orangepeelさんの映画レビュー・感想・評価

orangepeel

orangepeel

映画(30)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

横道世之介(2013年製作の映画)

3.1

死んだ後、故人のことを思い出す人たちの心にあったかくて穏やかな思い出を残す人物。

全然すごい人じゃないし、特別な人じゃないんだけど、記憶に残る、笑顔の思い出とリンクする。それってきっと凄く素敵なこと
>>続きを読む

宵闇真珠(2017年製作の映画)

-

少女が美しくて、神秘的で、儚くて、消えてしまう漁村とリンクしているように思う。
でも彼女は決して弱くない。それが希望を残している部分だと感じる。
カメラオブスクラとピンホールカメラ、白い泡と真珠、象徴
>>続きを読む

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.8

一度起きてしまった出来事は、なかったことにはならないこと。
過去には戻れないから、乗り越えていくしかないこと。
全力を尽くしても、治らない患者がいること。
あまりにも若く、これから人生が続いていくと思
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

-

原作をすでに読んでいたので、桜良は映画のような朝ドラヒロイン系ではなく、もう少し派手でスクールカースト上位だけどもっと大きく口を開けて笑うような女の子をイメージしていた。だから初めは、ちょっとぶりっ子>>続きを読む

にがくてあまい(2016年製作の映画)

-

渚がマキちゃんに掛ける言葉は、女の子を救う魔法みたい。
一物全体の話も、シチューの熟成の話も、ただ無闇に褒めたり無責任に励ましたりするんじゃなくて、本来の魅力が発揮されたら素敵なのにって言ってくれるか
>>続きを読む

CUT(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

西島秀俊が現代映画への憂いを叫び、ボコボコに殴られ続ける映画。

周りの目なんて気にせず、ただ映画のためだけに生きているシュウジに到底共感はできないし、violent過ぎて見ているとこっちまで身体が痛
>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.3

「坊はいい子」「優しい子」って言って、近くで穢れなく信じてくれている人がいれば、人って本当に優しい心で生きていけるんじゃないかなって気がする。

ひったくりのシーンの林遣都の狂気の目や、生活の中で滲み
>>続きを読む

天使の卵(2006年製作の映画)

-

ゆるふわヘアの幼さの残る市原隼人の透明感。

絵を描くことに関する知識が全くない自分にとっては、絵を描く手元の描写をみるのが楽しい。

目の保養なかんじかな。
でも私は好き。

アカルイミライ(2002年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

何故有田は社長を殺したのだろう?
東京に適応できなかった男たちが、クラゲを東京に適応させた。そのクラゲは東京を抜け出し海へと出て行く。その意味は?

高校生たちとの職場荒らしはなんだったのだろう?
>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

-

GYAOでやっていたからみてみた。
りりこが狂っていく様、使い捨てていく世間、嫉妬、それぞれの歪んだ思いは見ていてかなり気分が重くなった。
もう見ようとは思わないけれど、ある意味、現実の虚無感をうまく
>>続きを読む

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

-

好きな女性とうまく話せるように、うまくデートできるように、悩んで、レクチャーしてもらって…ってしてる男性、なんて可愛いんだろうって微笑ましくなっちゃった。
2018.04.30

私の男(2013年製作の映画)

-

まだ私には理解しきれない部分が沢山あった。
理解しきれるときが来るのだろうか。

そして父になる(2013年製作の映画)

-

頭痛くなるくらいまでボロボロに泣きながら観た。
噛まれたストローとか、ピアノの演奏会とかちょっとした描写にいちいち泣けてしまう。
いわゆる育ちのいいお家と、躾が行き届いたとは言い難いけれど賑やかで笑顔
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

-

グロいのと妖怪系が苦手だから序盤は外れたと思ったけれど、4,5よりも人間ドラマがあって一番好き。
レイアとハンソロの関係は今までみたいなつっけんどんの方が好きだけど。
クマちゃんみたいな子たち出てくる
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも登場人物の表情が生き生きして豊かで、魅力的な映画は初めて見た。
役名すらないであろう観客たち一人一人まで、活気があって個性的で魅力溢れる表情であることに感動する。
生意気なチビトトとアルフレ
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

-

エピソード4より断然好き。
レイアとハン・ソロの人間臭さ出てる感じとか、ルークの感情がいろいろ出る感じとか。
ヨーダとR2-D2めちゃめちゃ可愛くて笑える。
戦闘シーンもハラハラして入り込めたし、出て
>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

-

序盤はキラキラしてオシャレな青春映画だなって思ってたけど、途中のロージーのあまりの踏んだり蹴ったり具合と、ことごとくズレるタイミングに見てるのが辛くなった。紆余曲折あり過ぎたけど何とかハッピーエンドに>>続きを読む

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

-

やっぱりアンハサウェイが大好きで、美しいのはもちろんなんだけど、弟の生きていた場所を巡ったり、遊牧民の研究してたり、悩んだり哲学的だったりするの全部ひっくるめて、割とめんどくさいキャラクターなのがまた>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

-

R2-D2可愛すぎる。
もともとSFは設定理解するのに時間かかるからあまり得意ではないんだけど、いい意味でわかりやすいし、おっきい画面でみたいなーって思う。
ハン・ソロの笑い方好き。
2017,04,
>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

-

何故かいいとも悪いとも感想を持ちにくかった。
一人の男の人生を描くには2時間半は短過ぎる。
仲間の死や、妻の想いにもっと深く心動かされるためには、大河ドラマ、せめて連続ドラマのような丁寧なペース感が、
>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

-

圧倒的に美しい世界。生い茂った木の影まで美しい。
椿の花びらの赤、面、炎、ハッと引き寄せられるような美しさが溢れてる。
コウとナツメが創る切ない色気のある世界とその表情。
それに対して、大友くんとナツ
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

-

社会人2年目で、就活は遠い昔のことのような気もするけど、まだリアルに思い出すこともできる。
そんな自分にとっては、見ていてすごく「わかる」と思ってしまう部分が多かった。
友達の内定先を調べて、受からな
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

-

世界中の美しい現象や出来事に感謝したいと思った。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

上映期間の間にもう一度映画館で見たい。

オダギリジョーの「ありがとう、おやすみ」と森への「じゃあね」の破壊力がすごい。
サトシの子供の笑顔よりも大きなビッグスマイルがすごい。
サトシの関わっている時
>>続きを読む

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像(2014年製作の映画)

-

人が亡くなった後骨になるのを見たことがなかったから、初めのシーンが一番衝撃だった。あんなにボロボロでほとんど残らないんだって。大事な人が亡くなること、それだけでも受け入れられないと思うけれど、あのお骨>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

-

ものすごくダサくも、息をのむほど美しくもなれるアンハサウェイに脱帽。
理想と現実、空虚さ、虚構。変わりたくなくても変わっていってしまう何か。望んだ道じゃなくても進むしかない現実。
生きること、大人にな
>>続きを読む

十字架(2015年製作の映画)

-

いじめや自殺のシーンは壮絶過ぎて少し観たのを後悔したけど、不思議と後味は悪くない。
あんなにはやし立てたり傍観したり、少なくとも多少はキモいとか厄介とか思っていただろうに、亡くなったらすすり泣く女子。
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.2

すごく不思議な感覚だけど、繰り返しまた観たい。
その時の感覚でいろんな感じ方ができそうな作品。
眠っていた想像力が呼び起こされるような感覚。
リアルじゃないけど、リアルを超えるような繊細さ。