katomさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

うず潮(1975年製作の映画)

3.9

音楽、ミシェル・ルグラン。

カトリーヌ・ドヌーヴってナイフもってパン切ってるだけで狂気にじみ出るところがすごい

エヴァの匂い(1962年製作の映画)

4.6

ミシェル・ルグランのジャズがいい。魔性の女エヴァの残酷さが心地よかったりする。

青い夢の女(2000年製作の映画)

3.9

ベティ・ブルーに続きジャン=ジャック・ベネックス作品2作目。この監督のずっと海底にいて光はぼんやり見えてるけどそっちに泳いでいけなくてずっと薄暗いみたいな感じはまりつつある

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.4

遅めの朝ごはんを食べてるときに、よふかしの日にみたいフレンチシネマ ☂

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.8

ずっと観たいと思っててやっと。しっとりと雨の音をききながら観たくなる。。。悲しい結末なのに何故かホッとする。終始ジメジメしてていい。哀しみとどこにも逃場は無いような絶望感に浸らせてくれる。

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

4.2

プレイボーイが真のモテ男に生まれ変わる話👨
ジェントルマン×気の強い不器用なヒロインといった感じはマイ・インターンと共通する要素かと思う。
登場する女性は皆欠点が目立つ。女の良くないところ、男にはこう
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.5

カジュアルに楽しめる感じがgood👍

久々の吹き替え版だったけれど映像に集中できて良いなあ〜

字幕版も気になる!!

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

5.0

人々を夢見心地にする代償にイリュージョニスト本人は夢を吸収されて萎んでいくような、切なさを感じた。魔法使いにとって魔法使いはいない。

娯楽の中心がマジックや腹話術などのパフォーマンスから、ロックや実
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エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

3.6


「エキストラは背景じゃない!一人ひとりがドラマの主人公なんだ!」映画制作現場からの悲痛な叫び声を封じ込めたドキュメンタリーのようなフィクション。

映画の尺の大部分を占めるエキストラ一人一人のドラマ
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バトル・オブ・モンスター 妖怪大乱戦(2020年製作の映画)

3.4

頭疲れてるときとかにオススメですw
気楽に摩訶不思議な世界へ連れて行ってくれる適度なB級映画でした🤗

中国怪異小説の傑作と言われる『聊斎志異』が原作の摩訶不思議ファンタジー映画です。そしてvfxの技
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リンクル・イン・タイム(2018年製作の映画)

3.8

思想的な部分はキリスト教をベースに、5次元世界やワープの視覚化には物理学の「量子もつれ」をベースに、
「物事の暗い面に囚われず、物事の明るい面にフォーカスして生きていく勇気の大切さ」を改めて語りかけて
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

新年一発目の映画はブラックウィドウ!

やっと観れました〜😌

ナターシャの芯の強さには惚れ惚れするどころか、観てる側も爽快さを感じます

暗殺組織だとか自由意志の支配だとか私とは何かなどシリアスな題
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

IMAXでみました。

ティモシー・シャラメの顔美しすぎてきっと私永遠見てられるのだと思います。

これから続いてくシリーズの序章といった印象。そのためやや説明的で本作だけではとても満足はできない内容
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カリプソ・ローズ(2011年製作の映画)

4.5

カリプソ娘こと浜村美智子さんのミニライブつきで鑑賞。

カリプソローズの魂のパワーたくさん貰ってきた。
とても明るい彼女だがカリブに蔓延っていた男尊女卑の空気や過去の性被害などにより暗い一面も併せ持っ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

JUNK HEAD の堀監督が推してたキンザザをようやく鑑賞。

初めは信じる事が出来ないような不可解な事も、目でみて実際に体験すると確かに起こるのだと信じることができる。

そんなことはともかく、癖
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

もっかいみに行きたい🥺

レア・セドゥは相変わらず心の機微、特に歪さを表現するのが上手いし、ベン・ウィショーは彼が秘めている独特なオーラのおかげで在り来りなサイエンティストになってなかったし、アナ・デ
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュは「ストレンジャー・ザン・パラダイス」について『小津と『ザ・ハネムーナーズ』に憑かれた東欧映画監督スタイルのネオレアリズモ風ブラックコメディ』とコメントしているらしい。

ネオレア
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.8

旅というのはある者にとっては漂流すること。またある者にとっては己と向き合うこと。
ウィリーにとっての旅の意味合いが前半では前者だったのがラストにかけて後者へと変化していく。
そうしてウィリーとエディは
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Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

3.7

見てはいけないものを見てしまった感
まさに、奇妙なサーカスをみてきた気分

冒頭にユイスマンスの小説『さかしま』からの引用文が字幕で出てくる。

『「その首を盆にのせめ持ち来らしめ、これを少女に与える
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ピグマリオン(1938年製作の映画)

4.5

自分好みに育てた相手が旅立っていくとき、残る感情とは。

オードリー・ヘプバーン主演のマイ・フェア・レディが類似作品らしい。

ギリシャ神話の中にピュグマリオーンという王様がいる。本作はピュグマリオー
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.7

たしかにアンナはヴィオレッタを愛しているのだろう
だけど一般的な愛の形からは歪みすぎていて世間はそれを愛と認めないし、娘のヴィオレッタからも嫌われる始末

でもアンナも実の父親からレイプされた過去があ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

ヒロアカの常闇くんってヴェノム意識してんのかな

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

隣の外国人が、ウェン・ウーがイン・リーと出会うラブシーンのようにドラマティックなバトルシーンで、ウェンウーの顔のアップショットが出てくる度吹き出してて不覚にもつられて笑ってしまった