ニハルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

脇役が豪華だと聞いて鑑賞。

記憶が確かなら初WW1映画。不勉強でWW1のことをほとんど知らなくても、空気のように死が存在する戦場の臨場感は痛いほど伝わってきました。サムメンデス監督が一番伝えたかった
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.8

ジェイミーフォックスとJGL好きなので鑑賞。

作品としては中の中って感じだけど主演ふたりがまたスーパーヒーローものに戻ってきてくれただけで感無量です。
ロビンのクラスメイトの人種構成は現実のニューオ
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.8

エルちゃん目当てで鑑賞。

特に恵まれた声というわけではないけど、エルちゃんの歌はつい聴き入ってしまう魅力がありますね。メンター兼父親代わりのようなヴラド役の人の世捨て感が良かった。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.8

ブテラ嬢目当てで鑑賞。

初ギャスパーノエ。映画でのバッドトリップ描写とかそれによって引き起こされるゴタゴタは色々見てきたつもりだったけど、ここまで露悪的なのははじめてかも。酒と薬物の組み合わせなんて
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

ツイッターでの評判良かったので鑑賞。

オーシャンズ8がスーパースタイリッシュ強盗なら、ハスラーズは地べたに這いずる男どもをピンヒールで踏みつけて金を巻き上げてる感じといえば伝わりますかね。
とにかく
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

ダニクレ好きなので鑑賞。

学生時代はじめて読んだ「そして誰もいなくなった」の最後の一文に感じたやられた感というか、ああいう古典的な舞台仕掛けとか人物設定が好きな人はめちゃめちゃハマると思う。
ブノワ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.2

デフォー目当てで鑑賞。

ビジネスと芸術は切っても切り離せないものだけど、ゴッホは自分の絵の売れなさに憤慨してた一方で批評家の好意的な評価を受け入れない矛盾が実に人間らしい。
ゴッホの孤独を理解できな
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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

3.8

イライジャ君好きなので鑑賞。

見終わったあともこの映画のなにがプライスなのかよくわからないんだけど、まあいろんなイライジャ君が見れたので○。個人的には鎖を外そうとするくだりがハマりました。
吹替的に
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グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.6

シャーリーズ様目当てで鑑賞。

うだつが上がらないデヴィッドオイェロウォが上がらないなりに頑張る話なんだけど、ちょっと脚本がとっちらかってたかな〜という印象。
シャーリーズ様とタンディニュートンはジョ
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英雄都市(2018年製作の映画)

3.8

チンソンギュ目当てで鑑賞。

てっきりマブリーの犯罪都市の続きかと思ったら全然違くて邦題で勘違いする人多そうですね。
チェグィファさんの悪徳ぶりは良かったんだけど、韓国映画の悪徳市長はパクソンベが殿堂
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

4.2

主演ふたりが好きなので鑑賞。

ユダヤコミュニティ自体は全く知らない世界だったから普通に勉強になった。レズビアンとユダヤ教という相容れないアイデンティティの衝突の結果が、あの選択なのかと思うととてもつ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

リッカルドスカマルチョ目当てで鑑賞。

ポスターもそうだけど脚本がうますぎて完全に騙された〜!グッバイクリストファーロビンで初めて見たアレックスロウザー君、めちゃめちゃうまいし映画をぐいぐい引っ張る力
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ブラッドショット(2020年製作の映画)

4.2

ヴィンD好きなので鑑賞。原作未読。

原作とどのくらい乖離してるかわからないけどアクションSFとして普通に楽しめました。やっぱ顔が良ければ良いほどゲス野郎役は引き立つね、サムヒューアン。
ヴィンDとア
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バニシング(2017年製作の映画)

3.5

ジェリー好きなので鑑賞。

アイリーンモア灯台事件はこの映画で初めて知りましたが、謎の部分を「実はこうだったんじゃないか」と考察した映画って理解でいいのかな?
とある出来事のせいで常軌を逸した振る舞い
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

4.2

二作目に引き続き鑑賞。

衰えを受け入れられずに若い時と同じ無理をして現実を思い知る、ってのはよくあるけどエクスペンダブルズみたいに「やっぱ若造は経験が足らんな、俺達がいないと」じゃなくてちゃんと次世
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

4.5

一作目に引き続き鑑賞。

一作目でマイクとマーカスのキャラ紹介が終わったからってしょっぱなからドンパチやりすぎwと思ったけど、ドンパチしないマイケルベイなんてありえないからこれでちょうどいいね。
かな
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

4.2

シリーズ最新作予習のために鑑賞。

寡聞にしてマーティンローレンス出演作初めてだったんだけど、エディマーフィとは違うタイプのコメディ演技でかなり好きでした。マイケルベイ映画なのに全然爆発しないな〜と思
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

5.0

ルッカ原作×シャーリーズ主演と聞いて鑑賞。原作未読。

イーオンフラックス、アトミックブロンドに続いてシャーリーズは3度目のアメコミ原作ものかな?
さすがトレーニングに4ヶ月かけただけのことはある見応
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ウィッチクラフト 黒魔術の追跡者(2019年製作の映画)

3.5

パケ借りで鑑賞。

売春斡旋で売られた娘と比べるのはアレかもしれないけどママの方がひどい目にあってるように見えるのは気のせいか?
この世界の黒魔術、大仰な対価の割に得られる能力が限定されすぎてて画面も
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

好きな漫画家さんがおすすめしてたので鑑賞。

こんな面白すぎていいんか……?って困惑するくらいバカ面白い傑作映画でした。特にチンソンギュとイハニの凸凹コンビ〜!コメディ映画だからもちろん全員とぼけまく
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PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

4.2

ハジョッシ主演ということで鑑賞。

簡単な任務のはずが想定外が起きまくって困惑顔でイラつきを隠せないハジョッシ、アレやりながらコレやって〜とマルチタスクを強いられるハジョッシ、色んなハジョッシが見れる
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.6

多分2・3回は見てるんだけどほぼ忘却の彼方なので再鑑賞。

実話とはいえ映画的な演出も多分にあるとは思うけど、やっぱりエミリーとその家族が可哀相すぎますね。悪魔3:法廷5:法廷外:2くらいの割合なので
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.8

ノートン先生監督作ということで鑑賞。原作未読。

チックの演出があることで会話のテンポが途切れてるのは確かだけど、一級の役者ばっかり集めてるからシーンひとつひとつがキマってました。デフォーやっぱりいい
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.8

ぼっちマッツが見れると聞いて鑑賞。

基本、「唸り声(苦悶)」+「唸り声(諦念)」+時々英語みたいな最小限のセリフや微妙な表情の変化で繊細な感情の動きを魅せてくれるマッツ。本作でも痛そう寒そうつらそう
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

まびじょ君主演ということで鑑賞。原作未読。

彼がキルモンガーのあとになぜこの役を選んで製作まで務めたのか、想像することしかできないけど彼が属するコミュニティや自分のアイデンティティに対する覚悟と責任
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.8

過去作、ドキュメンタリー未見で鑑賞。

魅力的な殺人鬼なんて創作の世界ではありふれてるけどそれが現実にいるとなると話は別。食虫植物みたいに女を引き寄せるバンディの魅力はどこから出てくるんだろう?
ザッ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

先週に引き続き鑑賞。

シリーズ物って数が増えれば増えるほど失速することが多いですけど、年月がたっても全く色褪せない面白さを維持してるBTTF本当すごい。シリーズ最終章としても大団円を迎える大満足の出
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マイ・スパイ(2020年製作の映画)

3.8

バウティスタニキ好きなので鑑賞。

バウティスタニキの安定な不器用大男ぶりと、ダブル主演のクロエコールマンちゃんがすごくうまくて一気に好きになりました。
ストーリー自体は何も目新しい展開がないけど「女
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バッド・スパイ(2018年製作の映画)

3.8

主演二人に惹かれて鑑賞。

ゴバスのホルツマン見たときも思ったけど本作のケイトマッキノンもひたすら爆イケすぎる〜!女といるときに輝く女っているけどケイトマッキノンはまさにそのひとりです。BOPとかチャ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.2

小島監督おすすめ作品ということで鑑賞。

北欧映画は薄暗くて寒々しいイメージでしたが、本作は太陽の光の残滓が残る湿った闇という感じ。正直寓意的な作品はあんまり得意ではないけど解釈は見た人の数だけありそ
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.5

前2作好きなので鑑賞。

なんかジェリーも年取ったな〜。相変わらずおかしいマイクバニングなんだけど、さらにおかしい爆弾ジジイが出てきて本当親が親なら子も子だな。セリフに出てたライオンってムファサとスカ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.8

久しぶりの土プレにて何度目かの鑑賞。

ギャレゴジは背中だけとか声だけとかゴジラの登場をもったいぶりすぎてるところだけがあんまり好きじゃないんだけど、キャストも豪華だしムートーもゴキ×コウモリみたいな
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.2

近年稀に見るレベルの週末の楽しみになった金ローにて初見鑑賞。

ジョージがクリスピングローヴァーじゃないのは残念だけど、いつものメンツ(マーティ&ドク&アインシュタイン、マクフライファミリー、ビフ一味
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.2

主演二人に惹かれて鑑賞。

下ネタおじさんのイメージしかなかったセスローゲン、こんなにチャーミングだったの?って驚くくらいいい男でした。120分ひたすらセスローゲンがかわいい。ひとつ言うとすれば、セス
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

やっとジブリディズニーループから抜け出した金ローで鑑賞。

オマージュとかパロられる映画って勝手に名作だと思ってるんですが、やっぱBTTFはタイムトラベルものの教科書みたいな作品ですね。今の価値観で見
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

久しぶりのDC映画ということで鑑賞。

いや〜マーゴットロビーがひたすら可愛かった。時系列前後しすぎでわかりにくい、ってコメ多いけどハーレイのとっ散らかった頭の中を表現するにはこれが最適だと思う。
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