全部よい話だが、爆笑したのはエピソード5だけ。題名、モダン・ラブですよ。
あと、阿佐ヶ谷姉妹素晴らしい。
はじまれば終わるしかない「物語」を見事に迂回し続けて、とりあえずのラストにまで到達してしまう。複数あることのモチーフはファーストシーズンからあったわけで執念深さを感じる。
とにかく、細かい演出ひとつ毎>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴッドファーザーとクライマッチョのプロデューサーが同じだったことに驚く。しかも、ロンゲストヤードまで。
物事を考える際に極端なシチュエーションを想定することで、その事象の状態がクリアになることがあるが、それが上手く機能している。極端なだけにロマンチックであり、だからこそダンスが必要。
めちゃくちゃ人いるな。こんなに複雑なドラマはそうそうないが、大河への助走がここから始まっていたのか。
ストーリーテリングで大事なところを語りでさっさと済ませて、些末な笑いに執拗に時間をかける。ここに充>>続きを読む
この人達は何を考えているんだろう、という表情の連続で飽きない。恋のドラマの醍醐味があった。
赤名リカのあからさまな態度と、その向こう側を想像させる表情。泣く。
三上の抜けの良さとカンチの抜かせなさ。>>続きを読む
全部苦しい。映るものすべて苦しい。空気が痛い。光が音が暗闇が身体にくる。
最後までテンションが落ちず飽きさせない。貴賤を超えて卓越したドラマ作り。
浜辺美波の引き出しの多さに驚く。ピュアなのは東出くん。
東出くん = ジャイアント馬場という見立てが頭から離れなかった。
あの波止場の手招きの異様さが頭から離れない。
色の演出が素晴らしい。
リリー・フランキーは本当に肝が座っている。