大阪アジアン映画祭の昨年のABC賞受賞作。
今年の大阪アジアン映画祭で、ボランティアスタッフとして、3作だけですが映画と舞台挨拶の記録係をやるので、先日夜中にテレビ放送され録画していたこの作品を予>>続きを読む
どこかマンガチックで、ちょっと変態入ったエロチックミステリー。
18禁ですが、その方面を期待すると肩透かしにあうかもです^_^。
まあ、そういうシーンもなくはないですが、、。
まず、舞台となる屋敷>>続きを読む
全編iPhoneで撮影した、、なんて肩書き不要の面白さ!
トランスジェンダーの娼婦達の話を中心に、アルメニア人のタクシードライバーの家族の話を挟んで描かれますが、タクシードライバーの話が少し中途半端>>続きを読む
ガトリング砲は反則です!
実は、昨年「七人の侍」をデジタル修復版で観たばかりだったので、この作品は躊躇してました。でも、フォロワーさんの熱い思いに乗ってようやく観に行きました。
よく考えると、人数>>続きを読む
決して興味本位で観てはいけない映画。久々にガツンときました。
原作は、平山夢明の「独白するユニバーサル横メルカトル」という不思議な題名の短編集の1作。
冒頭、一番前の席で観たからか、スピーカーの大音>>続きを読む
これ、ドキュメンタリー風ですがフィクションですよね?
まあ、そういう区分けが曖昧というか、意味がないのがキアロスタミ映画の魅力ではあります。
「友達のうちはどこ」のロケ地で地震があり、その映画に出>>続きを読む
「女は女である」に続き、これも小難しくないゴダール。
犯罪ラブロマンス、、いやジャンルなんてどうでもよくって、ただひたすらにアンナ・カリーナ!
今回は、地味目の衣装にかなり短い前髪に憂い顔、でもやっ>>続きを読む
公開3日目にして、すでにフォロワーさんの圧倒的多数が観ているとは、、スケジュールのたて方を完全に間違えました(^_^;)
目にしないようにと思っても目に入る絶賛の嵐。これで期待が上がらない訳がない>>続きを読む
冒頭から異様な雰囲気に引き込まれました。
みんな、「ラ・ラ,ランド」初日に行ってるだろうな〜と思いながら違う方向へ、、。
目の不自由な人々が勤める南京のマッサージ店が舞台の群像劇です。一人一人の立場>>続きを読む
現実世界で、怖ろしい事件があったので、昨年末に観たこのドキュメンタリーを思い出しました。
これ、題名やポスターで損してるのではないでしょうか? 私も知り合いからのススメがなかったらスルーしてました。>>続きを読む
美しい映像に気を許してると、とんでもないことになります。
男女の役割?が逆転したような独特な世界観の中で描かれる、これは生命の進化か、それともおぞましい悪夢か?
中の見えない箱に手を入れて、何かに>>続きを読む
あれ、ゴダールってこんなに楽しかったっけ、、?
まず色。色使いがとてもカラフルだしポップです。ゴダール初のカラー作品とのことです。
アンナ・カリーナの赤が際立ってます。この方によく似合います。
次>>続きを読む
今泉力哉監督3作目。
「知らない、ふたり」→「サッドティー」→今作と遡っての鑑賞。
映画の冒頭で、「モト冬樹生誕60周年記念」と出て、え、そういう映画なの、、と引きましたが、始まると、ああ、やはり今>>続きを読む
情報社会が、ますます進化している今こそ、観るべき映画です。
この前の大統領選でも、タイミングを見計らって情報をリークしたり、ロシアが大統領候補の弱みを握っているとか、大統領がTwitterで企業や国>>続きを読む
エリザのために奔走、いや迷走する父親の姿が痛いです。
最初は、エリザに降りかかる不幸に、娘のことを思う親心として受け入れられましたが、映画はそう単純ではなかったです。
父親や夫婦のことが分かってくる>>続きを読む
2015年、香港NO1ヒット作品。
閉鎖目前の貧しい幼稚園に、名門幼稚園から移ってきた園長先生の奮闘記。実話とのことです。
分かっていても気持ち良く泣かされます。特に子供たち!この可愛いさは反則です>>続きを読む
トム・ティクヴァ、どうしちゃったんだろう、、?
「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」「パフューム」「ザ・バンク」あたりまでは結構好きだったのに、、
何が始まるのかなぁ〜前置き長いなぁ〜と思ってたら、そ>>続きを読む
公開当時、結構評判良かったのですが、見逃したままでした。これ中々良かったです。
高校卒業しても進路をどうするか決められないティーンエイジャーの女の子が主人公。彼女が、とにかく反抗心強く、思ったことを>>続きを読む
怖い、、、そして面白い!
黒澤清監督の初期作品は、ほとんど観ていないです。これまで、ホラーテイストのものは、どちらかと言えば避けてきたからです。この監督を観だしたのは「トウキョウソナタ」あたりからで>>続きを読む
好きってどういうこと?
本気で好きになったことありますか?
好きとか嫌いとか、付き合うとか別れるとか、その周辺のよもやま話。
今泉力哉監督「知らない、ふたり」に続いて2作目。
フォローワーさんのオ>>続きを読む
昔、16mmで観て以来。今になってこの傑作を劇場で、それも綺麗な映像で観られるとは思いもしなかったので、とても嬉しいです。
少し前に観た「チリの闘い」と、国も時代も状況も違うけど、どこか繋がってるよ>>続きを読む
家族って、なんなんだろう?
「淵に立つ」の変奏曲。こちらの方が先です。そしてコメディ色も強い。ブラックですが。
また、こちらでは、古舘寛治さんが侵入者を演じている。古舘さん、真面目に変だし、不気味だ>>続きを読む
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」
チャップリンの有名な言葉ですが、この映画を観て最初に思ったのがこの言葉です。
映画は3話からなり、登場人物がゆるやかに繋がっ>>続きを読む
ファン・ジョンミンにハズレなし(シネマート心斎橋の支配人の方の弁)
う〜寒!真冬に観るもんじゃないな〜^_^。
それだけ山岳映画も、リアルに描けるようになってきたということですね。雪崩れなんて、カメ>>続きを読む
クドカン映画は、合う合わないがはっきりするんですが、これはとりあえず合う方で助かりました。
こういう設定って、よほど上手くやらないと引いてしまうんですが、その点でもクリアしてます。
ブラック・ファ>>続きを読む
40男と17歳少女の、ちょっと切ない小さな恋?の物語。
最初に思い出したのは「シベールの日曜日」。設定は少し似てますが、印象は全然違いました。あの作品はアンリ・ドカエのシャープな映像がとても冷たい空>>続きを読む
ナチスの犯罪やアイヒマン裁判に関連する作品が増えました。それも力作が多い。
ハンナ・アーレントはアイヒマンのことを「悪の凡庸さ」と評しました。自分で深く考えず与えらた職務をやり続ける怖さ。誰もがアイ>>続きを読む
そんなことあり得ないってことが、あり得るのが団地。
いや〜あ、阪本順治+藤山直美+岸部一徳でこの展開は想像もしなかったです。
人情喜劇でもよさそうなメンツなのに、とんでもない方向へ。
斎藤工さんが変>>続きを読む
記憶を集めて組み合わせるのが想像、、
ロシアで、ロシア語で、ロシア人を使って自主製作した日本人監督の長編デビュー作、、というだけで興味が湧きます。
ソクーロフの「太陽」製作時にスタッフとして参加した>>続きを読む
冒頭から不穏な空気感。
観る前は、老人が凶悪犯に何とか工夫して立ち向かう話かと思ったけど、全然違いました。
通常、盲目で老人と言えば、弱者のイメージなのに、それを逆手にとったアイデアがいい。
そ>>続きを読む
タル・ベーラに師事した日本人=小田香監督。
それだけでも魅かれますが、大阪の九条にあるシネ・ヌーヴォという映画館の支配人の強いオススメを聞いて観たドキュメンタリーです。
ボスニアあたりの炭鉱が舞台>>続きを読む
一つの判断だけで2時間近くをひっぱる凄技。
それが究極であるが故に迷い苦しむ人々の姿、胸が詰まります。
現場に近い程、板挟みで苦しみ、上層部は責任回避や自己保身に走る、、まさにサラリーマンやあらゆる>>続きを読む
レビューが少ないですが、これはまぎれもない青春映画の傑作です。
大阪市にある白頭学院建国高等学校の伝統芸術部が主役のドキュメンタリー。その学校は1946年に創立された民族学校です。
映画は2014年>>続きを読む
この映画については、すでに細部に渡って語りつくされている。そして、それらレビューを読むだけで、こちらもそれぞれの熱い思いが伝わってきて泣けてきます。こういうのはとても珍しい。
それだけ、この映画をたく>>続きを読む
グアテマラ、、世界地図を広げられても、正確に指差せない。
また、新たな国の映画が観られた喜び。
知らない国だけど、映画を観ていくと少しずつ見えてきます。
近くに火山があり、コーヒーが主な農作物。あと>>続きを読む
原作は未読。宗教のことも詳しくはないので、あくまで映画を観てのみの感想です。
覚悟して観に行ったんですが、思ったより観やすかった。
それは、切支丹への迫害や悲劇のみを、、もちろん、そういうシーンもあ>>続きを読む