サバさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.4

真緑のコンテンポラリーダンス環境保護団体、なんだった?

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

「言葉に気を付けて!」

いい映画を観終わったあと、ここで人生幕引きしたいな、と思う。

美しくて軽やかで、なのに笑ってしまうくらい凶暴な二人が好きだ。怒るときには怒るべきだし、誰にも負けたくない。そ
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

ずっとドキドキしっぱなし。怖い。信じてほしい人に信じてもらえないのって、歯痒いよなあ、と思う。

この娘、何者?みたいなところにもきちんと決着をつけてくれたので、スッキリした。
最後のエスターがしぶと
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

リアリズムがすべてとは思わないけれど、現実をそっくりそのまま映そうと努める狂気に魅了されてしまうことも、また事実である。

『駅馬車』にはそういう、写生の美があって、それを目の前にした観客の私たちは、
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

My name is Willy Wonka!

鑑賞中、ずっと夢の中にいるような心地だった。ウィリー・ウォンカは、まさに魔術師だ!

散らばっていたヒントが、鮮やかに回収されるところもよい。いちば
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.4

スタイリッシュでオシャレなスパイ映画。
情報があとからあとから更新されるところが、とても心地よい。

ソロが車でサンドイッチ食べるシーンと、電気椅子が燃えるシーン、「45秒前に発射した」がお気に入り。
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

迫力満点の戦闘シーンは、さすがにリドリー・スコット。日常パートは退屈か。

追記:
等身大の、人間としての、複雑なナポレオン像、みたいなところを描きたかったのだろうが、それにしてはホアキンの演技に頼り
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.8

ダイナマイトに弾丸、炸裂する血飛沫。
演じ、役に徹する男。
誰にも傅かない様は、まさに繋がれざる者。

最後、馬の鞍を外すシーンで拍手をしてしまった。
カッコいいよ、ジャンゴ……!

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

戦闘機と船ー!いいじゃん!
神木くんの演技の熱がすごい。人のシーンが多い。ゴジラもっと映してほしい。

ゴジラのテーマがかかるだけで盛り上がってしまう。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

妖怪エンタメ。わりにグロい。
諸々駆け足で、説明不足な気がする。最後、エヴァの構図でちょっと笑ってしまった。

水木が記憶を失うエンドはよかったが、鬼太郎誕生との接合に無理矢理感がある。観ている側でア
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

静かな熱と美学。バイク搭乗シーンにハズレなし。結構好きだな。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.7

物腰柔らかで知的なアサシン。怖すぎる。

全体のトーンは静かだが、イコさんが何をしでかすか分からないハラハラ感が常に付きまとい、飽きない。目がバキバキ。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.1

おもしろい。
最近、血と肉と戦場みたいな映画ばっかり観過ぎている気がする。

コロッセウムに充満する欲望も狂気も、たっぷり感じられる。剣の触れる音が耳のすぐ近くで鳴る。臨場感。
入場するとき、バラの花
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.6

『虐殺器官』でクラヴィス・シェパードが観ていた映画。とても怖い。

モノかなにかのように死んでいく人々。
大義を掲げて戦争を正当化したところで、実際の場にあるものは、誤魔化せない。戦場には、暴力だけが
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.6

「やめろ!話せばわかる!」って言いながらペンチで殴る人が出てくる。
破壊と銃撃と爆発が上手いジョン・ウー。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.4

濡れすぎ、轢かれすぎ、殺しすぎ。アクションだけで場を保たせるの、本当にすごい。
キアヌ・リーヴスになりたい!

劇場で観るジョン・ウィックめちゃくちゃおもしろいな。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

「yeah.」
変な映画。クセになる。好き。

知らない敵と知らない人間関係がガンガン展開されるが、アクションの気持ちよさでどうでもよくなった。王は一体なんの王なんだろう。

明確に悪ふざけが加速して
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

抑えめ?

死人の銃を奪うジョン・ウィックかっこいい。駅でコッソリ撃ち合うところとか好きだった。
無法地帯のNY。殺し屋が多すぎる。

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.4

悪くもなく、よくもなく。
リチャード3世が好きでないとかなり退屈、かもしれない。

歴史上の人物は「AでありBである」というように、二面性を包括的に描写されるべきだと(私は)思うのだが、この映画は「リ
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.9

父のおすすめ作品。
これだけの宇宙飛行士がいるなか、「行かなかった男」がいちばんカッコいいのはなぜ。
自分の土俵で踏ん張り続ける、最高だぜ、イエーガー。

唐突に宇宙のすべてを知るアボリジニが入ったり
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.8

離反のシーンなどざっくりまとめた感はあったが、全体的には悪くない。シンプルで音楽ノリノリ。
スーパーフライが街に出てきてからよかった。みんなで協力して倒すやつ、好きだ。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

超怖い。現実と夢のさかいが崩れ、わからなくなる感覚。ババア怖いって〜!

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.1

黒装束、銃、爆発、そして鳩。ガバガバなのに爆薬と絵面でぜんぶ許せてしまう。愛おしい。これを観ることで、ジョン・ウーがMIPにおいてどれほど強く作家性を出していたかがわかる。

あのマグネットブーツみた
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

さくさく進む。あまりにテンポが早いので、物足りなさも。3分の2くらいレースしてるのに「もっと車を見せてくれ」と思ってしまった。

レースシーンは白熱。かっこいい。よかった。
『フォードVSフェラーリ』
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

アイススケートで登場するルバイに爆笑。山場が何度もある、おもしろい映画。

パターンかっこよすぎる。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

ショットやシーンが細かく切り取られている、という印象。それぞれが短いのでこちらに伝わる情報量も少なく、それが混乱を招いている、ような。

ケイト・ブランシェットがマジでかっこいい。
狂ったところもうち
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

白鯨の引用かっこいい〜。私も読んで引用したい。お定まりの許し、が一才ない。悪いことは悪い。

ピザ爆食いしてメッセージ送るシーン怖すぎる。怪演。最後、歩いていくところでちょっと感動してしまった。

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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.4

リッチで華麗。山場が何度もあり、観ていてワクワクする。
パワー系なんだかスマートなんだか分からないけど、とにかくボンドが超カッコいい。

金玉拷問シーンで笑ってしまった。シンプルだけど超痛そう。

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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

ウェス・アンダーソンらしい、かわいらしい世界。宇宙人がかわいい!「挑もうか?」の子が好き。

見せ場のほとんどが映像的な仕掛けであり、ストーリー性は薄め。それなのに飽きない。すごいな〜。

隔離にブチ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.1

おもしろい。何かを作る人たちが好きすぎるので加点されている気もするけど。熱を感じる作品だった。

ドン底からの逆転劇。頼りになるメンバーが集結し始めるの、マジで大好き。全員カッコいいよ。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

「俺は断る あばずれ女」

景気よく人が死んでおもしろい!タランティーノ作品は時間軸が錯綜するところがとてもワクワクする。見せ方にも工夫があり、隅々まで楽しい。衣装もオシャレ!

不意に現れる義理に熱
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.6

しっかりサメ映画。サメ2匹いるの、いいな〜!メガロドンかっこいい。