honeyhollowさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

2.5

生理宣言バッチをつけながら仕事するというセンスのない百貨店があると知ったら恥ずかしがり屋の奥さん卒倒しそう

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

3.0

影響受けた監督聞かれたら、まあそうですよね!って感じだし、絵巻物ですって言われればいかにも、と思うけど、南宋画の端っこによく描かれているの帆船の儚さ且つ連綿たる逞しさも併せもつ。イキった長回しを含む映>>続きを読む

評決(2019年製作の映画)

3.0

DVを巡るなんやかんやがいつの間に煩雑なのに杜撰という法的手続きを通して社会構造のままならなさを浮き彫りにさせる社会派。臨場感ある以外での手ぶれは苦手だけど、その事件の日のシーケンスで屋外の風景がその>>続きを読む

空山霊雨(1979年製作の映画)

4.0

構造物の辺をこれでもかと使い倒すのに痺れる。キンフー映画の、衣擦れの音がしそうな布のたわわ感も大好物だけど、荷解きかと思ったら稼業道具の整然とした用意の描写もたまらん。死にそうにない僧正の存在感最高。

シャドウプレイ(2018年製作の映画)

2.0

効果的なドローン、境界線のような洗濯物を横目に弾かれたように住民がわらわらと増えていく導入にワクワクしたけど、類型キャラと事実と時系列をひっちゃかめっちゃか弄った末に答え合わせコーナー&その後字幕のダ>>続きを読む

都会のひと部屋(1982年製作の映画)

4.0

絶え間ない劇伴と色彩設計と常時ノーパンサンダに負けない運搬橋のシルエットの強度よ

ハメルンの笛吹き(1972年製作の映画)

3.5

ときめき♡暗黒の中世史を揃いの斜めストライプコスチュームでアゲる導入。教会の腐敗、貨幣経済の復活、強欲、ユダヤ人、ジプシー、魔女狩り、城郭都市、不貞、純潔(=こども)、ペスト、移動の免疫、科学の萌芽->>続きを読む

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

2.5

劇伴の野暮ったさにずこーとなりつつ安定以上以下でもないユペ様だけどパンストダンスのガニ股素敵よ。自分をフランス人だと思い込んでるハンガリー女というのがしみる

クリシャ(2015年製作の映画)

2.5

娘も孫もいまいち忘れちゃったけど「わたしがいなければあなたはいなかった」という、言っときゃ間違いない、その場で一番弱者且つ無害である老婆の台詞の破壊力。家族は選べない閉塞感が凝縮されてる

列車旅行のすすめ(2019年製作の映画)

2.0

気狂いの話でも、いかに現実と表裏一体かというのがたまらないのだけど、いかにもソレが屹立しているときわモノ感が際立つ。下品なとこがたいして面白くないのが致命的。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

年齢を超越していても地に接着し、揺蕩うような犯罪と家族の叙事詩の果ての残骸を捉えるファーストカットの雄弁さと、かつての絆の記憶だけでなく「終わり」を忌避するデ・ニーロのあがきにもみえるラストに痺れる

ディスコ(2019年製作の映画)

-

確か笑ってはいけない宗教巡りだったような。ナチュラルな仮面を被った正統派っぽいのが一番ヤバいというお約束。スティーブン・ファーティックがアイドルという世界。

ミンダナオ(2019年製作の映画)

2.0

アイスクリームの財布の下りもそうだけど、病院向かう途中の注射を隠すあたりも気をもたせて何だったのか

ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

2.0

近々のジェノサイドと連綿たる伝説の組み合わせはそんなパッとしなかったけど、恐怖がいけずどもの性的興奮やおねしょといった生理現象に繋がっちゃったりするのは嫌いじゃないです

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

2.5

すわ暴動テヘラン刑務所(留置場)か!と思ったら違ったけど、工事現場の境界線際の穴が不自然で笑っちゃった

ある妊婦の秘密の日記(2019年製作の映画)

-

玉きゅん兄貴しか覚えてないけど、まあ映画祭の清涼剤みたいの(微微炭酸)

異端の鳥(2019年製作の映画)

2.5

なんというか、とても普通だった。無知の暴力に晒され虐待に次ぐ虐待に荒みまくるまっとうさ。パート立てにしたのが手伝ってか、その漫然とした羅列は善悪を超えた虚無感を積み重ねられず、明快で直接的な不条理以上>>続きを読む

バグノルド家の夏休み(2019年製作の映画)

3.5

いかにもユースらしい爽やか地味滋味映画。ベルセバオリジナル楽曲に彩られ、一見すると人畜無害なほっこりお洒落モノにみえちゃうけど、距離感に押しつけがまさがなく内向性やその受容に対する揺らぎないトーンがよ>>続きを読む

マニャニータ(2019年製作の映画)

2.0

荒唐無稽ながらいい実話でも、溜めまくる語り口の果てに蛇足付きで映像化すると茶番にみえちゃう

大地と白い雲(2019年製作の映画)

2.0

屋外撮影は圧巻。Q&Aで、鑑賞してたナデリが急いでるあまりに捨て台詞のように感想述べてたのが一番おもろかった

櫛の火(1975年製作の映画)

4.0

ブランコ漕ぎながら蹴りだす絶妙さといい、脱いだパンティであやとりといい、ベタベタ重心の低い神代粘性にひたすら足掻いていたら、あなたが炬燵の用意している間に毎日一緒にはいられないと達観するジャネットに引>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

2.0

劇中映画が絶望的につまんなそう(イーサン・ホークが出てるからみた)

典座 -TENZO-(2019年製作の映画)

3.0

地元で飲まれるのは流行りのしゃらくさい(洒落ではない)のじゃなくて國権なんだ。よかった