間さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.2

記憶にないのに懐かしい夏休みを感じた
陰りを子ども目線から見るような映画

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.8

エドワードヤン作品初めてだったけれど、すごく良かった。
誰の主観にも寄らず、SSのような、オムニバスのようなつくりなのに、最後綺麗に纏まっていくのが気持ち良かった。
皆それぞれの悩みがあって、それぞれ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェスっぽく人間愛に溢れた作品だった好き

「挑戦しないと気付いてもらえない」という少年の声はウェス自身なのか…?
とても印象的だった
「眠らなければ、目覚めない」は、覚醒するためにはその道に堕ちろと
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海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

3.3

流れ着くには海は良いなと思う
なぜ惹き込まれるように人は海に向かうのか?地球の約8割が海で生き物は潜在的に海に親しみがあると言うし、海水と羊水は似ていると聞く。でも文明は砂漠から生まれることが多い。こ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.6

舞台の映画化なだけあって、大ぶりな演技や演出が好みだった。道路を擦るようで跳ねるように踊るのも、怒りを顕に家を出るシーンも、視線の多さで競馬を創造するのも良かった。
ミュージカルとの相性も良くて楽しか
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

だ、騙された〜!!!!
あつい雲のように底の見えないカイザーソゼと、5人の男たちがスタイリッシュで惹き込まれるし、王道などんでん返しにも関わらず、最後の10分にアッ!!!!と驚かされる。
ただ2度と初
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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

超王道なホラー!
無駄な会話もないしサクッと見られて良い
製作陣が同じなだけあって、ところどころ超ストシンだった。
ブギーマンの姿や化け物を物理で倒そうとするところ、クリスマスの飾りのライト、口の中に
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ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

2.0

一周回って面白いZ級サメ映画
サメの悪霊ってなんだ😂
ラストバトルが雑すぎてお腹痛かった
1人で見ると辛いから人とツッコミながら見るのがオススメ

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.3

お伽話や劇画調で人間の気持ち悪さを描くのがヤンシュヴァンクマイエルっぽい〜〜!!
わざとらしい程の水音、咀嚼音、赤ちゃんの泣き声に、生物的な人間への嫌悪(性欲や食欲)、子どもの純粋が故の残酷さが相まっ
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バービー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった…!!!!
核心をついた内容を直接的に伝えているにも関わらず、わかりやすく、そして明るく描いていて最高だった。
男性社会の解体を呼びかけながらも、真反対の女性社会と対比することによって、
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.3

キャシー…!!大きくなって…!!

サクッと観られて面白かったけれど、
アントマンはMCU界のミクロキッズだと思っていたから、今回SF色強めでちょっと寂しかった。
そして、
今後はどの話もバースありき
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.3

観る前から吉岡嘉代子、川上未映子が気になりすぎていた作品🍨
デザイン性が高くて、MVみたいだった
出てくるもの、場所、音、人ぜんぶ全部可愛くて甘かったな…
劇的なことが起きる訳じゃないのがまたよい

反撥(1964年製作の映画)

3.3

人間の目にフォーカスしたオープニングから、生物的な人間への嫌悪感や気持ち悪さが出ていて良かった。
カトリーヌドヌーヴ演じるキャロルが徐々に心を壊していく様を、キャロル目線で描いているからこそ、現実と幻
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

映像、音楽、テンポ感が好きすぎる…
ローマの休日よりパリの恋人派だな〜
オードリーとフレッドアステアの恋愛は流石に年齢空きすぎでは…と思うけれど、大御所だし映画としては豪華。

クオリティのオフィスシ
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シャレード(1963年製作の映画)

4.5

お、おもしろい〜〜!!!!
サスペンス×ロマンチックコメディ?
今のところオードリー出演作で1番好きかも…
アメリカ映画黄金期のキラキラも、サスペンスのハラハラも衣装や俳優の美しさも全部詰まってて大好
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

列車内ミステリーって鉄板なんだな〜!!
面白かったけど、
列車内で巻き起こる不可解な事件や不穏な空気が好きだったから、
冒頭の村のシーンとラストの戦闘シーンで作風ガラッと変わるのに少し置いてけぼりにな
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

タコを追うドキュメンタリー
映像も勿論綺麗なんだけど、個人的には水中音が楽しかった。
よくこんなに映像残っているな…というくらい全部見せてくれる。タコって知っているようでよく知らない存在だったんだなと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

結構沁みちゃった…
以下3つの側面はあるのかな〜と思って観てた
・生と死
・世界の創造と破壊
・映画創り

・生と死
母と子を通して、亡くなった人と残された人への救済的なメッセージを描いていると思った
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予想の斜め右のちょっと左みたいな映画で面白かった。
ただしんみり良い子な邦画じゃなくて、しっかり悪ふざけして、全力で大人が楽しんでる感じがいいね。
カンパニー全員男性の舞台見てる感じのノリ感。
元々舞
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.3

かわい〜
2人とも全く違うタイプのぶっ飛んだ殺し屋バディで何だかんだ仲良しなの可愛かった
アクションシーンあれだけ動けるのすごい…

よもやま短編集(2021年製作の映画)

3.4

線の不安定さと色味のぼんやり具合が夢っぽい
オチもクスッと笑えてバランス良かった

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングと美術への力の入れ方がとても良い〜!
意外性あるのに、こんなしっくりくる人ばっかいる?!って配役で信頼しかないんだよな…(色々あったけど)
絶対出てこないけど、この製作陣だったら、春千夜
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

そもそもタイトルが好きすぎる…
私の中で裏窓には勝てなかったけど、ヒッチコックの中ではかなり好きな方。
ヒッチコック作品に出ているグレースケリー大好き…いつもお洋服とか演技が表情豊かで、さすが、華のあ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小林靖子いいなぁ〜
実写化が難しそうなのに、
衣装とか演技、大道具小道具、程よく生活感を取り入れることで私たちと同一平面上に存在していても違和感を感じないの良き。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アトラクションみたいで楽しかった!
展開は読めるし超王道(とはいえピーチは救われる身ではないが)だが、ゲーム設定としてこれまで広げてきた設定をフル活用してきたな…という印象。そういう懐かしさとか、発見
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ファンタズム(1979年製作の映画)

3.1

カルト映画として有名だからタイトルは知っていたものの初鑑賞
謎のトールマンと殺人鉄球、葬儀屋
謎は謎のままだが、幼い頃に観たら割と寝るの怖くなるかも…笑
想像よりSF色強くて個人的にはそこまで好みでは
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ありがとう😭大好きなシリーズの最終章に相応しい素晴らしい作品で涙べしゃべしゃ

今回ロケットがメインのお話と聞いていたけど、生い立ちが辛過ぎて……本当……人間もダメだけど動物は本当にやめて……胸糞悪過
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

良い実写化〜!!
個人的にはアニメより原作の空気感伝わる気がする。
原作は割とお洒落につくられているけど、アニメは低年齢層?ターゲティングしてたのかパキッとしたアニメらしいブランディングになっていた印
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.3

絶体絶命すぎる😂
まあサスペリアの方が美術的に好きだけど、こちらは鈍器が適当だったり、絶対そこじゃないでしょ!!ってタイミングでメイデンかかったり楽しかった。
夢遊病設定やパパ俳優設定が中盤放って置か
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.5

画の見せ方が凄まじい…
鏡、切り通し、桜、白と赤、骨と肉や皮、和と洋、私とあなた、常世と現世、夢と現実、
全てが生と死のメタファーとして描かれていて、観ているうちに境界が曖昧になるような摩訶不思議な体
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

さ、最高すぎる……
オールメンツの贅沢な使い方も、シナリオも音楽も全てが良かった大好きだよ劇場版名探偵コナン……

始まったときのキールのバイクシーンも疾走感と鬼気迫る演出がカッコ良すぎて引き込まれた
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中からエスターを応援してしまうくらいハードモードで笑った
これが本当のSPY×FAMILY????

前回この家族だったら1作目の家族なんて甘ちょろいと思うだろうね…

続・黄金の七人/レインボー作戦(1966年製作の映画)

3.4

個人的には1の方が好きだったけど、
このシリーズに愛着が湧いてしまった
軽快さと画面のオシャレさがイタリア映画らしくて良いね
あと1の始まりと2の終わりが繋がっているのがツボだった

黄金の七人(1965年製作の映画)

3.7

音楽と美的センスが結構好きだな
始まりとテーマソングの軽快さとか。
安っぽい近未来機械の音とか。
メンバーがみんな少し抜けてて憎めないところとか、ルパンのもとになったっていうがよく分かる

テリファー(2016年製作の映画)

2.8

スプラッターなんだけど何か雑でな〜……って気持ちだった🤔
あと皆脇甘くてもやっとする