MitsuharuKiharaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

とってもいい話だった!
手話ってなんか引き込まれる。アメリカの手話はダイナミック。
歌声は美しいし、アメリカの漁の様子も興味深かった。

前科者(2022年製作の映画)

4.0

ドラマで描かれていた石橋静河との友情をもっと見たかったというドラマ続編への個人的な欲求は否めなかった。
とはいえ森田剛の名演がこの映画の白眉であることもまた否めない。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

■良かった点
・ 映像、構成がとてもスタイリッシュで美しい
・ キャリー マリガンのMadさと高い知性、容赦の無さと情深かさが魅力的

■悔しかった点
・ 結局は自分を犠牲にしたスーサイダルリベンジに
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平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー(2019年製作の映画)

3.0

主演の多くはない伊藤沙莉さんを堪能できた。
平成最後の日を描くという部分は物足りないかな。
映画館、DVDで見ることは難しい尺の短さからサブスクの良さは感じました。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.0

冴えない男に都合が良すぎて、ゾーイカザンの代表作という一般的な認識があるならそれはとても不満である。

ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

4.5

ターミーネーター2を思わせる警官のDV夫から社会から遮断されて生きてきた母子3人がニューヨークを漂流している中、どこか寄るべない善良な人たちがリレー形式で手を差し伸べ、かくまってゆく。

助ける人たち
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クイーンズ・オブ・フィールド(2019年製作の映画)

4.0

フランス人って家族と仲間が大好きなんだなぁ。男女入りみだれてのサッカーしながらの結婚パーティーシーンはすごく可愛くて良かった。

シングルス(1992年製作の映画)

3.0

キーラ セジウィックみたいに口が広い美人女優って最近映画に出ないような気がする。昔はたくさんいたのになぁ。
日本人にはめったにいない顔なのでたまに見たい。

たちあがる女(2018年製作の映画)

4.0

苔のような緑におおわれた大地が広大に連なるアイスランドの自然風景が素晴らしい。BGMの演奏者達が都度画面登場して妙だが、奏でられる音楽も良い。
個性的だけどそれなりに説得力がある登場人物が魅力的で、環
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ライブリポート(2019年製作の映画)

3.0

ドラマとしてはご都合主義にもほどがあるんだけど、サスペンスアクションとしてはテンポが良く見てしまった。
アーロン エッカートのくたびれた肉体派警察官が物珍しさもあってか意外と良かったのもある。

犬部!(2021年製作の映画)

3.5

誠実な熱さが林遣都さんの演技から伝わってくる。いいなあ犬と暮らす人生、って思いました。
あとひさしぶりに安藤玉恵さんを堪能できた。

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.5

クールな映画だった!
妹が離婚して連れ帰ってきた少年を、伯父や家族、バーの常連おじさん達で見守り、独立独歩するまでを描く。
少年時代は可愛いらしいのだが、少年をはぐくむ伯父さんとバーの常連達はオールド
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

そうだった。ランボーは優しく繊細で真面目なのにいつもひどい目にあい、最後は悲劇。悪いやつはみなランボーにぶっ殺されていてもなんだか気持ちは晴れない。
そうだったランボーはそういうパターンだった。

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

伊藤沙莉と池松壮亮の掛け合いを堪能。
あー、ほんと面白かった。
台本なのかなアドリブなのかな。

あ。あと同じ監督作品の「私たちのハァハァハア」に出てた大関さんも出てて嬉しかったな。
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虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

4.0

愛にも恋にも疎めの若い2人の悲しいラブストーリーだけど、泣きを押し付けてくる感じもなく、抒情的だけどすっきりとした味わいの映画。

あぁそうだ上野樹里ってこういう不器用な感じの人だったと思い出す。市原
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ステップ(2020年製作の映画)

4.5

油断して観たらすごかった。
山田孝之さんが苦悩を噛み締めたり、泣きそうになる時、僕はたぶん同じ顔をして観ていただろうと思う。性別以外は、主人公と共通する経験が何も無いにも関わらず。
劇中の娘が小学校を
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ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

4.0

「一生に一度でいいからお役目に就いてみたかったのでござる」
公開時はリーマンショックからまだ2年しかたっておらずロストゼネレーションにも染みる台詞。コメディの設定と演出、シリアスな内容の塩梅が丁度いい
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ダイブ!!(2008年製作の映画)

4.0

飛び込み競技の美しさを知りました。林遣都、池松壮亮の少年時代も、妙に存在感がある瀬戸朝香の準主役も良かった。

在庫が充実しているTSUTAYAにも置いてなかった。地味だけど良い作品なのになぁ。

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

4.0

世間と折り合いがつきにくい人達を描かせたら天下一品の、大好きなハルストレム監督らしいドラマなのだが、いつものパターンの家燃えたり吹き飛ばされたりとかの、物理的に何かがぶっ壊れる終盤がない。その部分要ら>>続きを読む

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.5

シンプルにはいかない家族愛が楽しめます。

スティーブン キングを崇拝している弟くんに感情移入しました。当人たちは大変そうだけど羨ましい家族。
リリー コリンズとジェニファー コネリーがシリアスにこじ
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転々(2007年製作の映画)

4.0

非常にバカバカしい脱力ギャグを続けながらも、擬似的な父子愛のドラマになっているというのが結構すごい。

ひたすら散歩してゆく中で過ぎてゆく2000年代初頭らしい東京の街々の風景にぐっときます。

怪獣
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

妙な妻に浮気された男が落ち込んで壮大に立ち直る話だが、芝居がかった映画だなぁという印象。

絶賛の嵐だけど村上春樹の「ドライブマイカー」で無ければこれほど注目されたかな。原作からはだいぶ遠いし。まぁそ
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私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城(2018年製作の映画)

3.5

沖縄が好きなもんで、なんか楽しくみましたね。勝連城は行ったことないのでいつか行ってみたい。

ばるぼら(2019年製作の映画)

2.5

70年代のアングラな雰囲気を再現できているかというとそうは思わないかな。二階堂ふみは美しいし独特の貫禄がある。

手塚治虫の原作を読んでみなくてはなと思いました。