大好きな作品のリメイクかつ主人公の性別を何故男女逆に…？という疑念を持っての鑑賞だったが、岡田将生の男版ならではの見事なハマりっぷりと山下監督お得意のゆるい空気感が絶妙にマッチしたなんとも素敵な作品に>>続きを読む
捨てられたコカインを食べた熊が森で殺戮を繰り広げるB級スプラッターは、B級のチープさ皆無の熊がリアルすぎた実話ベースの名を借りたコメディ要素満載のグチャグチャドタバタホラーであった！でもちゃんとグロい>>続きを読む
いやあ面白かった！
もはやCGである事を忘れるほどリアルな世界観で展開される圧倒的な臨場感と没入感！
普遍的な成長と進化の物語はシンプルながらその哲学的要素に考えさせられる、前作までを観ていない人でも>>続きを読む
メガバンクの内部事情をリアルに描く池井戸潤印の人生劇場は、『半沢直樹』のような痛快な逆転劇ではないものの、実力派俳優陣による抜群の安定感で最後の最後まで退屈することのない金融群像エンターテイメントであ>>続きを読む
台湾と日本。現在と過去。18年の時を行き来しながら綴られる初恋物語は、その展開に驚きこそなく結末も予想通りではあったが、美しき情景とその後悔の記憶に胸打たれる事間違いなし！エンドロールまで余韻に浸れる>>続きを読む
1990年に勃発したソマリアでの内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちによる決死の脱出劇は、南と北の確執、エスカレートしていく暴動、そして緊迫のカーアクションまで、見どころ満載の本格社会派エンタ>>続きを読む
荒野を舞台に展開する決死の逃亡劇は、様々な勢力が複雑に絡み合うアクションはなかなかリアルなもののジェラルド・バトラー作品にしては派手さに欠ける。
見た目の変化に乏しい砂漠地帯でのシーンが多く少々退屈し>>続きを読む
今なお色褪せぬ名曲『We are the world』誕生の回顧録は、当時のアメリカ音楽界を代表するスターたちの素顔や音楽への真摯な向き合い方、その熱気と苦悩の中行われた奇跡のような一夜の出来事に感涙>>続きを読む
世界的に有名なファッションドール『バービー』のまさかの実写化作品は、そのバカバカしくもピンクでレトロポップな緩めの世界観からは想像出来ないほどの強烈な現実社会への風刺と多様性の尊重について考えさせられ>>続きを読む
革新的ソフト『Winny』を巡る開発者とその弁護団による戦いの物語は、行き過ぎとも言える公権力の闇とその力の乱用によって失われたものの大きさをひしひしと感じさせる、派手さこそないもののとても見応えのあ>>続きを読む
今泉力哉×城定秀夫。
『猫は逃げた』同様のL/R15。
完全に今泉節の会話劇でありながらも城定監督お得意の絶妙なエロスを融合して描く愛のカタチは、ドロドロなのに癒しと笑いに満ちた、愛について深く考えさ>>続きを読む
原作未読。
変声期に悩む合唱部部長と歌が上手くなりたいヤクザの青春奇譚は、リアリティの欠片もないもはやファンタジーとも言える設定ではあるが、山下監督らしいシュールさと野木脚本のセンスにほっこりする優し>>続きを読む
見応えがあったのは間違いない。
だが当時の社会的背景など自らの予備知識の無さ故にその怒涛の展開についていくのがなかなか困難だった。
ただそれでも観終わってのしかかるのは重く複雑な思いとやるせなさ。
そ>>続きを読む
恋する女性の想いを可視化出来る風変わりな青年を巡る風変わりな恋物語は、現実離れした言葉遣いとファンタジー設定が色濃いにもかかわらず、その奥深いメッセージが爽やかに響くこじらせ恋愛映画の秀作であった！>>続きを読む
第三者目線で語られる"市子"という存在を巡る物語は、終始静かでありながらもそのミステリーサスペンスな展開と、主演の杉咲花をはじめとする演技派俳優陣の熱量に最後まで惹き込まれる、観る者の想像力が試される>>続きを読む
前作同様ヴィルヌーヴ監督の圧倒的映像美と音響は勿論のこと、比較的わかりやすく展開する英雄譚と大幅に増えたアクションシーンが推進力となり166分という長尺を駆け抜ける！
大画面で観なければ後悔すること必>>続きを読む
二転三転虚実入り交じるマシュー・ヴォーン監督印のスパイアクションは、『キングスマン』と比べての賛否はありそうだが、あれこれ深く考えずその怒涛の展開に身を委ねた者こそが楽しめるエンタメ全振りの痛快な怪作>>続きを読む
面白い！
少々翳りの見えるアメコミ映画界隈だが、昨今のその醍醐味である見た目の派手さを抑えサスペンス要素多めのアプローチが逆に良い！
今後展開されるであろうスパイダーバースへの期待を感じさせるアクショ>>続きを読む
