Misaeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Misae

Misae

映画(432)
ドラマ(10)
アニメ(0)

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

PC画面のなかでストーリーが動き展開も早いのであっという間にクライマックスという感覚。AppleBookが道具を超えてもう1人の登場人物というか、相棒みたいな感じ。
文字入力の速さとか、メッセージを送
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.8

新入社員の同期で作った名簿がWinnyで流出されたと連絡が受けて以来、Winny=悪と思っていたし、流出させた同期も技術系の人だったのでマニアックな代物と思っていた。
当時のニュースもほとんど記憶にな
>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

自分はこの村に必要なのか、と何度も問う。
果たしてその答えは?

映像を観た後、1年程前の旅行を思い出した。
メインの観光地を訪れた後、そこからだいぶ離れた場所にあった学生時代に大ハマりしたドラマのロ
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

音楽と映像の質感で、一気にタイムトリップ。
ちょうど映画を観た翌日にMジョーダンのスニーカーが3億円!で落札されたニュースを見てこういうストーリーがあったのかと、その落札価格に納得。

前日の作戦会議
>>続きを読む

零落(2023年製作の映画)

3.9

周囲にいる女性は興味を持ったり、理解したいという想いがあるのに、当の本人は人に理解してほしいと、理解されてたまるか、相反する考えが調和することなくそこにいる。

自分の中にもそんなところあるかな?
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

ちょっと苦手なSFだけど、アカデミー賞受賞作品だしA24は見ておこうかな、と。

ごくごく日常の中になんであんなこと言っちゃったかなーと思うことがあるけど、大抵はそんな小さな後悔なんて忘れちゃうのに、
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

これまた映画のお話。
冒頭、お父さんが映画を科学的に説明。これは現代で言えば動画とフィルムは違うといういうことをお父さんの熱量でしっかり理解させてから物語を進める。上手い見せ方。

そして現像された映
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

電車が止まってしばらく動きそうにない、ということで映画館へ。
ボクらの時代で出演者気になるからの、映画館という流れ、なんか多いな。

JAZZを映像で見る感じ。ずっと気になっていた漫画の方はまだ読めて
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

映画がサイレンからトーキーに変わる時代の中で、非現実的な映画の中と現実の境目を行ったり来たり。
音という表現の幅が広がることで新しいスターや作品が生まれるし、逆にサイレント映画では大スターだったのにト
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞してから少し時間が過ぎても断片的にいくつかのシーンを思い浮かべてしまう。
浩輔の大きな身体からも一つ一つ繊細に描かれる表情や仕草。お母さんを亡くして同級生から言われる心無い一言。今、恋に落ちたねの
>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.4

感想を書きそびれていました。
昨年の信長祭あたりから、キムタク様がプロモーションしまくっていたので、気になって観てきました。しかーし期待感が高すぎてしまったのか、圧倒的に存在感とアクションは濃姫の綾瀬
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

セリフが少なく、劇中の音楽も最小限。代わりに日常に溢れる音に意識が向けられる。そのせいか、映画館を出て電車の音、すれ違う人たちの会話、全てが鮮明に耳に入ってきて自分が映画の中に入ってしまったような映像>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.6

雨が強くなってきたので、ちょっと寄り道。

憧れのブランド、しかもパリにお買い物に行きたいというシチュエーションは共感しかない。
でもドレスが欲しいと訪れたディオールで聞かれる。ディオールのドレスを着
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

第三者から人物を特定するとき、どうしたって名前という固有名詞が必要。
固有名詞という情報は、人物を見る前に勝手に想像してしまうこともある。例えば苗字でどの地方の出身なのか、名前に漢数字が入ると長男かな
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.9

久しぶりの帰り道ぶらり映画鑑賞。

映画の中から何度も「で、自分はどう思ってるの?」と何度も問いかけられた。
好きという気持ちが溢れるくらいに文字通りにジタバタしたり、いつのまにか好きが消えてたり、好
>>続きを読む

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.5

終始手を見せる演出が多い。
手を使った比喩ってたくさんあるし、年齢や生活感は手に現れるというので、一つ一つに意味があったのだろうが、すべては読み切れず。どなたか解説をぜひお願いしたいところ。

ストー
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

予告を見て人がドンドン殺されるこの手のやつ、苦手かも…と思っていたんだけど、佐藤浩一が、ハリウッドで挑戦し続けている真田広之のことについて「いい芝居ができたときは、スタッフがあの芝居良かったよ、とか声>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.2

色々な経験を経て、大人になった今となっては『友達』って言葉の意味を多少は理解しているつもりだけど、竹ちゃん、久ちゃんと同じ歳の自分はその言葉を大切に使えてたかな。
あの時には戻れないけど、またねー!の
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9

またまたしても20代悩める女子のストーリー。
周囲に取り残されているような感覚とか、何事も上手くいかなくてモヤモヤしてしまう時、それでも好きな街にいたい、好きなことを続けたいという気持ちが街中を走る姿
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.3

パリ13区、わたしは最悪。、そしてこちらのリコリスピザ。
お年頃の女子たちは悩んでる。
少しずつ変化していく関係性は年齢差ゆえ?かな。携帯電話がない時代の速度が心地よかったです。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

一つ一つの行動は共感できないこともあったけど、何者にもなれてないような感覚、ユリヤの歳頃はとうに過ぎたけどその感覚は共感してしまう。
何か物足りなく感じてしまうのは、成長の過程と思いたい。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.3

リアルタイムでのElvisへの熱狂ぶりは実感を持っては知らないけど、なんか歌声は迫力があってジーンとするんだよなーっていう印象だった彼のルーツを知ってなるほど、これはLIVEで見てみたかった。同じ時代>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

登場人物の背景とかキャラクターがよく分からないまま、ブローカーという言葉から想像していた物語とギャップがあるし、旅が始まっても「分からない」という感覚がしばらく続きました。

そんな中で、印象的な2つ
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

続編見ようかどうか、考え中。
こちらをちゃんと見たことなかった気がするので予習を兼ねて…。
私はアクション映画の楽しみ方がまだ分かってないみたいです。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.9

名所が出てこないので『パリ13区』というタイトルがなければストーリーがだいぶ進まないとどの国のどういう場所なのか分からない。でも、『パリ』という場所であると言うだけでこういう人との出会いや性描写もリア>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.4

ちょっと前になりますが…仕事帰りにちょうどいい時間にハマったのでふらっと鑑賞。前情報一切なしでしたが、むむむこの演出は。
途中でもしやと思ったら、この監督でしたか。完全に好みの問題ですが、時間の行った
>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.9

80年代の映画がリマスター版で映画館で観られるなんて素敵。音楽はもちろん知っていたけど映画で観るのは初めて。
最近セリフが多い作品が続いていたので、行間があって、そこに音楽がハマって良い!
そして何よ
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

ジェシーの子供らしい言動は可愛いし、ジョニーを困らせるところは憎たらしい。
きっとインタビューを受けている子供たちも同じような生活を送っているのかな、と思うものの、インタビューの答えはすでに人生を悟っ
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

モノクロの映像の中でおじいちゃんの優しさに溢れた表情と言葉が、おばあちゃんの可愛らしさがとっても印象に残りました。
大人になったバディは今世界で起きている出来事をどんな風に見ているだろうか?
今起きて
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

念願の一本をようやく鑑賞。ウワサに聞いていた、パルプフィクションの前と後は時間の流れのこととか。今見れば何の違和感のない脚本。
3つのストーリーの中にもそれぞれ伏線があって、それぞれのストーリーが繋が
>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

ベン・アフレックを観たくて鑑賞。
必殺仕事人ぶりがカッコよかった。見終わって、はたと思ってWikipedia を読むと伏線がが回収しきれてなかったわ。。そこも繋がったとはね。。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

アカデミー賞直前にまだ見てない作品を鑑賞。
よくある郊外の風景に平穏な暮らしとは真逆の登場人物たち。どこでボタンを掛け違ったか。コメディというジャンルと言うにはちょっと風刺が効き過ぎていて恐ろしい。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

Filmarks で評価が高くて気になっていた作品。偶然にも出先の用事がちょうど横浜で、映画に合わせたように終わったので、これは見て帰らねばと飛び込みでした。
長い台詞やリアルな会話は、舞台や小説の朗
>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.9

先日の情熱大陸も観ました。藤井監督の作品には広角のシーンがあって、後から思い返すときにその風景が印象に残っていることが多い。今回は、恋愛に重なる桜の映像が美しかった。
10年もの間いつ死んでしまうか分
>>続きを読む

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

4.0

グータラ週末、いよいよ最後の5作品目です。配信版は、以前テレビで観たものから一部エピソードがカットされていたような。

インファナルアフェアのセリフとそのまま同じところもあるのね、原作と比較しながら観
>>続きを読む

ダブルフェイス 潜入捜査編(2012年製作の映画)

4.0

TBSで放送された当時、会社の先輩と興奮気味に感想を言い合ったのが懐かしい。
インファナルアフェアの一気見をしたら、続いてこちらもまた見たくなってしまって、グータラ週末は4作品目に突入。
正直、日本版
>>続きを読む