行方不明の娘を探し続ける夫婦の苦悩、SNSの誹謗中傷、ストーリー的には目新しくないけど、この映画を観て改めて世にはびこる悪意の数々に石原さとみさんと声を合わせて「いつからこんなになっちゃったのー！」と>>続きを読む
私が今まで観た邦画の中で恐い映画の1番と2番が白石監督作品です。だから監督の作品を観る時はいつも緊張するけど、これは良い意味で肩すかしを食らったなあ。設定が甘くてツッコミどころや不満な点はたくさんある>>続きを読む
封切り時忙しくて観に行けなかったけど、ようやく小さな劇場に観に行けた。結論、観に行って良かった。
子は親を選べない。ギャンブル狂いの父親から“はぐれ者”と言われた9才の少女が夏休みの間親戚夫婦のもとに>>続きを読む
藤井監督の映画はこれまで「新聞記者」「ヤクザと家族」の2本を観た。はて？監督はどんな青春映画を撮るんだろう？
なんか私が勝手に思っていたイメージと違って、すごく素直で綺麗で悲しいけど美しい恋愛物語でし>>続きを読む
迷ったけど観て良かった。感動しました。場面転換が早くて時間軸が前後するので確かに分かりにくかったけれど、それを超えて素晴らしい映画でした。原爆後の政治的な話は難しくてよく分からないまま適当に観ていたけ>>続きを読む
あー面白かった！サイコキラーものは薄っぺらいものが多くてあまり好きじゃないけど、これは内容が濃くて1分1秒も目を話せない凄い映画でした。サイコと言うより「殺す理由があるから殺す」という描き方が好きでし>>続きを読む
抑制の効いた静かな映画。小粒だけどピリッと辛い。でも観終わったあとあったかい気持ちになります。妻が亡くなり残された夫とひとり息子。男同士って厄介よねー。娘だったら喪失感が少しでも和らぐのに。不器用でぎ>>続きを読む
まずタイトルがいい！グッと心惹かれる。
事故か自殺か妻による殺人か。裁判で解剖されるのは夫婦関係の真相だ。法廷シーンは緊張の連続で正直疲れました。犯人探しの考察ものは苦手だけど法廷ものは大好物です。妻>>続きを読む
別々の病に苦しむ同僚男女2人の物語。恋愛も裏切りもケンカもない。共感し合う訳でも慰め合う訳でもない。助け合ったりするけどそれだけ。。ずっと一定の距離を保つ。男女の関係にはならない交流の描き方ってこれで>>続きを読む
口がきけない目が見えないという2人の設定から涙で苦しくなるような恋愛ものを予想していたけどそうでもなく、物語が意外な方向に進んで「あらまあ」という感じで結局結構楽しめました(笑)。重たくも軽くもない中>>続きを読む
何となく予想はしていたけど、予想以上のヤバいものを観ちゃったなあという気分。(だから惹きつけられるという意味でも)残酷で趣味の悪い大人のお伽話かなあ。純真無垢な女性の成長物語という謳い文句だけど実際見>>続きを読む
すごく良かった！私は大好きです。
DV被害者のシェルターでボランティア活動をする母親は独りよがりな正義感で世の中を変えようとし、SNSに夢中なノンポリ息子は自分の歌のライブ配信で若者を幸せにしようとす>>続きを読む
皆さまの高評価ほど私には響かなかったかな。
ヤクザ陣は面白かったけど中学生パートはもっと青春を感じたかったなあ。全体的にちょっと単調で中途半端な感じがしました。もっと弾けるのを期待していました。でも笑>>続きを読む
なかなか凄まじい映画だった。お笑いにすべてを捧げて天才を通り越してカイブツになった男のお話。表の芸人ではなく裏の構成作家の世界が珍しくてすっかり観入ってしまった。昔よく見ていたNHKのケータイ大喜利に>>続きを読む
もう最高でした。文句なしで今年いちばんです。丁寧に日々を暮らし丁寧に仕事をする。変わり映えのしない日常の中の幸福とこだわり。悲しい過去は最後まではっきりしないけどそれを想像させる余白がいい。スカイツリ>>続きを読む
杉咲花を映画で観るのはたぶん「湯を沸かす〜」や「楽園」以来。当時は少女そのものだったけど現在26歳ですって。まず年齢にびっくり。今でも女子高生役がしっくりくる。ある社会問題がテーマになっていて、出だし>>続きを読む
登場人物皆んな狂ってた。戦国武将は首狩族か⁈戦国武将は皆んな男色か⁈たけしギャグ満載のブラックコメディ⁈でも案外現実もこんな風だったかも知れないと思うと空恐ろしい。超狂人信長の尾張弁がクセ強すぎて名古>>続きを読む
素晴らしかったです！普通じゃない(あえてこの表現を使う)人たち、世の中で生きづらい人たちを丁寧に描いていて、ストーリー的にもきちんと起伏があり、難しい題材をを分かりやすく描いていて、最後は希望もあり、>>続きを読む
あーキツかった。ロストケアは顔面を殴られたような気分だったけど、これはずっと胃のあたりを殴られ続けているような感じで途中でギブアップしそうになった。現実にあった厳しい社会問題を描いた作品は嫌いじゃない>>続きを読む
レビューを読んで評判が良かったので期待して観に行ったけどガッカリだったな。前半パートの映画監督部分はすごく面白くて、このまま映画制作現場の理不尽さと闘う映画かと思って期待したけど、後半は家族再会パート>>続きを読む
何だろう？すっごくいい気持ちになる映画だ。ベタな結末なのにちっとも白けないし、恋愛ベタな40男の純愛物語なのにちっとも気持ち悪くない。「ケッ恋愛ものなんて誰が観るか」って思ってしまって反省してます。体>>続きを読む
山田監督の映画はほとんど観ているけど、前作も今作もなんか残念という感じしかないなぁ。台詞や言い回しが古くさくて大袈裟に感じてしまった。説教くさいのは山田節なので我慢できるんだけど、余韻を感じる演出もな>>続きを読む
ボクシングなんか好きじゃないのに、むしろ嫌いなのに、ボクシング映画はつい観てしまう。人間ドラマだからだ。この作品も周りの人がきっちり描かれていて楽しめた。特に周りのおじいちゃんたちと対戦相手の窪田さん>>続きを読む
アクション映画というものをほとんど見ないのでツッコンで良いのかどうか分からないのですが、ツッコまないのがアクション映画鑑賞のお約束というならそれなりに楽しかったです。監督には今まで通り人間ドラマを作っ>>続きを読む
オリジナルは見ていません。タイムワープ？リープ？って流行りなんですか？
コメディ感と切なさとほんわか感が混ざり合ってとても良かったです。でもちょっとくどいというかもう少しさらっとまとめて欲しかった。中>>続きを読む
普段はあまり観に行かない怖い映画を今夏のあまりの暑さを少しでも忘れられたらと思って観ました。
あー怖かった。サイキックものはあまり観ないけどこれは面白かった。邦画だと変に現実感が出ちゃって全く怖くない>>続きを読む
あー面白かった。でも目が回ってしまった。遊園地の遊具に乗ったような気分。劇団畑の方が作ったようですが確かに舞台を観ているようでした。カメ止めと比べるレビューを読んだけれど確かに同じ匂いがしました。これ>>続きを読む
あー面白かった。さすがカンヌ印。老若男女満員でした。
私はもともと羅生門スタイルが好きなので、3編からなる物語がカチカチとパズルのようにはまって行くさまはある意味快感でした。
誰も悪くないのよね。怪物>>続きを読む
白石作品(今回はプロデュースだけど)はいつも強烈なので今回も覚悟していたけど、これは意外と地味で堅実な社会派ドラマで肩すかし、いや私的にはこういう方が見やすい。主人公が最後に起こしたちっぽけなテロが本>>続きを読む
すっごい映画だった。まずケイトブランシェットがカッコいい。凄まじい！天才の狂気と孤独。自信と傲慢と転落。こうやって言葉にすると通りいっぺんな感じがするけど、本当にそれがビシビシ感じて素晴らしい映画でし>>続きを読む
ちょっと思ってたのと違った。家族の再生物語という点ではそれなりのストーリーだと思うけど、ラジオの深夜放送のエピソードをもっと期待していたんだけどなぁ。80年代にフランスで流行ったと思われる歌がたくさん>>続きを読む
宮沢賢治と言えば生前無名だったり早逝だったり悲劇的なイメージをもっていたけどこの映画を観て修正。家族にしっかり愛されてわがまま言ってやりたいことをやり抜いて、ある意味幸せな作家だったんだな。「永訣の朝>>続きを読む
白黒で良かった。
武家ではない江戸庶民の生活ぶりが良く描かれていて黒木華さんの演技も良かったけど、なんと言っても主役は○ンチだった。昔の3K仕事の過酷さもよーく伝わって来たけどもう少し手加減して欲しか>>続きを読む
いやー怖かった！ずっとヘビーパンチで殴られているような気分だった。「喪失の介護」とはよく言ったものだ。義父の介護で苦労した日々がフラッシュバックして身体が震えそうだった。まさに震撼。実際に起きたあの事>>続きを読む
あー素敵な素敵な映画だった。まだ4月だけど私の中で今年1番の洋画です。涙と笑いと辛い現実。３つが重なりあって私を素晴らしい世界に連れて行ってくれました。たぶんもう一回観に行く。少女みたいで肝っ玉おばあ>>続きを読む
足立監督の作品が大好きなので観て来ました。スタンドバイミーみたいなのかなぁと思っていたらやっぱりそうでした。それ以上でも以下でもなかった。サバカンよりは好きです。
少年時代へのノスタルジアは美化されて>>続きを読む
