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.6

インディーズ映画の真骨頂みたいな感じ。

語られないので想像しながら観る
その台詞はどんな気持ちで言ったの聞いたのと
終始問いながら観るのは
慣れてくるととても楽しい(笑)

先生かっこいいんだ、
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.2

あと20分しかない!
ってときにグルグル回ってて再生不能

やっちまったなとがっかりしてたのだけど
時間過ぎて動き、最後まで観れた。

本編が、ベルなので気になっていたのだけど
怖すぎ。

わたしは観
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

アマプラにて。

おもしろかった。
仕事を辞めたので
彼の気持ちはよくわかる(笑)

でも人は誰かに必要とされなくても
自分で自分を抱き締めるように朽ちていくことだってできるよねと
今のわたしは、目指
>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.2

ネトフリにて。

面白かったわ。
宗教には興味ないけど
これは歴史の話で
かつ、考えや思想が違っていても
互いを尊重することで人は人らしくいられるという話だったと思う。

2020/6/22

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

アマプラにて。

劇場でも観たのだけど
あらためて見るとあの時代のあの子たちの無限にも見えたエネルギーに毎日向かい合って、めちゃ大変だったけど楽しかったなと(笑)

わかりやすかった彼女たちの
若さゆ
>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.2

アマプラにて

多少騒々しいけれど
それなりに楽しんだ

2020/6/18

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.6

ネトフリにて。


おばちゃんも楽しめた思春期自分探しもの。

猫世界の親分は、何を背負っているんだろう?


2020/6/18

アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

3.9

フランスの至宝

美の象徴が
歳を重ねて見せる人生の終焉
そこに向けて
振り返り嘆き準備して、旅立つ。

面白いというよりしみました。

片をつけて旅立ちたい思い、よくわかります。資産価値がどうとか思
>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.5

ネトフリにて。

この監督のさくひんでは一番好き。

相変わらず「好き」であることの絶対性が好きにはなれないけど、愛が、より社会性というか、恋愛至上主義じゃない人たちで構成されていたので、恋愛感情尊い
>>続きを読む

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

4.1

スパイクリー御大にしか撮れない映画

幾重にも複雑に絡み合った差別構造と権力構造を黒人視点から描く
一方戦地での強烈な仲間意識
一人ひとりの背負った傷PTSDの存在
親子の関係性
地雷は人を選ばない事
>>続きを読む

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最寄り線の遅延にて、冒頭たぶん五分くらい観れなかった。いつか見直します。


で、にしても、

なにかを信じてしまうこと
新興宗教でも
三大宗教でも
あるいは人でも
教義でも

他者の言葉が届かないこ
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

一番近いシネコンで。

遥か昔の若草物語の記憶
少女時代への讃歌は間違いないけれど

大人になって
いろいろな理不尽と対峙し
それなりに生きたあとだから

もう一度原作を読んで
この解釈がどうなのか考
>>続きを読む

お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.9

数ヶ月ぶりの銀座。
旧友との再会。美味しいランチとセットの豊かな時間にぴったりの
大人のコメディ


日本もこのくらいパンチの効いた、でも下品じゃない、差別的なものはどこにもない、そういうコメディつく
>>続きを読む

未成年(2018年製作の映画)

3.8

おかえりなさいシネマート

この前武蔵野館のあと寄り道して買ったトートで解禁後初


おとこが誰を騙したか、ですよね。
おとなたちは仕方なく立ち直った振りをして生きていく
未成年は、きちんと愛して見送
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

アマプラにて。
公開当初、母を連れていって以来、二回目。


主人公の華ちゃんがフェリーニの道がわからなかったのに、というくだりがあるが
まさに、二度目だからわかる、そんな、映画だ。

この監督は笑い
>>続きを読む

燕 Yan(2020年製作の映画)

3.8

初日uplink吉祥寺にて。

好きだわ。
みんなそれぞれに良いのよ。
どの人の想いも深くは語られないんだけど想像できるから、観やすい。
観客に勝手に見ろではなくて
役者の背中や眼が
子役から成長した
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

ネトフリにて。

話題になっていたことも知らず
面白そうだと観て、あっという間に見終わってた(笑)


この世代の友情以上の話、日本だとベッタリした恋愛ものになるところ。
品の良い素敵な物語に仕上げて
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

怒りに勝るエネルギーは、ない。

支配と抑圧が
ただただ子どもを追い詰めて

大人が多少の違いはあれど
きちんと大人をやれない社会。

国家組織による不条理な暴力はたまたま今見えてるけど
戦争だって同
>>続きを読む

ギリーは幸せになる/ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常(2016年製作の映画)

3.8

アマプラにて。

拾い物。
大人がちゃんと大人であることは大事。

大人になれなかったギリーの母だけが異物に見える。
実際には一番多いのかもしれないけど。

前半のギリーの嫌らしさも後半への布石と思え
>>続きを読む

もみの家(2019年製作の映画)

4.2

武蔵野館❗️
映画館に行けました。
やっと、この日が来ました。


再開一作目は、これ。インディーズらしいのにしました。
志乃ちゃんやってた南沙良さん。これもまた良かったです。

途中、次に受け継いで
>>続きを読む

トゥー・リブ・アゲイン(1998年製作の映画)

3.4

アマプラにて。

モンスターペアレント(笑)
すごいな、この「愛してる」と「手に追えない」の振り幅。
いるんだよ、こういう無自覚なの。

あと、役所や立場でしかものを考えられない人ね。

彼女を救う覚
>>続きを読む

レイニーのままで 消えゆく記憶(2017年製作の映画)

3.5

やっと映画館があく。
明日はuplinkに行ってささやかなお祝いをしたかったけど実家に呼ばれた。
ミニシアターエイドは、これからだ。

***** *****

アマプラにて。


アリスのままで
>>続きを読む

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

4.3

アマプラにて。

今のわたしと実母の話のようだった。
わたしたちはこんなに仲良しではないけど
母の尊厳を守ってやりたいし
彼女もそれを望んでる。
だからと言ってここまでの覚悟も準備もできはしないのだけ
>>続きを読む

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

4.5

アマプラにて

久しぶりに見たけど何度見ても絶妙なキャストに身悶える。

翔ちゃん、この人ほんとに嵐の櫻井くん?となるし
加瀬さんは加瀬さんのまんまだし
伊勢谷さんの天才奇才っぷりも
蒼井優の普通でな
>>続きを読む

メインで過ごした5日間(2015年製作の映画)

3.3

ネトフリにて。

感想を残そうと思って
レビュー見たら
酷評続きでびっくりした(笑)

穏やかな映画だった。
特に感動的な何かが起こるわけではなく
でも大切な誰かを失って立ち直ることごできずに娘とも向
>>続きを読む

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

4.0

ネトフリにて。

ジェイコブくんの名前で。

賢明な兄、子どもで逝ったことが救い。
お金があっても生活の基盤を崩さないママは、生活者として何か大切なものを知ってる人だなと思って序盤見ていたけど、
やっ
>>続きを読む