みやっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.5

時代劇風エンタメ作品です。

かなり無理筋なストーリーに分かりやすい勧善懲悪を加えた作品であまり大作感はないのに結構豪華な俳優陣でした。

あくまでエンタメ作品で歴史モノとしては良い部分も悪い部分もあ
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.2

録画消化。
伏線がちょっと雑な印象でした。

イージス艦や国や巨大企業とか複雑に絡んだ陰謀かと思えば大分予想外な展開。予測を外したという点では素晴らしい脚本でしたが、伏線というか真相がハマった、これは
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

2.8

個人的に絵柄も含めてハマらなかった作品です。

ドラえもん屈指の名エピソードをまとめた作品なのですが、ストーリーは藤子・F・不二雄先生のをそのまま踏襲していますし、絵柄が好みではないのも相まってわざわ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.4

子供向けの作品としてツボを押さえた作品です。

ピカチュウかわいいのにおっさんでちょっとガバイ悪の計画になんで弱点を野放しにとかツッコミつつもまあ、悪くはない作品だと思いました。

メタモンとコイキン
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

いや監督さんのお名前で敬遠していましたけどかなり良い作品でした。

特攻拒否したこと戦えなかったこと、生き残ったことへの罪悪感に加え、破壊の象徴のようなゴジラはいつもの閉塞感のようなものを吹き飛ばすカ
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.6

少々芝居かがった作品です。

丁々発止のやり取りに芝居かがった動きや動画だからできた差し込みなど今では少し古臭く感じますが見応え十分な作品でした。

ミステリーの女王アガサ・クリスティの代表作ですから
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宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

3.0

ガッパと同様に特撮黄金期に作られた作品です。

色々ツッコミどころはありますが、そこまで悪い作品ではありませんでした。初代ガメラよりは大分良い印象です。

レジェンダリー版ゴジラみたいにSF+怪獣+人
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Miss.リベンジ(2021年製作の映画)

2.5

撮影技術そのものは良かったのですが、ストーリー展開がゴミな作品です。

かなり思慮や常識のない主人公に物凄い小物なチンピラに判断の早いけど知力自体は低めなボスとストーリーにあわせて登場するキャラクター
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

ブルース・ウィリス主演作品です。

それだけでだいたいどんな映画かわかりそうですね(笑)
まあその通りなのですが。

アクション映画としてのツボをしつかりと抑えた作品だと思います。メインテーマは年寄を
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.3

中盤までは良かったんですがね。

SFな作品ですが、最後は急にチープ感が出たというかご都合と謎理論とありがちな構成とに汚染されていきました。

最初は謎の攻撃を調べるところから始まりこれはめっちゃ良か
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

よくある陰謀系アクション映画です。

違うのは割とテロ攻撃が成功してしまったあとで大統領を救出って点でしょうか。

それ以外は本当によくあるパターンでした。

手堅いとも言いますが、ありきたりな印象。
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.1

ニコラス・ケイジのなかでも傑作の一つです。

まあガバイところはありますが、通常の脱獄ではなくアルカトラズに潜入するというシチュエーションにニコラス・ケイジとショーン・コネリーのタッグが魅せます。
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

3.4

ネタとしてはよくある下剋上ものです。

気弱な少年がってお話。獅子舞はないとは思いますが、スポーツを扱った作品ではよくある構図だと思います。あとは中国の味付け。これは結構良かった。周りのライバルが性格
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ヴィクラムとヴェーダ(2017年製作の映画)

3.4

内容に対して長すぎた作品です。

また内容もかなり特殊。倫理観的にあり?って内容で少なくとも私には合いませんでした。

偽装襲撃、汚職、復讐に連続殺人犯などなど。発展途上国にありそうな話ですが、内容や
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.5

ドラキュラな作品です。

ニコラス・ケイジが出ていますが、従者のレンフィールドさんが主役。ドラキュラって血の盟約とかでギッチギチに従者を従わせている設定ではなく結構メンタル的に縛ってくるところがなんか
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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.4

サッカーとのコラボレーションな作品でした。

犯人を当てるのは比較的難易度高めな印象な本作はjリーグとのコラボ前提の作品でした。ご本人登場みたいなシーンはやはり本職と素人の差が如実に出てしまいます。
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ブレイド・オブ・ウィンド 斬風刀(2020年製作の映画)

2.7

場面場面は良いものの全体の流れが上手く継らない作品です。

シーン、シーンは良いものもあるのですが、ストーリー的な流れやご都合、それ変えたらあかんだろうとか後付とか後半になればなるほど酷くなって行きま
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

楽しい作品でした。

誰もが経験するおトイレの開放で少々笑ってしまいました。

アニメ同様、各キャラクターと掛け合いが楽しく、ロイドさんのスゴ技やヨルさんの戦闘力も遺憾なく発揮されていました。

そし
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三代目襲名:沙羅 ~濡れそぼる背に踊る愛欲の夜叉(2019年製作の映画)

1.5

正直面白くもないし、エロさだけの作品です。

もう少しなんかなかったのかな。

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.1

かなり良かった。

グリッドマンとダイナゼノンのクロスオーバー作品。これが、また良い。2つの作品の登場人物が見事に融合してさらに特撮グリッドマンを意識したカット、演出にアニメだからできたド派手で見応え
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少林寺木人拳(1977年製作の映画)

3.2

なんとも言えない結末な作品です。

ジャッキー・チェンの構えは何か美しさがあります。本作タイトルの木人拳って技を使うかと思えばそんなものはなかった(笑)

やはり撮影技術の低さとアクションの見せ方など
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.1

かなり高い作画が印象的な作品です。

まあリアル志向というか劇場版にふさわしい作画でしたが、ストーリー展開やアクションなどにリズムがないというかこれを作りたかったとか象徴的なシーンも特にないように思え
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

録画を消化しました。

あまり知名度がなかったので後回しにしていました。

まあ、知名度なかったのは納得。悪くはないのですが、個人的に納得は低かったです。

ディズニーミュージカルな作品でかなり早回し
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大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.0

正直、シリーズ化したのが不思議な作品です。

結構粗いストーリーにオチですし、怪獣特撮草創期の作品って感じが強くあります。

ただ落ちもそうですが、明らかに子供向けを意識しています。そのへんのマーケテ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.7

結構面白かったですが、結末は少々納得はいかない作品です。

過ちは修正されたとはいえ不十分ですし、あの世界を見捨てたことに変わりはありません。
母親も。

別に青臭いのが良いとは限りませんし、こういう
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吉原炎上(1987年製作の映画)

3.5

非常に重い作品です。

風俗、女の園、人生などなど非常に重い情念が渦巻く吉原という土地を描いた作品は複数の女の目線を通してずんと伝えてきます。

成り上がる、転落、諦観、様々な生き様がありました。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

ふつーのサメ映画です。B級ではないバージョンの。

ジェイソン・ステイサムさんというアクション俳優に中国マネーのコラボって感じですが、なかなか良い出来のサメ映画となりました。

ただ主役のメガロドンは
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.4

予定調和な作品でした。

ロック様作品で頭はあまり使いません。きれいな予定調和でハッピーエンドです。

そんな上手くいくかいな?いくんです!って感じ。内部犯もいるのに手に入れられないとか色々ツッコミは
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

丁々発止なやり取りが魅力な作品です。

昨年、原作も完結しましたが、映画と原作では全く異なる作品となりましたね。

映画は青さと老獪さ。真摯さと老練さがぶつかり非常に見応えがあります。
そしてそれを超
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.5

個人的にちょっと良かった作品でした。

リアリティやストーリー展開はかなり強引であまり評価できない部分ですが、演出、特にどこかコメディチックかつ馬鹿馬鹿しさはホラーコメディとしてポイント高いと思います
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

日常ながら非日常な作品です。

南極で行う日常生活が南極なので全て非日常感。タイトル通り料理人としてそれらを体験して研究職ではない一般人としてイベントや喧嘩、ストレスだったりラーメンだったりちょっとし
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.5

拝金主義以前なアメリカアニメ産業の遺産です。

他社作品が堂々とスクリーンをゆらします。内容はまあ、ありそうと言えばありそうな内容。
しかし、手書きの時代にここまでアニメと実写を加えたのは十分評価に値
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

普通のアクション映画です。

本当にありがち。動機やストーリー展開も地に足ついているといえば聞こえは良いもののありきたりと思ってしまいました。

呪いの正体や黒幕などなかなか考えたなとは思いますが、全
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.4

ひょろっとした文系武士が人徳?とアイデアで頑張るお話です。

なかなか悪くないストーリーに武士の宮仕えとはとか上役の抵抗、それを機知で解決する内容で意外と良質。
ただ史実をベースのエンタメとしても特に
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

面白いけどパンチ不足な作品です。

ある意味正当なドラマでクセ強めの銀行員たちの劇なのですが、池井戸潤さん原作の中では比較的地味です。

映画の枠に上手くハマって時間も申し分ない。
しかし、半沢直樹や
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三代目襲名(1974年製作の映画)

3.4

どちらかと言えば実話をベースに派手ながらたんたんと流れている作品です。

この作品は原作の名場面集的な側面があると思います。次々と起こるイベントは派手さと戦中戦後の山口組の役回りや立ち位置の説明をして
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