MKさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

2.5

当時の戦況に誠実かは最近どうでも良いというか。。

三千余命の命が奪われて、奪った者がいるという事実。
それを忘れないように肝に銘じたい。

イデオロギーなんてさておいて、寂しさと虚しさしかないです。
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.5

会社にいれば感じざるを得ないOLさん達の派閥というかパワーバランス。
それを会社勤めとは無縁のバカリズムが飛躍させた結果、クローズからの安っぽい恋愛寸劇に昇格?させるっていうちょっと予定調和な物語。
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

4.0

この映画は敗戦の焼けあとから
国土を復興し文明をきずいてく
日本人たちの勇気の記録である

ようやく現地に行けたので鑑賞。父がいい映画だから観た方がいいといったいたけど良かった。

建設に必要な重機も
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

3.2

アニメ体験済みの実写版。
芳根京子ちゃんは大好き出し、演者としての安定感は素晴らしいのだけれど、アニメ版で感じたヒロインの清く正しい姿は頭でわかっていても憎まれ口もひがみも剥き出しのあの不安定極まりな
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俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

4.0

75年も経つのにこの構図しか成立しないのはそういう国の規制があるのかしら?

前途明るい罪なき若者たちが国の暴走に巻き込まれてはかない命を失っていく
or
まだみぬ幼い我が子あるいは残してきた家族の幾
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

5.0

機会社会の中で個人が人間性を見出し
幸福を求める物語


大好きな作品のひとつ。
産業の発展とかマスなものへ傾倒していく世の中へのチャップリンなりの警告なんだろうと思う。
…めちゃくちゃ笑ったけど。
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モバイルハウスのつくりかた(2011年製作の映画)

4.0

正直、建築学科卒の同世代の自分的には建築に対するスタンスを示し切った表現者として、嫉妬も尊敬もできる人だと思っていて。一気に著書をほぼ読んだ。

土地は誰のものでもなくて、電気だって無理矢理不必要な量
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WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド(1995年製作の映画)

5.0

早くに逝去された今井雅之さんの代表作。
たしか舞台が世界的に賞賛されての映画化だったような。。

winds of god 神風特別攻撃隊員の話。
現代の若手お笑い芸人が記憶もそのままに終戦間近の日本
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memo(2008年製作の映画)

4.5

韓英恵ちゃんと佐藤二朗さんとはじめて出会って、とっても二人を好きになった映画。

とにかくメモを取りたくてしかたのない女子高生ととにかく手が洗いたい親戚のおじさんの物語

それ以外に内容あったかな?と
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

大食、怠惰、傲慢、強欲、色欲、嫉妬、憤怒…七つの大罪をテーマにした七日間の物語。トラウマという訳ではないけど、とても世界観とかがその後の十代の過ごし方にとても良い影響を与えてくれた作品。
この作品に出
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.1

ロバートデニーロ…やはり味わい深い俳優だこと。そしてアルパチーノ…今回はそんなにアンニュイな表情を見せてくれるのね。
二世代が交錯するストーリー展開。
成り上がっていくコルレオーネと保身、猜疑心にまみ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

だってまだお前は生きてるじゃないか!
3作目の公開に合わせて復習。

やはり原作アニメもいいけど、実写版は実写版の良さがある…涙。

見直しても清野菜名ちゃん演じるキョウカイに持っていかれるなぁ、死の
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.6

言わずと知れた名作になぜかこのタイミングでアタック。
マーロン・プランドとアル・パチーノが本当にカッコ良かった。。
昔ジョビジョバが映画音楽イントロドン的なコントでテーマ曲に乗せて「シ〜チ〜リ〜アのマ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

5.0

安定のマイベストムービー。

とてつもなく照れ屋な父親の愛情に包まれているなんて、とっても幸せな人生だと思う。

物語を語ることに長けてはいるが、本人の実態はあまりにもミステリアスな父とリアリストな子
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

パラマウントのタイトルバックから流れるメインテーマの鐘の音で既に大興奮。前作へのオマージュを感じさせながらのでdanger zoneで一気に没入できた。

ならずもの国の各施設を殲滅するために召集され
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.9

余命宣告された大学教授の終活。
死が目前になったら人は、自分はどんな行動を取るんだろう?
ハメを外す、或いは自分を顧みて、最期の時まで神妙に暮らす。

ジョニー・デップ演じるリチャードはそんな狭間をジ
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

原作未読、なんとなく第1作を観て、出演者やキャラ設定、物語も安心して観られたので続編は前向きに鑑賞。
殺さない殺し屋というるろうに剣心のような主人公佐藤に降りかかる事件を通じた物語。安藤くんも平手ちゃ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞。
超高齢化社会となり社会保障費が逼迫してきた結果、政府は75歳以上の高齢者の早期退職ならぬ早期他界を奨励し始めて…という、最近見たソイレント・グリーンが想起させられるディストピア系SFか
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

面白かった!
同性としてとてもイケメンだと思ってる岡田准一さんのちょっとお茶目な最強殺し屋ストーリー。
格闘シーンもストーリーもテンポが良くてとても楽しかった!

北村一輝さんばりのポジションをなんな
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.2

3の公開が決定したらしいから4.2点。
というわけで7作目が満点の予定。

やば、CGの熊に泣かされた 笑。
一作目の死ぬほど平和で死ぬほど優しい世界観と物語に魅せられて、立て続けに続編を鑑賞…落涙。
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

ずーっと知ってて、ずーっと観たいなぁと思っててようやっと鑑賞。
日常会話程度の国語をたしなむ、よく分からない生き物が一家の団欒に混ざり込むという、日本の漫画業界では割と普通にある作品。

しかし英国紳
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.5

旅先で真夜中に起きてしまって、お守りがわりにダウンロードしていた本作を鑑賞。
猟奇的な彼女好きだったし、夜中に安心できそうだと思っていてのことだけど、大正解。

父を早くに亡くし、存命の母が不在中の女
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

実際の写真家、浅田政志さんをモチーフにした映画とのこと。
家族愛に溢れる次男が父からもらったカメラで家族の睦まじい写真を撮り続けて有名になって…

そんな折に起きた3月11日のあの出来事。失われた家族
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犬王(2021年製作の映画)

2.5

前半は好きな感じでのめり込んで行きそうだったんだけど…琵琶からエレキ音した瞬間に我に返ってしまった。

生活音のリズム感とか和楽器の揺らぎまくりの音環境とか凄く素敵だったんだけどバンド風の楽器隊が出て
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辻占恋慕(2020年製作の映画)

4.0

鳴かず飛ばすの崖っぷちインディーズミュージシャふたりの恋愛映画。といっても恋のシーンなんてほぼなくていきなり愛…しかも盛り上がりなんて全くない感じのある意味リアルなラブストーリー。

自分の人生がもう
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。比べる意味はないと思うけどシン・ゴジラの方がワクワクしたかな…というよりそこまてウルトラマンは観ていなかったんだなぁと痛感。

というより頻度としてはゴジラの方が観てなかったけど、物言わぬ
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僕と彼女のファースト・ハグ(2020年製作の映画)

3.5

気分的にちょうど観たかった感じにピッタリすぎた。

超潔癖症で友だちもいない音楽教師が自殺を決意するのだけれど、その道すがら接触事故を起こしたミュージシャン志望の可愛い女の子とユニットを組むことになっ
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キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

4.2

ポスト・キャピタリズムとか、色々な書籍を読んでいてふと立ち戻り?というか思い出されて鑑賞。

民主主義と資本主義の違いなんて日常でどこまで意識していただろう?

米国の金融業界がどれだけ政界や民衆を手
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Transform(2021年製作の映画)

2.0

連休に映画でも、と徘徊していて遭遇して鑑賞。
見た瞬間かなり似てる気がしたので、square pusherのTerminal Slamのmv作った人かしら?と思って調べたら違った。
個人的な趣味だけど
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.9

自分ではまず観ないハリウッド感満載の大スケールラブストーリーを「ヒュー・ジャックマンが時空を超えるという、ツレの口車に乗せられて鑑賞。

18世紀の発明も出来ちゃうイケメン紳士がひょんなことから現代の
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.5

監督の作品でこの手のものがあると知らなくて、知って手に取った作品。
猫は逃げたも観たし、今泉ナイトだ!的なノリも少々。

あの頃。

なんてしっくりくるタイトルだこと。
自分も音楽やってて何故かアイド
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

うん、面白かった。
愛なのに、を直近で観てて監督と脚本が逆っていうことでどうなるのとやらという感じだったけど、かなり濃い味の愛なのにもよかったけどか、キュンキュンしない感じのラブストーリー感がいつもに
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

1.5

出さなきゃ負けよ?
その逆から入って欲しい。

だめだ、もうダメみたい。。
売り出し中の若手俳優やらアイドルの既視感溢れる変顔選手権が食傷気味。。

賭ケグルイがいつの間にか狂ってる人が賭けてる感じに
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

-

ほっこりしない有頂天ホテルみたいな感じ。

キムタクをいかに格好良くみせるか感が相変わらずだったけどヒーローから時が経ったものだなぁとも。。

続編なので仮面というモチーフを継承したんだと思うけどあん
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性の劇薬(2020年製作の映画)

1.5

うーん、なかなかのあり得ないシチュエーションの冒頭にしては飛躍のない物語だったかなぁ。

快楽を強制的に与え続けられることで自我に何が起こるのかは経験がないのでわからないけど、人生に絶望した人間がそれ
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

『林檎は記憶力の低下を防止する働きがある。』

この一言で男が林檎を食べることをやめるまで察しの悪い自分にはニッチなコメディぐらいにしか写っていなかったんけど、最後はなんとも切なくなるいい映画だった。
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