吉高由里子アレルギーで集中できず・・・。池松壮亮は相変わらずいい役者さんだね。
ストーリーは単純なのに「生きる」ことへの明確な意思が伝わってくる。緊迫したシーンでも後に構える地球がいつも変わらず綺麗だったのが印象的。
私は原作の方が好みかな。小説だと物語として割り切れる粗さが、映画だと何故か気になってしまう。
所作の美しさ、東北の鋭い冬の空気に背筋が伸びる。ユーモアが散りばめられて湿っぽくないのがよい。
にしても広末涼子の演技はどうにかならんのかねえ。
あれだけドラマは面白かったのにどうしてこうなった...あのふざけたサイコミステリのまま終わってくれればよかったのに...