いーももさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いーもも

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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

目上のものにかしずかないが、隣人には優しくする。誰にだってやろうと思えばできることだけど、それができる人は少ない。パソコンを教えてくれようとした福祉の人とか、壁に文字書いた時にのっかるおじいさん、フー>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

くだらない中にもほっこり笑えて心温まるコメディ。民王に似てるなと思ったけど、同じ人物の話だからこその障害がたくさんあって面白い。キャストもすごく豪華であっという間の2時間。総理に付き合わされながらも優>>続きを読む

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.0

切なさMAX映画。映像綺麗。
縁は繋がっていなくても俺たちは家族。のお父さんのセリフが泣けた。。2人でいたから夢を追いかけられたけど、2人でいたから夢を叶えられなかったってすごく皮肉。幸せになろうって
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.5

シスターたちがパイロットに迫って祈りまくってリノまで追いかけるシーンが好き。修道院長もあったかくて好きだなあ。はじめは白人の処女たちと仲良くできるわけないでしょ!とか言ってたのに、最後はめちゃくちゃ仲>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.0

童貞雑学カウンセリングおじさんにホッコリさせられてたのも束の間、、、。「(引き金を引けなかったのは)君は偶然と言ったけど、"潜在意識下での忘却"じゃないか」ってフォローしてくれたおじさん。ラストは衝撃>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.0

これ全部一晩の出来事なのかあー!!となる。途中何度も寝そうになった。ラストのアリスのセリフが良かった。「一晩のことなんて、まして毎日のことなんて」「私たちは感謝すべきなのよ」。ニコール・キッドマンが美>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

もっとどぎつい性描写映画かと思ってたけど、いい意味で裏切られた。セリグマンの抽象化が深くて優しくて面白い。ジョーの「エロスはイエスと言うこと。愛はイエスなのにノーと言ったりするから低俗」ってセリフがな>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

昨日アニメ26話見終わってソッコー見た。一つ成長してもまた次に分厚い壁が立ちはだかる。弱くて何もできない。それでも泣くな、前に進むしかないんだ、という最後のくだりがグサグサ刺さった。煉獄さんもっとたく>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

一歩踏み出してみるって大事。エイミーとモリーの顔芸が面白すぎた。クラスの友達もみんな、真面目な2人をバカにしつつも排除しようっていういやらしさみたいなものはなくて、入ってきたらちゃんと受け入れてあげる>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.5

「君がいて僕は完全になる」
ストーリーはわかりやすいんだけど、主人公の周りの人たちがみんないい人で愛らしくて、よかった。レイが賢くて可愛い。ショウミーザマネーを絶叫するシーンとクワン国のくだりが好き。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

「今日会った女性と明日も明後日も会えるのは、平凡だけど僕にとっては奇跡」
「明日のウジンを今日のウジンより先に見るの」
「今日の私は昨日の私と同じだろうか?毎日同じ姿をして、違う心で揺れてた」
のせり
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

見終わってもう一回最初だけ見直してみたらドビュッシーの月光から始まって最後も月光!妻を亡くして「何かを直すときは分解してから」の義父の言葉で分解してみるけど、分解したって何も治らない。次々と破壊してい>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.5

人生はやり直せないんだ!と言って必死に歩んできた人生とは別の人生を歩み直そうとするけど、大事な家族は見捨てられない。家族って唯一無二だなあと。そして自分のバスケの奨学金の夢とかを捨てて一緒になった奥さ>>続きを読む

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.0

全部の展開が想像通りでストーリーの意外性はゼロ。田中圭の歯医者さん「俺のこと好きになっちゃった?」よい。。「私、セックスがしたかっただけなんだな。くだらない女。死ね」からの、最後の「違う。端折れるわけ>>続きを読む

甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.0

「新しい靴をおろすのは雨の日。厳しいことはできるだけ早く経験させてあげたいから」「好きな人からの連絡を待つんじゃなくて、あの人からの連絡かも?と思える人がいることが嬉しい」「泣きそうになった映画より、>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.0

死んだらどうなるんだろう?と言う誰もが気になってることなのに、なぜかそれを真剣に語ろうとするとスピリチュアルというか、うさんくさがられてしまうという…。わかるなあ。異なる立場の3人が交錯するまでが長い>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

見終わってすぐもう一回見たくなる映画。「病気と一度言われてしまったら、それから何を言っても信じてもらえなくなる」のセリフが本当にその通りだと思った。この映画自体もどこが現実でどこが妄想かわからなくなる>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

斬新すぎる!!見終わった時に思わずスッゲー!!と独りごちてしまった笑
ずーっとパソコンの画面からほとんど切り替わらない映画。これは映画館で大画面で見てみたかったなあ。娘が行方不明になった時、「父親が知
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.5

「君と出会って、俺はいい人間になりたいと思った」のセリフが良かった〜!あれだけ女性側から歩み寄ってるのに踊ってくれない、好きって言い切ってくれないのはチキンめ!と思ったけど、それもまたよい。ラストの散>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

長澤まさみの死んだ目の演技がすごかった。秋子にとって子供=分身。「私の子よ」と何度も繰り返してたみたいに、自分の"もの"という意味合いでの執着がすごい。教育とはある種の洗脳だって聞いたことがあるけど、>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

正義って人それぞれだし行きすぎると暴走するよねって話。原作読んでないけど、多分いろいろ詰め込んでこうなったんだろうなと思った。弁護士側の話はいろいろ見たことあったけど検察側はあまり見たことなかったので>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

編むイコール現実逃避みたいな部分がある中で、3人で編む。どこに行ったって払拭できない偏見と戦う。どれだけの愛情があってもお母さんになれない人と、そうでない人と。人生って不条理だけど、きっと出会うべき人>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.5

父から夫へ、"父離れ"の物語。笑えるシーンがテンポよく入っててよかった。ビル・マーレイ好きにはたまらん、、オープンカーで夫追いかけるシーンと、その後にバーみたいなとこ行くシーンが好き。散々好き勝手して>>続きを読む

サイドカーに犬(2007年製作の映画)

3.5

飼われる側か、飼う側か。薫はずっと、そっちだよ、っていうヨーコさんが切なかった。嫌いなものを好きになるより、好きなものを嫌いになる方が難しい。のセリフも。ヨーコさんみたいなフラットな女性になりたいなと>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

「自分を愛することを教えてくれてありがとう」「最良の人は自分」。
家族でも、愛と尊重の気持ちを忘れちゃダメってその通りだな…。英語を勉強し始めてイキイキし出す主人公がすごく良かった。最後はジャッジメン
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

「これは最後の歌じゃない、最後から2番目の歌」
母の愛の話なのに、息子とのエピソードが描かれる場面がほとんどなくて、それが一層母側からのこれでもかってくらいの無償の愛を痛々しくつらく見せてる。周りの人
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

宇宙ものが割と好きなので正直よくわかんない部分も多かったながら楽しめた。
宇宙=孤独感 みたいなのが自分の中であったけど、それを今回はいい感じにTARSとかCASEとかのロボット勢がマイルドにしていて
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.5

どんどん引き込まれる構成。スラムで生き抜いていくって、つまりは億万長者になるくらい大変なことなんだなと。ドキドキワクワクしつつ、それぞれの質問の答えに人生の辛い思い出、楽しい思い出が詰まってて、すごく>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

3.0

私たちはこの世を見るため、聞くために生まれてきたんじゃないか。何かになれなくても、それだけで生まれてきた意味があるんじゃないか。の台詞がよかった。あんに対する徳江さんの姿勢と一緒。見る、聞く、ってつま>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

友達でも恋人でも家族でもない、かと言って知り合いというほどさみしい関係でもない。もしかしたらもう2度と会わないかもしれないそんな関係に救われて、それからの人生の支えになることだってあるよなあ…と。「な>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.0

休み休み見たからかもしれないけど、いまいち入り込めなかった
時間だけはいくらお金があっても変えなかった。の台詞の通り。月並みだけど今この一瞬を大事にしないとと思った

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

偏屈キチガイジジイの役がハマりすぎなんだよなあ。。といつも思うけど、やっぱり今回もやられた。イーストウッド作品は彼が思う正義の落としどころみたいなものをまざまざと見せつけられる。今回の最期もまさに愛情>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

今まで何度か見ようと思ったことはあったけどなんとなく見てなかった作品。伊坂幸太郎のホワイトラビットを読んでようやく見た。ジャベールもうやめてくれよ!と鬱陶しくなるんだけど、最期のシーンは感情移入してし>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

ジャックニコルソン好きだな〜と再認識。キャストが豪華。「今日は夕飯に間に合わなさそう」って隠語使って仲間とやりとりするとことか、途中のバレるかバレないかみたいなところが一番ハラハラして面白かった。結末>>続きを読む