mickさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バベル(2006年製作の映画)

3.2

悪人は1人も出てこないのに、たくさんの人が傷ついていく。

悪気がなくても、ちょっとしたボタンのかけ違いで途轍もなく大きな事件に発展してしまう。
運転を誤って、死亡事故を起こしてしまった時のような負の
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.8

ラストが爽快!!

キャラクターたちの関係性や断片的な出来事が繋がった時の気持ち良さ!

“甘くみてるとダマされちゃいますよ” のコピーの通り、甘くみていてまんまと騙されちゃいました。

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

2.3

80年代の空気感をパッケージしたような映画だった。
この頃の日本人って豊かだったんだろうなぁ。
出てくる日本人全員が平和ボケして見えたけど、添乗員の小林稔侍だけには共感できた。

初めて大林宣彦監督の
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

こんなにも観てるだけで幸せな気分になった映画は他にないかも!

洗練された色彩で抜かりなく作り込まれた美術や衣装たち。
統一された世界観の中でそれらが滑らかなカメラワークで映し出される気持ち良さは最高
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.6

おいおい!犬をそんな風に扱うんじゃないよー!

実際に犬を飼っている私にはまともに見れない表現もあったりして…!役者のワンちゃんたちに敬意を表しながら半目で鑑賞。

とはいえ、さすがポン・ジュノ監督。
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.5

繁殖の目的以外でセックスするのは人間ならではの行為。
そこに愛があってもなくてもいい。

みんな自分の快楽だけを満たしに来るあの店で、一人だけ自分の欲だけでなく他人への優しさのようなものを持ち合わせて
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

4.0

笑ったー!
真面目な映画かと思ったら、とんでもなく異質な映画だった!

「生きてるものはいないのか」のタイトル通り、次々と人が死んでいくのだけれど、次はどんな死に方をするのかすごく興味が湧く。

好き
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.2

いろんな所に狙った感があって素直に観れなかったし、最後のシーンは意味が分かりませんでした… 。
私の理解力の無さのせいだけど、モヤモヤする〜。

自閉症の子供を演じていた加部亜門くんが一際目を惹く存在
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ポン・ジュノ アーリーワークス(2008年製作の映画)

3.2

ポン・ジュノ監督の独自の才能と変態性が垣間見れる初期の短編作品集。

DVD特典に俳優や脚本家などへのインタビューが入っていて、ポン・ジュノという監督がどういう人間なのかを知る事が出来て見応えあった!

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.6

前編ではパッとしないなぁ…と思っていた深津絵里が完結編ではその頭角を現す!

子を産み育てる事は私も未知なので “田宮”という女に感情移入してしまった。私のクライマックスは動物公園のシーンまでで、あと
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あん(2015年製作の映画)

5.0

千太郎とワカナは徳江に出会えて本当に良かったなぁ。
徳江が残したものが後から後から沁みてきて後半は涙が止まらなかった。

徳江と千太郎があんこを作るシーンは一瞬一瞬がとても大切で愛しい時間に思えた。
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黒い十人の女(1961年製作の映画)

3.2

モノクロが持つ美しさにどっぷり浸れる。

10人の女も、キャッツもクレイジー!

ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

4.0

ものすごくエモーショナル!!

今までbloodthirsty butchersの曲は聴いたことがなかったけど、映像と曲がシンクロした時の格好良さときたらハンパじゃなかった。こだわり抜かれたという3c
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

爆音映画祭にて鑑賞。

この作品をライブさながらの爆音で観れて本当に幸せ!
デビッド・バーンがギターとリズムボックスだけでステージ上に現れ “Psycho Killler” が静かに始まり、次第にメン
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.0

私の母は昔からご機嫌になると「ナイッ、ビーバー!ナイッ、ビーバー!」といいながら手を対角線状に上げ下げする。
長年見て見ぬふりをしてきたのだか、つい先日もこの謎のフリをしていたので思い切って「何それ?
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.0

これ、好き!

誘拐事件のいざこざに巻き込まれる男の話。憎めないダメ人間がたくさん登場する。

ユーモアたっぷりの演出や独特なカメラワークが面白かった。
特にデュードの夢の中のシーンはオシャレ!
そし
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渇き。(2013年製作の映画)

2.6

謎めいた加奈子を演じる小松菜奈がとてもハマっていた。
ビジュアルだけでも、すごい吸引力。

似たような表現が繰り返されるのがちょっとクドいかな…。
先の展開が気になって最後まで飽きることなく観れたけど
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白河夜船(2015年製作の映画)

3.5

独特な空気感で静かに進んでいくストーリー。
長回しが多用されているけど、井浦新さんと安藤サクラさんのコンビは観ていて飽きることがなかった。この2人は内に秘めている何かを表現するのが本当に上手い。

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かぞくのくに(2012年製作の映画)

4.5

終始、胸の奥をギューッと掴まれているような気持ちで観ていた。
とても悔しくてやるせない想いが込み上げてきて、鑑賞後は「祖国とは、幸せとは、自由とは一体なんだろう…」と繰り返し頭を巡った。

“北朝鮮帰
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

-

すみませんが山本浩司さんと新井浩文さんのシーンだけ鑑賞、その他早送りで。

チープなCGとお遊戯会的な衣裳… 私はちょっと耐えきれませんでしたが、フクオ(山本浩司さん)はとってもチャーミングで良かった
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

2.0

初めてのIMAX鑑賞。内容はともかく、マキシマムザホルモンの「F」とフリーザがリンクした時の臨場感に一番興奮した。

裸のランチ(1991年製作の映画)

2.7

うひゃー。
独創的でグロテスクで斬新!

話はよく分からなくて「?」の連続だったけど、なぜか目が離せなくて最後まで観てしまった。

この映画を完成させるまで、ものすごいお金と知性と技術がかかってそう。
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.1

自転車、かっこいい!

ラストを絶賛する声がたくさんあるけど、私は中盤のCINZANOのトラックの後ろを走るシーンがかなり好きだった。

変態村(2004年製作の映画)

2.3

このタイトルに思わず飛び付いてしまった。
思ったより変態じゃなかったけど気持ち悪い。

DVD特典映像の短編の方が面白いし、変態度も高かった。

捨てがたき人々(2012年製作の映画)

2.9

あぁ…。
どこにも救いがない。
醜い、汚い、悲しい。

他人に優しくとか言いつつも、人間ってやっぱり自分が一番かわいいものなんだろうなぁ。

おじさんたちが絶倫すぎてびびる。

ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.0

真っ赤なワンピースを着た朔子がほとりで波紋を広げるシーンが印象的。二階堂ふみが妖精に見えるくらい美しい。

二階堂ふみと鶴田真由のフラットな演技が心地よかった。
そして2人の健康的な水着姿がかわいかっ
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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

4.0

映画を観てこんなに笑ったのは久しぶり!!
あちこちに笑いのスイッチが仕掛けられていて本当に楽しかった。
面白いだけじゃなく、ストーリーにも厚みがあってしっかりと心に沁みてきた。

大黒シズオ
突然サラ
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お葬式(1984年製作の映画)

3.2

実験的な映像が盛りだくさん!
遠近法を使ったCM撮影のシーンやカーチェイス風なシーンなど、目が釘付けになるくらい面白かった。

時代の流れと共に葬儀の形式は変化していて、最近では仰々しい霊柩車やご近所
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.2

超予想外!参勤交代 ってくらいなかなか面白かった!
アカデミー賞で話題になるまでノータッチでごめんなさい!

全てのキャストが役柄にピッタリ合う。時生さんと猿のコンビもなんの違和感もないです(笑)
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.2

あまりにも有名なサントラのおかげで観たつもりになっていたけど、こういうストーリーだったのか!

エイドリア〜ン!(ここ、笑ってしまった!)

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いろんな人が交錯して語られる人間模様が面白かったけど、どこか
惜しい!

“事務所NG”
この言葉が何回か頭をよぎった。

女優に転身してからのあっちゃんの表現力には一目置いているけど、今回の役柄は元
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百円の恋(2014年製作の映画)

5.0

ありがとう安藤サクラ!
明日を生きるチカラもらいました!

待ちに待った地方公開。主演の2人が大好きな事もあって期待して観に行ったスクリーンの中には新境地に立った安藤サクラと、最近の出演作の中ではダン
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

恋するドクが可愛らしかった。
ダンスシーンは特に!

前向きなメッセージを残して締めくくられるストーリーに、観ている自分も頑張ろうって気持ちになった。