peripateticSさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022年製作の映画)

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壮大な物語だったが、彼女がショアー以降を自己否定や矛盾を抱きながら生きていかざるをえなかったことや、葛藤や不安定を、こちらが想像しながら観られる構成になっていた。
忘れたいけれど忘れるわけにいかない、
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ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

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問題提起は非常に大事だが、編集が恣意的すぎる。


アニマルライツの視点から肉食を禁ずる人が、植物ならokになる理論が、いつも分かりそうで分からない。その視点そのものが、人間中心の穿った見方なのではと
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さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

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目を背けたくなる気持ちは、既視感があることの裏返しなのだと思う。ついこないだまで、なんなら今でもまだ、こういう場所はある。現代人には閉鎖的で立ち遅れた貧しい「土着」のように可笑しく映るのだろうが、直視>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

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小学生ぶり。大きい音怖かったの思い出した。不安を煽るゴーーーーん!!!みたいなのと、けたたましいファアァァ!!みたいなの勘弁してほしい
戦いシーンはスキップしまくったが、差し障りなさそう。ふつうに自分
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アンナと過ごした4日間(2008年製作の映画)

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題材、舞台としては美しく豊かなのだが、設定が、、、こればかりは手放しでは評価できない。時世もあるし、それ以前に視線が一方的なのがたいへんな暴力に見える。普通にキモいし怖い

愛は惜しみなく与え尽くし、
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ピアノチューナー・オブ・アースクエイク(2005年製作の映画)

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靴の内舌外に出し忘れたまま靴紐結ぶ、というのはどういう状態なのか

ガールフッド(2014年製作の映画)

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sisterhoodなりgirlhood で、ただそれだけで人生は十分すぎるほど満たされている。退屈なテンポだけど、力強い作品だった

求めているのは名誉男性になることではない。
男性に認められること
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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こんなに腕時計確認しながら観た映画は初めてだった。半端に詰め込んだ結果終わらせ方が分からなくなったような、そんな印象。端の席だったら、間違いなく離席した

始まり20分あたりから嫌な予感はしていた。最
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(1954年製作の映画)

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小石が無益ならすべて無益、でのぞむところだ。もう意味とか考えないほうがいい。人生は無意味です

ミナリ(2020年製作の映画)

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わたしも小さい頃心臓に穴空いてた。たぶん同じやつだ。両親の新しい生活と、子供の健やかな健康と、先の見えない将来への不安と祈りが手に取るように想像できて胸が苦しくなった。それに、移民の立場的弱さ、アジア>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

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なんでマフラーひとつ巻いて、もうひとつバッグに入れてるのこの人

プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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加害者のもつ被害者性... 強調の仕方はほんとうに慎重にしなければならないが、どの加害者にも根源的に被害者の側面があり、養育環境や経済状況の違いによる傾向が顕著にある。部外者が加害者:被害者を二分化し>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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staying or leaving
これは、女性の権利、性暴力への抗争、児童虐待の問題に限らず、すべての不均衡に言える話である。問題提起は、いつもきまって立場の弱い側にあり、説明責任やそのことによっ
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愛についての歌(2021年製作の映画)

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モノクロである必要はよくわかんなかった

名声の誘惑に負けた男が、言葉と詩を女から奪うというプロットは同じくポーランド映画の『パプーシャの瞳』に似ている。秘密は、隠されていること、自分だけがそれを知っ
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

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「借りてきた猫」が出てきて興奮した
好きな例えのひとつ

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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自宅で食べるシーン、ほぼ毎回1匹のハエがいるのが、毎回画面のどこかに探してしまって、バムとケロみたいだった

北欧素敵ストーリーについ回収されがちな世界観だけど、これは立派な共依存関係を描いた映画じゃ
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夏の妹(1972年製作の映画)

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「あなた、人が泣いたり笑ったりするのを止める権利、どこで手に入れてらしたの?東京?」

沖縄は何もかも無くなってしまって、琉歌と沖縄語の中にしか沖縄は残っていない。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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筋トレしながらみてしまった

文化人類学の起源ってかんじ?

PLAN 75(2022年製作の映画)

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こないだ安楽死の映画観たばっかりだったから、思考がフレッシュ
がしかし、幸せに満ちた先にある選択的自死と、今回のような半ば殺人のような自死は全く異なる。物価ここ20年で何割増しにもなったのに、給与水準
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