pralineさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.4

ワンシチュエーションスリラーだが、思ったよりうわ!となる箇所があるおも怖作品。
しかし続編はどうかね……?w

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

実際にあった話を基に。
剛腕Pであったワインスタインの性的暴行事件を告発するために、証拠を集める記者たちの物語。
理解していたつもりでも、フィクションとしての映像化でも、しかくかされると被害女性(役の
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

地上のソン・ガンホ、上空のイ・ビョンホン、違った格好良さのある主演二人の魅力が炸裂。
飛行機でバイオテロが起きたら?って結構真面目に考えてしまったw
人々の感情の動きも胸にくるものがあって、パニックス
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.2

ドラマ「謗法」を見ておく方が入りやすくはあるけど、ドラマ版とこっちじゃテイストはちょっと変わってくる。
ヨン・サンホ脚本と思うとどうにも物足りなさを感じてしまう。
アニメとかラノベ好きにはより刺さりそ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

ノートンとモネイが、完全にイメージ通り、ハマり役だなぁと思って見てた。
ブノワ・ブラン、前作より茶目っ気と人間らしさが増してより好きになった!
カメオも豪華で、お金のかかった王道エンタメって感じで好き
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

4.0

何かに興味を持って没頭するということの素晴らしさ。
「推しが人生の支え」ってのは、結構本当で救いにもなるんだよな。まさにいい意味での偶像崇拝。

劇中ではシックスセンスのような直感からそのエビデンスを
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

今では様々な作品と結びつくオチや映像演出だ。
つまりは現代の作品にどれだけ影響を与えているのか、改めて驚かされる。
ヒンターラントもまた然り。

誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オチのメリバとも言えるハッピーエンドは嫌いじゃないんだけれど、そこに至るまでの理屈がちょっとうーん。
あれだけ分別つく年齢でやっちまったことだしなぁとか、何でそういうのを見て宇宙人が彼女を生かす方向に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.8

オカルト観ておいてよかったし、田代くんの引っかかるところがいちいち「そこ!?」って感じが笑えていい。
突然の「君の名は」現象に大笑い。
市川さんに入った工藤Dすごい。2人とも違和感ないw

トンデモモ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.4

顔がじわじわと変わっていくアハ体験。
工藤Dの過去とこれまでの伏線が繋がる一大スペクタクル!

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.5

モキュメンタリーと思っていると、タイムリープSF。
映像編集がなかなかすごい。工藤Dの紙芝居みたいな演出笑う。

オカルト(2008年製作の映画)

3.4

ホラーのモキュメンタリーという導入ながら、この時代に「無敵の人」を取り上げている。(いやまぁこの年くらいからの言葉ではあるんだけど)
オカルト要素が吹っ飛ぶくらい江野くんが気持ち悪くて良い。

N号棟(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

死が怖いから生にしがみつく、生=性と直結って考えは悪くないと思う。割とぼくもそっち寄り。
しかして死が怖い理由が親族に死が迫っているからというのは安直すぎやしないかね。幼子でもあるまいし。
そしてミッ
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もっとホラーマニアが活躍するかと思いきや、そこはコメディに振ってたか。
そこは残念だったものの、80年代といえばなシンセミュージックとキラーの設定は良かった。

カラダ探し(2022年製作の映画)

-

これはホラーじゃなくてキラキラ青春ものでしたわ。
クライマックスの「いかにもセットです」って感じのライティングと舞台は、なんかもう環奈ちゃん可愛く見せるためだからなんでもよかったんかな…。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

第一印象からは想像出来ない、よく出来た作品だ。
誰がbarbarianなのかということを問いかけ、ミスリードを重ねながらあのオチに持っていく。
またビル・スカーシュゴードというところが憎いw
はたして
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ダークシティ(1998年製作の映画)

4.0

ジェニファー・コネリーの華やかさが夜の街に映える。
ずっと夜、という世界観と世界の秘密、こんな設定嫌いな人いるんですかね?
陰謀論とかにハマってく人はこういう映画観てなさいよ。
僕ぁそこにはハマらない
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

命が軽く扱われ、地獄のような景色が延々と続く。
そこを下ってゆくアサシン、弐瓶勉のBLAME‼︎にも似た世界観。
ずっと見てられるし、本当は自分もこんな世界に生きているのかもしれないとすら錯覚させる迫
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.5

自立を根底にした幻想的な寓話。
ガウェイン卿は決して褒められるような男ではないけれど、他者の権威のもとに生まれたものは案外不自由なのかもしれない。
彼が庇護下を出て、自分で初めて何かを決めた時、それこ
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母性(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

こういう女性っているんだ。いつまでも女であり、個人であると思っている女性。
僕の母もそうだった。
そこの描き方は湊かなえ流石って感じ。
ただ映像作りとしては、連綿と続く感情を映し出すのがあまり得意では
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

ロック様を見るだけで満足ってくらいロック様だった。
ピアース・ブロスナンもよかった。

パラダイス・ヒルズ(2019年製作の映画)

3.2

こういう系統好きなんで、ビジュ見てワクワクしていたら中身薄めだった。
「品行方正で支配下に置ける女にしましょう」という施設のやり方は、まぁわかりやすい風刺。オチも含め。
でもキャストや衣装美術の美しさ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

生き延びるための術、か。
自然と共に在る人は逞しい。
けれど孤独は人を変えもするんだろう。
ラストまで含めて、僕は好きな作品だ。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

受け取るものはすべて客の品位と知性が頼りなのは料理だけではなくて、エンタテインメントもそうだ。
なぜ早送りで映画を観る?そこの飛ばした「間」に意味があったかもとは思わないのか?
話題についていくため
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ノベンバー(2017年製作の映画)

3.7

子どもへの教訓に魅せたい。
王道めいた寓話でありながら、なんで美しい濃い物語なのだろう。
2人が過ごしたあの一夜、道が交わらなくとも距離が縮まらなくとも、想いを交わすということを描いている。
あとクラ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

-

別れは突然だ。いつだって急にそこに放り込まれて決断を迫られる。
そんなシュリと、チャドウィックを失った(我々含む)皆の盛大な葬送だった。
だから客観的に観られないし、評価するのは難しい。
ただ作品とし
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なるほどそうきたかの後半アハ体験。
ホームインベージョンのしては一味違うトリックが楽しい。
のだが、犯人がなぜそれをやったのか?の理屈が見えないのと、対する彼ももっとやり方あったのでは?とツッコミたく
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

可愛い夫婦!
ドタバタと美しい海とコメディ感のちょうど良さ、空の家族の結びつきのほっこりは、やはりマンマ・ミーア2を撮った監督だからなろうか。