宮本亮さんの映画レビュー・感想・評価

宮本亮

宮本亮

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悪の教典(2012年製作の映画)

3.1

気持ち良くどんどん人が死ぬので楽しかった。
子どもたちの演技の見せ場があるようでないような感じだけど、演じてて楽しそう。

公開が『ジャンゴ繋がれざる者』と同時期なのか。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.4

童夢だった。
ちゃんと子供が出演して、描写も見せ方もとても丁寧に作られてた。だからあと一つなにか、この映画ならではのオリジナル要素があるとよかった。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ふたりが特別な縁で結ばれているという描写がなかったので、昔の思い出に囚われて同じ国の出身であることだけを武器に、既婚者の元へ韓国からわざわざ来た不気味な男になんとか穏便にお帰りいただく話にも見えた。>>続きを読む

スプライス(2008年製作の映画)

2.6

グロさやおぞましさが予感できる設定なのに、まったくそのようにはならず、テーマもあっち行ったりこっち行ったりその時々でコロコロ変わり、節度のない行き当たりばったりの展開で俳優たちはどんな気持ちで演じてい>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.1

やたら観念的で物語のペースが遅い映画の予感がしていたのでずっと見ていなかったが、パート2の評判が良いので見てみたけど、予感の通りだった。
物語ではあんまり楽しめなかったけど、この映画に出てくるもの全部
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市子(2023年製作の映画)

-

始めと終わりに出てくる市子が道の向こうへ歩いて行くカット、途中でルートがそれつつあったのに俳優が気づいて真ん中に修正したように見えた。

当初はもっとバーホーベンの映画みたいにしたかったのではないだろ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

役者たちが自由に振る舞っているようなルーズな撮り方で好きなタイプの映画だ。
緊張した状況下での人間心理を描くのが目的なんだろうなと思いながら見た。
友達の弁護士役の俳優の演技が好きだ。下心感がほどよい
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった!テンション上がった。音楽かっこええ。
ふざけて「to be continued」って出してるのかと思ったら本当に続いたからびっくりした。
見終わってから少し吹き替えで見たら映像に集中で
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自分の認識と他人の認識が違う人の話なのだろうかと思いながら見た。「こちらあみ子」みたいな。障害を持った子供と親の話。
だとするとなにか客観的な映像がありそうなもので、スマホやテレビ画面を通して見るもの
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.8

一作目が期待したほどグロくなかった(接合面なんて包帯で誤魔化してた!)ので続編にも関心をなくして見ていなかったが、友人数人から「2はおもしろい」と心を込めて薦められたので見たら、確かにえらくおもしろい>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.0

本人が着ていた上着があるのに、わざわざ自分の上着を脱いでかけていた。

老監督、蛇口から滴り落ちる水やりがち説。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半は設定の描写を丁寧にしてて、親切だけど特にホラーなシーンはないので退屈でくじけそうになったけど、後半で悪霊がその名の通り悪をやりまくってみんな死んで(撮影スタッフまで死ぬ笑!)大満足でした!

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

牧師のとこに頼んだらうまく行って、他のブローカーだと金だけ取られるみたいなことなのだろうか。
牧師が「助けてくれって電話がめっちゃくるんだけどコロナとかで助けれてないんですよ」って言うとき、人気者にな
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭数分間がわざとらしいエピソードが続いてすごく嫌だった。男性が看板を蹴倒したり、子供を助けたら手を拭かれたり。そんな視点でトイレ掃除人を描いてもろくな内容にならんだろと。プロデューサーと脚本が電通の>>続きを読む

のら犬(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ミラレス役の童貞感がうまい。
ドッグ役が困り顔のみを武器にやり切る姿勢は嫌いではない。
シーンの作り方が始めと終わりは広めであとはルーズ気味の人物の寄りという嫌いな形だけど、演技が良いので一応正解とも
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

アクション場面全部最高!眼鏡の真田!白とっくり!お前が強いんかい!お前スコットアドキンスやったんかい!犬!Nuts!人身事故のバーゲンセール!バスが通ったらリロード!Hotline Miami!止まら>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.1

前半は嫌な感じでワクワクするけど、後半は主人公の女が弱々過ぎてイライラするし、キャスト的に保護されてるように感じてこの先たいして残酷な目にあいそうなかったので展開に何も期待できなくなってもうはよ終われ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

家で展開するじわじわ系かと思ってたら、クライマックスの会場が会社になりそうで、社長も人を大勢集めろとか言うし、こりゃあ大虐殺があるのか!?とわくわくしてたら普通のやり方で数人殺してまた家に戻りやがった>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画の魔法についての内容で、めっちゃおもしろかった!
映画を見て心動かされる観客の表情に泣いた。感情を作り出す魔法なんです。

芸術に取り憑かれた者の業みたいなことをずっと重ねてきて、最後にさらっと単
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.3

なにもかもが好きな映画だった。ストーリーを語る映画の良さをしみじみ感じた。台詞でこれまでのことを言ってくれるのが良いんだよ!って思える。
泣いた。すばらしき世界。

さかなのこ(2022年製作の映画)

-

不世出な人物であるさかなクンなのに、誰にでも当てはまるような普通のストーリーなのが物足りなかった。でも作品を多くの人に好まれるにはこのバランスが必要なのだろう。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

-

刑期を終えても全然反省してなくてなにかあれば暴力で解決しようとする人間に生きづらいとか言われても困る。

釜石ラーメン物語(2022年製作の映画)

-

釜石ラーメンの特徴が「提供が早い」という、映画にするには難しい題材に真正面から取り組んでいて良かった。演者たちの見せ場もそれぞれに用意してあるのも良かった。

X エックス(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初の殺しまで60分くらいかかり、おっぱいで退屈を紛らそうとしてる感じでもなく、なんか妙にカッコつけてるので困ったが、人が死にだしてからは盛り上がった。殺し方に工夫のあるホラー映画は良い。

ショッカー(1989年製作の映画)

3.4

サービス精神がすごい!おもしろくなると思ったアイデアは全部採用だ!素晴らしい!
たとえ恋人でも幽霊として現れたら悲鳴をあげる。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.3

なにがなんだかよくわからないうちに急にハッピーエンドを押し付けられて戸惑った。

バービー(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

俺は男だから、この映画内で描かれる内容なら男社会のほうが魅力的だったな。幼稚で馬鹿で助平で自信がなくて助け合って戦争しても最後は仲直りって良いじゃない。洗脳っていう言葉を使うことで強引に男を悪者にする>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

同性愛で普通の恋愛ものなのは目新しかった。
女の子とイチヤイチヤしてるときのティモシー・シャラメは勃起してるように見えた。だから同性愛のときがテンションで誤魔化してるように感じてしまった。

葛城事件(2016年製作の映画)

3.0

観客を不快にさせたいという作者の思いが強すぎて登場人物たちが犠牲になっていると感じた。でも不快にさせるアイデアはおもしろかった。
断片的かつ一方的に結果が示されるが、俺は過程を見たかったのでこの映画と
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RRR(2022年製作の映画)

3.4

嫌なことが沢山あったのに対して解決が物足りなかったけど、おもしろかった。ワンピースみたいだった。火と水にこだわった場面設計は好感が持てたけど、そもそも水って感じじゃないよなとは思った。

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