このレビューはネタバレを含みます
旧作は幼少期から一体何回見たことか、高校生の時には自主上映を観に、たまプラーザまで足を運んだほど。比較してしまうだろうなとは思っていたが、結構忠実にリメイクされていたのでやっぱり検証スタイルの鑑賞にな>>続きを読む
びっくりするほど長尺の予告と、力の入った広告戦略に半ば乗せられた感もあるが、豪華な俳優陣に惹かれて観に行った。
(いかにも美大生好みの作風だが、元美大生の割に何故かウェス・アンダーソン好みではない。共>>続きを読む
最初から最後まで、失速することなくハラハラしどおしの映画だった。とても面白かったが、後味の苦いやるせないエンディング。
「新しい技術が生まれると、必ず新たな事故が生まれるんだ」みたいな主人公のセリフ>>続きを読む
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娘の「冤罪」を晴らすべく異国で犯人探しに奔走する父のサスペンスかと思って観に行ったら、異国滞在記+家族再生の人間ドラマだった。
まず「言葉に苦労するアメリカ人」という描写が異国の心細さを強調していて>>続きを読む
「事実は小説より奇なり」というが、そこまで新奇な話ではないので、これはひたすらレディー・ガガを観る映画だな、と思った。
あんなに強烈な顔とあの声で話しかけられたら、さほど気が弱いわけでもない私ですら>>続きを読む
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鑑賞前にファーフロムホームを復習。すんなり物語に入ることができてよかった。(マトリックスは復習せず観たので終始アウェイ状態だったため)
普段全く予備知識を入れずに観るのだが、今回はアンドリュー・ガー>>続きを読む
元旦に鑑賞。いつもの軽妙洒脱な感じを想定していたら、結構真剣なノブレス・オブリージュについての映画であった。
多分イギリス人と日本人では感想の温度差があるんだろうな。
劇中「マナーが人間を作る」という>>続きを読む
今年の観納めと思い、ネトフリではなく劇場に足を運んだが、観客はサブスク入ってなさそうなご年配が多かった感じ。
科学者が地球滅亡の危機を大統領にご注進するが、取り合ってもらえず、TVキャスターも話を聞>>続きを読む
素知らぬ顔で有毒物質を垂れ流しにしていた企業を相手に、実に30年以上に渡って闘う弁護士の実話。
不正を訴えるという正義の行為が、これほどまでに人生を犠牲にしないと成し遂げられないものなのかということ>>続きを読む
上映途中から映画館に入ったのかと思うくらい前置きなしにいきなり本題に入り、一気にラストまで畳みかけるスタイルで、気持ちがなかなかついていかず大変だった。98分というマーベルには珍しいコンパクトさのせい>>続きを読む
デザイナーを目指し上京した、霊感が強くおぼこい女の子(って何だそれ)が、毎夜部屋に出てくる60年代のロンドンの幻影に悩まされる。夢の中で歌手志望のサンディとシンクロし二重生活を送るようになるが、ある日>>続きを読む
後見人として、本来なら入る必要のない健康なお金持ちの老人を介護施設にぶち込み、財産を取り上げ骨の髄までしゃぶり尽くす…
清々しいまでの悪役、負けず嫌いの竹を割ったような性格、金髪碧眼と三拍子揃った理想>>続きを読む
オレオレ詐欺目的で電話してきた男を孫としてすんなり受け入れるおばあちゃんと、すんなり居着いてしまう男というプロットは、どこかで観た気がするのだが思い出せない。
すっとぼけたおばあちゃんやブルースハープ>>続きを読む
私にとってのアレサ・フランクリンは、ブルースブラザーズの肝っ玉母ちゃんのイメージ。
大まかなプロフィールは知っていたが、映画を観て、彼女が常に男性に支配され続ける弱い存在であり、常にリスペクトを求め>>続きを読む
あまりマーベルが合わない私だけど、すんなり見ることができたのは、監督がノマドランドのクロエ・ジャオだったからかもしれない。
喜怒哀楽全てが詰め込まれていて魅力的な映画ではあったが、映像のCG感が少し強>>続きを読む
全体を通して感じたのはトーベ、もう清々しいまでにムーミンに興味ないなってこと。
手慰みに描いてるだけで、ほんとにどうでも良さそう。
この人は本来人を振り回す人なのに、自分も振り回されているのが興味深>>続きを読む
いつものように圧の強いリドリー・スコット作品。
ストーリーは中世フランスが舞台の『藪の中』。
騎士のカルージュは、留守中に妻のマルグリットが旧友の従騎士ジャック・ル・グリに強姦されたことを知り国王に>>続きを読む
最初から最後までとにかく全編砂にまみれた2時間35分。IMAXは秒で完売、通常版での鑑賞。
ストーリーは単純、主人公ポールの父(アトレイデス家)は皇帝からデューンの統治を任命されるが、実はアトレイデ>>続きを読む
ロメール/フランス映画/時代背景の古さもあり当初は気が付かなかったが、現代に移し替えてみると単なるヤンキー映画みたいだった。
ギョームがただの輩で、ベルトランが舎弟、シュザンヌが遊び人に弄ばれてる寂>>続きを読む
ロメールのエッセンスが詰まった短編作品。古今東西、男性にとって女性って「高い女」と「そうでない女」に明確に二分されてるんだろうな〜という確信を持ってしまう映画。(もちろん体現しない/できない人が殆どだ>>続きを読む
プライムに入ってたけど、いい音で観たくて(っていうのも皮肉だな)劇場にて鑑賞。
ノマドランドに続いてまたしても、アメリカ人の強靭な自己肯定力を思い知らされた映画。
耳が聞こえなくなったら何としてでも>>続きを読む
子供の頃に見た時はヒステリックな姉の印象しかなかったのだが、今観るといろいろ考えさせられる内容だった。
ハッとさせられたのは、絶対的な美の肯定。
弟のポールは級友ダルジュロスの美しさに惹かれ、彼によ>>続きを読む
ようやく公開されたクレイグボンドの最終章は、これで終わり感の強い、ちょっと寂しい007だった。
ロケ地やビジュアルがいつも楽しみなのだが、今回はあまり見るべきものはなかった感じ。
印象に残っているの>>続きを読む
恩師に託された、閉館間近の映画館の立て直しに奔走する女の子の話、と思いきやなぜ奔走することになったかの前日談だった。(ドラマがあったことを知らなかった)
支配人役には、たけしそっくりの喋り方をする>>続きを読む
キューバ危機回避の一端を担った、機密情報の運び屋になった一介のセールスマンと、ソ連の役人との交歓を描くストーリー。
当初のカンバーバッチ(グレヴィル・ウィン)の気のいい商人の顔が、任務の責任を負っ>>続きを読む
『ウィンドリバー』の監督ということでかなり期待したが、佳作という感じだった。
新鮮だったのはスナイパー+山火事の両方から逃れるという点。森林消防士とサバイバルクラブという設定も面白い。
途方もなく広>>続きを読む
見そびれていたが、ついにNetflixに登場ということで遅ればせながら鑑賞。昔懐かしいカルト映画が最新の映像で蘇ったという印象だった。(カルトのカルト映画!)
カルトって特殊に思えるけれど、その実、>>続きを読む
予告があまりに面白そうで観に行ったが、やはり私には向いてなかった。
エピソードがとっ散らかっているというか、多すぎる上にシリアスシーンとギャグシーンが馴染んでない感じ。(こういう映画よくあるけどいつ>>続きを読む
ひたすら音楽制作に夢中な女の子の一日をドキュメンタリータッチで描いた、恋愛のない青春映画。
序盤の、Tシャツとパンツ一丁でいきなり開脚体操し始めるいらないサービスには驚いたけど、以降はそういった描写は>>続きを読む
面子争いに興味がない私は、前作から時を経て仕上がっているだろう日岡=松坂桃李に期待して観に行ったのだが、一番印象に残ったのは幸太=村上虹郎だった。
兄貴分の日岡に、エスとして五十子会に潜入させられた>>続きを読む
オープニングのアニメが長くて、本気で劇場間違えたかと思った。アニオタの女の子が、元父親に会いに行って帰ってくるまでの話。
原作は未読だが、漫画の雰囲気の良さが伝わってくる映画なんじゃないかな。つらつ>>続きを読む
あまりの予告上映の多さに半ば屈服して観に行った。
ビーチで出会った二人の少年が互いに惹かれ、やがて永遠に別れるまでを描いた物語。
同性という部分を抜かせば、よくあるほろ苦い青春ラブストーリー。設定が>>続きを読む
ゲームの中の1人のモブキャラに突然自我が芽生え、現実の人間と交流しながら目覚めていくストーリー。ゲームやらない私でも楽しめる映画。
毎日決まった日々を生きるモブキャラたち、でもホントは自分らしく生き>>続きを読む
『フリー・ガイ』に続き男性オタク多め。IMAXにて鑑賞。連続して情報量多い映画を鑑賞していてクタクタだったが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が好きな私はとても楽しめた。
唐突な殺し方がモンティ>>続きを読む
アマゾンに昔から伝わる不老不死の花を見つけるため、植物博士のリリーはジャングルへと旅立つ。そしてジャングルの入り口で、寒いオヤジギャグ連発の船長フランクと出会い、冒険に出かける…なんてことはどうでもよ>>続きを読む
バーフバリ以来の全編サビ映画。
たたみかけてくるラップとダンスシーン、登場人物それぞれの夢や抱えている問題など、てんこ盛りの内容に感慨に浸る暇もない。おいしいけど量が多すぎるお店に入っちゃった感じ。観>>続きを読む