honeyhollowさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

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白痴(1951年製作の映画)

4.0

BL好きじゃないけど、訳のわからない女置いといていざって感じは分かる気がする(?)。やっと鬼節子を追悼できた。男子のカーディガンに襟巻きインするスタイルかわうい。しかし全部寒そう。

花咲く港(1943年製作の映画)

3.5

槙芙佐子ってすっきりした現代的な美人でいいなー

雪国(1957年製作の映画)

4.0

ひたすら妬ける。退廃疲れ寸前の雪山の清涼。

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ(2016年製作の映画)

2.5

はじめてみる監督だけど、冒頭の繋ぎやショットでなるほど感があって、そのなるほど感が横ばいのまま終わった。シネスコ効果満載の、あ、落ちるよねの当たり前すごい。

泣蟲小僧(1938年製作の映画)

4.0

泣きむしの少年が泣かないことで揺さぶられる諦観の哀しさ。それにしても栗島すみ子の、ちょっとした仕草や発声で醸す嫌らしい感じってたまらないな。

麦笛(1955年製作の映画)

3.0

若い恋(と展開)がそれなりに真っ直ぐで愚直でまどろっこしい分、越路吹雪のエロさが際立つ。賽銭ドロボーのカモフラージュに簪直す仕草で悩殺したかと思えば、自分への警告の手紙をポイと捨てて何の間もなく拾う柳>>続きを読む

スイート・スイート・ビレッジ(1985年製作の映画)

3.0

うららかな昼下がり、上の墓場から下の民家まで平和だけが支配する世界の、たかがビールと自家製ソーセージの破壊力すごい

そういえばあの暴力者とたまに組んでるいたずらおじさんしょーもなかったなー。そんなに
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母の残像(2015年製作の映画)

4.0

「二人で並んで歩いていたときは、学校で一緒にランチをするのが当たり前のように思えたのだ」淀みのなかの一瞬のきらめき、確かだった感触、ガツンときた

裸体(1962年製作の映画)

4.0

自分の美しさに揺るぎない嵯峨三智子と夜の光を捕らえる嵯峨三智子とそれに弾かれる嵯峨三智子

阿寒に果つ(1975年製作の映画)

3.0

阿寒湖にたどり着いた五十嵐じゅんのカッと見開いた目。あそこだけには湿度があった。

白い酋長(1951年製作の映画)

3.5

白い酋長がアレだったのでどこへ行く着地点とドキドキしたけど、乙女な嫁のラストのセリフでいわれようもない脱力感に襲われた。嫌いじゃない種類の脱力感。しかしそのブランコどうやって乗ったの酋長。

残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

4.0

吹き抜けを上階の廊下が囲う、アクションにうってつけの宿みてアガった。素直なんだか化かし合いなんだか合わない繋ぎやら混乱を楽しみながらラスボスを応援。

山のかなたに(2016年製作の映画)

3.0

尋問勘違い二回ださい。いろいろボーダーラインにいるミリ・エシェットの揺らぎがよいので+。

神水の中のナイフ(2016年製作の映画)

3.0

タルロにつられて観た。男の老い先の悲哀と老牛の行く末がシンクロして情緒を生み出してるのは分かるけど、その絡みが変化することもなく単調すぎて飽きた。牛の目に+0.5。暇なんで、頼まれ事をされるようなちょ>>続きを読む

ファム・ファタール(2002年製作の映画)

4.0

うへえぇと突き落とされてからそうくるか、と膝を叩いた。超絶フェミニストなファムファタール。パリにもあんなアメリカンマッチョなバーがあるのか。

張り込み(1987年製作の映画)

3.5

エミリオファンだったので昔みたときはエミリオ成分が物足りなく感じたのだけど、テンポよくて小ネタもクドくなく起&結の工場乱闘楽し、普通におもしろいなー。「わたしのエンチラーダを食べたら結婚したくなっちゃ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

野暮だと分かっているけど原作100回読んだひとと話し合いたい。空を支配する圧倒的な暴力に対峙する、絵の具の鮮烈の純粋や官能的な息づかい、そして土くれに悔しさの拳をあげる確固たる力強さをやりきったのんに>>続きを読む

誰のせいでもない(2015年製作の映画)

3.0

夜寝つかれず玄関先でハッパ吸ってたらマクアダムスに見つかって見上げるジェームズ・フランコの、バツが悪そうなのに結局一緒に吸わせちゃう吸引力やばい。無自覚なのに周りの負を糧にしちゃう業が象徴されてる感じ>>続きを読む