うとさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.7

突然家族の1人の命か世界滅亡かを選択させられたらそりゃこうなる。納得の描写。登場人物の誰も大きなしくじりをしない(そう見せられただけかも)ので緊張が途切れなくて良かった。こういう終末へのアプローチ初め>>続きを読む

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

2.6

救いがないのはまあ好きですがラストの温度差あまりにも、あまりにもじゃないですか。別の映画見てるんかと思った。CUBEを縦長にしたような映画です。やってる事は並。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

闇ビジネスの跡目争い。壮大のようでコンパクトな話だった。見せ方だろうか。
曲の使い方、シーンの切り替え方が上手く粋な台詞回しで画面に釘付けになるパワーがあった。ビジュが良すぎる悪いヒゲおじがゾロゾロ出
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

2.9

犯人の手数もそこそこでロケーションとシチュエーションは悪くないはずなのに話が盛り上がらなすぎる。勿体無い。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.4

マッコールさんが市民の味方で本当に良かった…非道の限りを尽くして街を脅かすイタリアンマフィアより怖いもんな。やり方がもうホラー映画のそれ。

公開時期が近くなってしまったJW4とどうしても比較してしま
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劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

3.7

序盤のロージェノム戦を即片付けたのは終盤色々描き足したかったからなんだろうけど、そうする必要あった…?ってノイズになる箇所が多くて、改変のバランスに納得できないな。そのくらいTV版が好きだったんだ。>>続きを読む

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇(2008年製作の映画)

3.9

今更見ました。
元々テンポのいい作品だったので総集編でギュッと圧縮してもそこまで破綻なく楽しめる。クライマックスだいぶ違うし思い入れ補正でオリジナルが圧倒的に好きだけど、これはこれで良い。ニア奪還シー
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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.5

見放題にあったので久しぶりに見た。
イケメン捜査官同士の美女の取り合い。ベタなラブコメだけど最近こういうの摂取してなかったので面白さが勝ったな。結果とその後のオチがいい。

スマイル(2022年製作の映画)

3.7

プロモーションが話題になってたホラー。宣伝に力入れてただけあってちゃんとした完成度でした。

トラウマから連鎖するタイプの怪異、一応主人公が精神科医なので多少正しいルート選択ができるやろ…と思わせる所
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.5

久々に鑑賞。大統領といえば護られるイメージなので自身が戦う展開はあまりにも非現実的だけどだから面白い。
近年だとホワイトハウス系のシリーズみたくSPが奮闘する作品をよく見るので、その反動はある。

アイドルマスター ミリオンライブ! 第3幕(2023年製作の映画)

5.0

ミリオンライブのアニメ化の一つの着地点としては理想型。1、2幕を巻き込んで色々な点と点が繋がる構成に参らされてしまった。気遣いに溢れすぎている。ちょっとモヤッた人は綿田監督のインタビューを漁ってみて欲>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.8

シェフ版ジョンウィックみたいな話。人は死なないけど悲壮感が尋常じゃない…

料理が言葉以上の力と情報量でもって想い出のトリガーになる描写がとても良かった。会話シーンが丁寧で、俳優ニコラスケイジのオーラ
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イン・ジ・アース(2021年製作の映画)

2.0

意識高い系の芸大生がちょっと奮発して作りましたみたいなこれは…結局何?な雰囲気映画。スピリチュアル&サイケな方向に持ってくのは良いけど話が散らかってる。
あれだけ足を負傷した主人公の機動力が高いのは大
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.8

パラベラムが前菜みたいな感覚になるアクション爆盛りフルコースだった。世界一アドレナリンが出るチャンバラ。火力とスタミナが右肩上がり天井知らず。全編絵力が強すぎる。

新規キャストの面々演じるキャラが性
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

ファミリードラマがちゃんと出来てるのにそれをぶち壊す特盛りの暴力。ホームアローンへのリスペクト溢れる微笑ましいトラップから人体破壊まである。あの頃子供だった大人が見て楽しいやつだ。
リアルサンタの出自
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ティル・デス(2021年製作の映画)

3.3

ご夫婦どちらも悪いけど夫のやり方がサイコなので妻を応援せざるを得ない。
手錠で死体と繋がれたシチュエーション新しい。死体役、まさかの階段落ちを2回キメて受け身取れてたのか心配になる。ラストシーンも体張
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バトルフィールド・アース(2000年製作の映画)

2.9

中身は…だけど衣装やセット見てるだけで最低限の満足感は得られる。

ブルーサンダー(1983年製作の映画)

3.3

ヘリアクションをじっくり堪能するだけのシンプルな映画。この一見中身がなさそうな題材で一本作れるのは時代柄だよなあ。今だといろんな要素入れがちだし

アイドルマスター ミリオンライブ! 第2幕(2023年製作の映画)

4.2

良くも悪くも映画館で観るTVアニメの中盤戦5〜8話。感動回とおふざけ回を所謂一本の映画と真逆の流れで突きつけられると気持ちの切り替えが難しい。7話のぶっ飛び方は議論を呼びそう。お子様が楽しめるならあれ>>続きを読む

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.7

暴走スマホAIコメディ。Siriとアレクサへの当たりが強すぎるの笑ってしまった。
ハングオーバーの脚本家なだけあってお下品な笑いとテンポが素晴らしい。AI版Tedみたいだな。

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

2.9

どこか抜けた人間たちの群像劇、苦手ではないんだけどこれは結構しんどかったな。もっと気持ちよくピースが嵌る展開を期待してたせいか意味わからんまま終わった。
ブラピとジョージクルーニーが目の保養

スリザー(2006年製作の映画)

3.5

出会いたくてもなかなか出会えないタイプのB級特撮映画だ!
クリーチャーのビジュアル、設定がいい。コメディ要素を差し込むバランス感覚も良。あっジェームズガンさんですか、なるほど納得です。

アイドルマスター ミリオンライブ! 第1幕(2023年製作の映画)

4.5

アニメ化、正直もう叶わないと思った日もあったけど信じて本当に良かった。
世界線をリセットした完全新作だけど、あらゆる世代のファン(P)がニヤっとできそうな作りだった。サ終したブラウザゲーム版、先代の劇
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

映像は豪華だけど脚本が稚拙な感じ。もう一つ二つ捻りを加えないとこの手の作品は他に埋もれがちだよね。ガルガドットだから何とか持った。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

離婚した夫婦の娘が旅先の島で出会った男と結婚するとか言い出したのでまあ向かわないわけにはいかず。結末は予想してたけど予想の100倍心地よかった。悪い奴もいない。こういうのがたまに見たいんだよな〜!の枠>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

完璧な生活の裏に隠されたもの。サブリミナルを散らしたオシャレな絵作りに引き込まれる。ビバリウムぽい整然としたコロニーの描写かなり癖かもしれない。
ビクトリー計画の正体がとても好きな設定だったのだけど全
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Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

2.9

エナドリは命の前借りだぞ気をつけろ…なんてメッセージ性は多分ない。
軍事企業の社員がエナドリで暴走してビル丸ごと戦場になる話。ゾンビ物(ゾンビではない)を建物一つで完結させるコンパクトさはうまいと思う
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.9

吹替で見た。玄田さんと子安の掛け合いは最高。オリラジ藤森、セクゾ中島健人も良い具合にハマってて正解でした。

脱線しまくるマイケルベイと違って無駄の少ない展開だから見やすいけど物足りない。メカデザもプ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

過去一面倒なミッション、掴みどころがないストーリーなのでスッキリしないけれど、ハイレベルな騙し合いと手に汗握るアクションの畳みかけに興奮した。

還暦手前のトムクルーズが生身でスタントに挑んでいる。こ
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.0

王族殺しの汚名を着せられた騎士とモンスター少女の「嫌われ者」バディムービー。騎士文化と近未来SFをミックスした世界観がいい。

差別や偏見の本質を突きつけられてハッとする。疎外感に悩むマイノリティの思
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

気にしたらいくらでも気になるけど、3DCGにここまで鳥山テイスト乗せられるんだね。RR軍の回想シーンからずっとワクワクさせられてしまった。
「超」に馴染みのない自分みたいなファンを楽しませる為の既存の
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.3

スピンオフ。主人公のポジションが面白かったし終末映画で1番好きなのが「始まり」の描写なので前日譚パートはワクワクしました。

ただ色々と疑問は残るし多くのシーンに説得力が欠けて見えるのでやっぱりこの「
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#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

3.1

エスケープルームとゲームほか諸々足して割って薄めたみたいな中身だった。
調子に乗ってるインフルエンサーとかYouTuberはホラーに向いてるって話をどこかで見たけど本当に扱い易いのね。どんどん酷い目に
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.4

前半シチュエーションスリラー、後半アクションコメディ。上空でグレムリンと零戦に絡まれててんやわんやだが各々の見せ場がショボいので終盤まで煮え切らなかった。零戦はさっさと処理してモンスターを群れで寄越し>>続きを読む