みはなださんの映画レビュー・感想・評価

みはなだ

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

Dolbyatomosにて。
とにかく最初から最後まで、体の芯まで鳴り響く音圧と、ハッとする程大きく広がる映像美に圧倒される。
ただ、盛り上がるところも絶望的なシーンも基本同じ演出、劇伴だからか後半は
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

こんなにも怖いもの見たさの様な好奇心が最後まで途切れることなく、目が離せなかった映画は久しぶり。

序盤の、家族が次々と潜り込むくだりはコミカルで、「あ、こういう映画なんだ」と安心しきって面白おかしく
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

ゆったりと響くピアノの音がそれぞれの場面、台詞と調和しながら生まれていく景色は、この映画にしか出せない唯一無二の美しさだった。

安藤サクラに田中裕子、瑛太といった俳優たちの凄み、坂本龍一の奏でる音、
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

マーベル史上一番怖かった。
「え、これホラー映画?」と心の中で何度もツッコミ。

映画館で見たので音も映像も並々ならぬ迫力。
背後から迫ってくるワンダへの恐怖がひたすら高まり続ける。

サムライミ監督
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.2

宮沢りえの真っ赤な衣装がまぁ似合うこと。
国会議員の娘としてのお嬢様感は見事…!

そして窪田正孝と宮沢りえとのコンビが個人的にとても好きだった。
特に秘書陣営の意見を淡々とぶつけるところと、階段での
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

再鑑賞にて。
エンドゲームをもう一度観たいが為に、こつこつと一作目から見直し、ついに辿り着いてしまった、、、

劇場へ行った当初はすぐにレビューへ落とし込む事も出来ない程、終わってしまった事がただただ
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

上映終了間際、駆け込みでレイトショーへ。
舞台となったのは「狂騒の20年代」と言われていたらしいアメリカのハリウッド。

映像はひたすらに混沌と混乱。
度重なる衝撃な展開の数々が繰り広げられる怒涛の三
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

2.7

再鑑賞。

一度目は映画館に観に行ったので、もう少し面白く感じていたけど、やっぱり自分には中々厳しい映画だったかな。
キッドも京極さんも好きなだけに歯痒い。
園子はこれから髪下ろした方が良いね。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

再鑑賞。

前作からの期待にサクッと答えてくれた凄いシリーズ。
これからワクワクせずにはいられないオープニングがもう最高すぎる。
タイトルシーンのグルート可愛すぎか。

今作で一番沸き立ったのは、ロケ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

とある映画館が閉館してしまうということで、さよなら興行で上映していた映画。

閉館を惜しみながらも、まさかの映画館でこの作品を観ることができるとは思わず、ありがたい機会をいただけて感謝。

ミステリー
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.3

森見登美彦も、中村佑介も、舞台となる京都も、そしてアジカンも大好きな私はもう観に行くしかないだろう!

と、公開前から意気込んでいたものの、中々観に行けず…終盤ギリギリに駆け込み鑑賞。

とにかく最初
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ジェーンの再登場が嬉しすぎてとにかく感無量でした。

今まではさらっと流されていたソーとジェーンの別れの理由や、エンドゲーム後皆がどうしていたのかなど、地味に気になっていた部分を知れたのも嬉しい。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

全てがかっこいいの一言に尽きる。

一作目は遥か昔に家のビデオで観た記憶が微かに…。
でもほぼ覚えてなかったので、しっかりと観直し準備万端で臨んだ。

もう始まった瞬間から、観直しといて良かった…
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

ここ最近のシリーズの中では思ってたより良かった気が。

個人的に期待値低めで観に行ったのもプラスしたのか、久々にコナン映画で面白いと感じたし、ストーリーも原作の松田刑事の事件からごく自然に繋げられてい
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.9

Dolby Atmosにて鑑賞。

待ちに待った三作目は、魔法界の未来を揺るがす壮大なスケールでありながら、コメディ要素も有り、わくわく感も満載!

ダンブルドアの秘密のベース部分は、ハリーポッターの
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.7

思わずよだれが出てくる美味しそう〜なご飯がこれでもかと登場。

飯島奈美さんが料理を手掛ける作品は数あれど、その中でやっぱりかもめ食堂が一番好き。
鮮やかな北欧食器たちに盛り付けられるのは、ぽてっとし
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E.T.(1982年製作の映画)

4.3

もう何回観たかわからない。
いつ見てもわくわくするし、ドキドキ、ハラハラさせられながらも、次第にじんわり心温まる。

そしていつの間にやら涙目の自分…
しかも年を重ねるにつれて、より泣かされている気が
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

柔らかな空気感が陽だまりのように暖かい、そんな家族。
優しみに溢れた家庭の風景に、心が自然といっぱいになる。

入れ墨を入れ、金髪に染めて帰ってきた息子を、「あらま」の一言な両親。

自由奔放に生きる
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

楽しみにしてたsing二作目。

今作の一番の魅力はなんてったってU2のボーカル、ボノの歌声を映画館で味わえることでしょう。
ということで、観るなら字幕一択!!

焦らしに焦らされ響いた歌声に、映画内
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

オリジナル版は未鑑賞。
元ストーリーもあまり知らずに観た為、特に何かと比べることもなく、流れるまま素直に楽しんで観ることができた。

まるで舞台を観に行ったかの様な、これぞ王道ミュージカル!という大迫
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

中学生の時、父の洋画ビデオコレクションの中から、内容も知らずジャケットの雰囲気だけで選び、観た映画。

数分後、自分はなんてチョイスをしてしまったんだろう…と半ば後悔しつつ、でも決して目が離せない数時
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

子供時代のサルーが愛らしすぎて、序盤からその小ささと健気さに、既に泣きそうになる。

駅のホームで大人達にもみくちゃにされているのを見ただけでも、胸が苦しい気持ちでいっぱいに…

実話ということで、本
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

広大な荒野を手ぶらで彷徨う男が一人。
彼が何者で、どういう状況なのか。
全てが謎だらけの中、カラッとした青空の下ゆっくりと進んでいく物語。

ゆるやかなロードムービーとともに少しずつ解き明かされていく
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

事前情報を完全シャットアウトしてのIMAXレーザーにて鑑賞。

とにかくサプライズがえげつなかった。
もう、嬉しいショックで終始空いた口がふさがらない。

何よりも嬉しかったのは、スパイダーマンという
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

坂元裕二の作る世界観が好きで鑑賞。

始まるものはいつか終わる、というシンプルなメッセージが、共感性高く、儚く描かれていた。

ゆっくりと、でも確実に変わっていく二人の関係。
それは言葉の端々だったり
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。

これは新しい切り口。
もしもビートルズが消えてしまった世界になったら…?
そんな発想、どこで思いつくんだろうか。

登場する曲は、さすがに馴染み深い曲ばかり。
しかも、正直親世代のアーテ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ミッドナイトインパリ以来のウディ・アレン。
この独特の世界観、久しぶり。

そして、まさか!?と思うほどの名優たちが揃いも揃って、癖だらけのキャラクターを演じきっていることがなんだか楽しい。

ティモ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

過去鑑賞。

キャスト陣たちが全員良かった。
役に対して大袈裟過ぎず、その環境にいる事がとても自然。

些細で何気無い仕草が、良い意味でとても普通で、まるで本当に何年もこの生活を続けてきたかの様で、い
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

ヴェノムの存在が前作よりもよりコミカルに、親しみやすく描かれていて、もはや最初に感じたダークヒーロー感は皆無…

自分より強い敵を見て引っ込んでしまうところなど、お茶目すぎる(笑)

そしてなんだかん
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

原作が好きで、一作目が良かったので鑑賞。
やっぱりこの映画の醸し出す、煌びやかな空気感が好き。

さらに今作もキャストがとても豪華。
ただ今回は正直、小説の世界観と微妙に合っていない様に感じたキャステ
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.2

オープニング良い!

ストーリーは、想像していたよりもゆった〜りしていて、準備してばっちり見始めるよりは、流し見くらいのテンションでスタートしてもいいぐらい。

メインキャストがベテランばかりで豪華な
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

ライアン・ゴズリングの良い男っぷりがこれでもかと詰め込まれていた。

ベイビードライバーの様なジャンルをイメージしていたので、予想とは違ったストーリーに驚きつつ…

それでもこの作品が作り出す、静かで
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

マーベルヒーローの初のアジア系キャラということで気にはなっていたものの、正直全く期待せずに見たので、良い意味で裏切られた。

まずバスのシーン、かっこよ!!

冴えない雰囲気から一転、突然のジャッキー
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

トムホは本当に可愛いなぁ…と思いながら二時間。

各スパイダーマンシリーズでそれぞれで違った魅力がある中、MCU版は何と言っても愛らしさが一番の魅力な気がする。

特に今回は、好きな子とな
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.8

見よう見ようと思いつつ、後回しにしてしまっていた作品。

昔ながらの、これぞ日本の家族像!といわれる様な家庭が体現されていた。

古典的なユーモアと、そこに童謡で流れてくる様な小気味良い音楽が合わさり
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

2022年、劇場鑑賞一作目は待ちに待ったキングスマン‼︎

映画館に行く前に皆さんのレビューを少し覗いてみると、「泣けた」という言葉がちらほら…。
ええ……?本当に…?と半ば疑いながら鑑賞。

なんて
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