マキユさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

逃げた女(2019年製作の映画)

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女性だけだった画面の中に男性が入ってくるたび不穏になる空気は明らかになにかを示唆していた。

ガミの人物像が3人の女性との対話を通してだんだん見えてくるのが心地よかった。真実がわかるとかドラマチックな
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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ガンダムシリーズ少しも触れたことがなかったけど村瀬修功の絵が見たくて行った。ストーリーは2時間かけて"序"をやったという感じで今後も続いてくんだろうな。映像の美しさのためガンダムをよく知らなくても飽き>>続きを読む

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

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薪剛はhydeなので(なので)、薪剛がhydeじゃないのは仕方ないとして、登場人物全員のキャスティング悉く間違えてて笑えた。青木と鈴木の肩幅が足りないよ〜!

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ブロマンスときっぱり訣別し正面から男男の愛と恋を描いていた。サスペンスと言うには中盤ですべての種が明かされ、観てる人間だけがそのやり方では愛を勝ち得ないと気づいており、もうあとはどうやってこの恋が終わ>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

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自民党議員によるLGBTQ差別発言を受けて期間限定無料公開をしてくれたので観た。

群盗(2014年製作の映画)

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カンドンウォンに惚れてる人間にしか撮影できないカンドンウォンの表情の数々を見せつけられて「え 2時間にわたり監督の性癖を見せられ続けた......?」となった。監督と性癖が一致していてよかった。

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ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

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外から見ていて明らかに馬鹿げた説と思えるものでも、自説を信じ込む人々が集まることでエコーチェンバー現象が起こってゆく様を目撃した。こうして陰謀論が広がってゆくのか......
資料として面白かった。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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オイ〜〜〜〜〜〜!
ダイエル・グレイグが出ているということ以外なにも知らずに観たらクリエバ出てんじゃん〜〜〜〜〜しかもチャラエバ......興奮しすぎて血圧が上がった チャラエバ......ラブ...
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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どこまで実話なのかわからないけど、ここで描かれたことが先月見た『1987』で描かれた社会に繋がってるのか......

冒頭シーンと、中盤ソウルに戻りかけた主人公が光州に戻るシーンが対になっていて、同
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Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

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凝った演出をたっぷり見せておきながら、最後はシンプルにPerfumeの3人だけを魅せるというMIKIKO先生の演出よ......Challengerがいちばん好きな曲。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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アリ・アスターは人間をなんだと思っているんだ?彼は人間を丸焼きにするのが好きなのですね......

ミッドサマーと比べて非現実的な怖さだったので個人的には視覚的なグロさを除けばそんなに怖くなかった。
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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いちばん辛いタイムループ。軽快に描いているしたったの30分間の作品だったけど、見終わってからぐったりと呆然としてしまった。

終わらない終わり方は、黒人をはじめとした人種マイノリティへの構造的差別問題
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

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セスみたいな造形・人種の男の子が素敵な男の子として描かれていることや、アジア系の女の子がバンドのフロントマンとして歌っていることが嬉しかったし、これからもっと当たり前になってほしい。

moxieのみ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

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たったひとりの偉大なヒーローがいるのではなく、ひとりずつの小さな行動が繋がって民主化宣言という大きな結果を勝ち取ったことを伝える力強い映画だった。

拷問死事件の実行犯や対共捜査所長らは逮捕されたが、
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

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レズビアンの恋愛を情熱的かつセンセーショナルに描いたかなりロマンチックな恋愛映画だった。終わり方がとても意義深いと思いました。
古い時代設定の同性愛者の恋愛物語、だいたい別離で終わってしまうの背景を考
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野球少女(2019年製作の映画)

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終盤のトライアウトでその場にいる全員がスィンの速くない球に嘲笑するなかでもう1人の女子志願選手が「スィン、ファイティン!!」と叫んだところがいちばんグッと来た。
「女子だから諦めろ」「男子並みの腕だな
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

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トムとジェリーで育った人間なのでこのあとふたりがどういうトラブルに見舞われるか手に取るようにわかった。笑
金品を盗んでホテルに居座ることを目論むジェリーに対し、ケイラのお手伝いしたらピアノをもらおう!
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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ノマド生活に対する矜持と、貧しさへの恥が同居する主人公を見事に描いていた。傑作であることに間違いないのだけど、それ故に感想を言い難い......。「何も言えない」が観賞後いちばん最初の気持ちでした。>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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人がいっぱい死ぬ映画が観たい〜という気分だったので観たら人がいっぱい死んだので満足した(人間アンチ)

設定自体は非現実的だけど発砲するたびに手に激痛が走ったりと細かい描写がリアルで面白かったです。現
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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本編の9割が浅い呼吸しかできないようなしんどさのある映画だったのに、観終わった後なぜかさっぱりした気持ちになった。多分女子トイレ定点撮影のエンドロールのおかげだと思う。

序盤からハンターには我が感じ
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

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『MISS ミス・フランスになりたい』鑑賞

ミスコンに憧れた男性アレックスがそれに挑戦する姿を描きつつ、ミスコンそのもの(というかそれに対するまなざしの在り方)を打ち破る良い映画だった。途中少しベタ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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思っていた話とだいぶ違ったけど思っていた話よりだいぶよかった。

華子と美紀の話かと思っていたら別にそういうわけでもなく、女性同士の連帯がそこかしこに描かれていた。タイトルの「あのこ」って美紀から見た
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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史実に基づくフィクションということで、事前に朴正煕大統領暗殺事件についてのWikiを読んでから観たのは正解だったと思う。

大統領のいつも幅広の机の真ん中に座している画面が印象的で、「動かざる権力者」
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

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なんだか慣れないテンポの映画だったけれど、かなり好きだったな。末期の病に侵された主人公ミラの最期をドラマチックすぎずに描写していた。
ミラは怒ったり泣いたり笑ったりコロコロ変化する激しさは病気故なのか
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「戦火の馬」(2014年製作の映画)

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舞台における動物の表象としてこれ以上のものはないんじゃないだろうか。馬のパペット一頭につき3人の人間が担当していたが、完璧に息のあった動き、馬を研究し尽くしたまるで本物の動き、そして馬が出すあらゆる音>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

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もののけ姫的なあらすじに惹かれて鑑賞。
ポケモンに育てられたココがサトシという人間との出会いで初めて自分が人間という生き物であることを知る。最後、ココが血縁や種族に囚われることのない答えを導き出せたの
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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恋愛だりぃ〜〜〜になった。

序盤の2人の出会い〜付き合い始めあたりの趣味や好みが次々と一致するシーンが出てくるたびにアナ雪の「あ!またそろった!♪」が頭の中で鳴り響いてすごい笑ってしまった。フラグ立
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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半島が面白かったので順番は逆になったがこっちも観た。
半島ではゾンビは単なる障害物として描かれておりそんなに怖くなかったが、こちらはゾンビそのものの怖さがより強かった。

クリーンな人間仕切りおじさん
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

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カンドンウォン目当てで見始めたらあらぬ方向(イ・ビョンホン)からものすごい勢いで殴られた 名前聞いたことあったけどあんな悪いイケおじだなんて知らなかった......

バディもの、唐突な異性愛描写なし
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

4.0

パクソダムにあの演技させる韓国映画界何 怖

神父服に身を包むカンドンウォン、絶対に監督の趣味