モピさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

傑作!という感じではないけど私は結構好きな作品だなとおもいました。
覚悟していたようなショッキングなシーンもあったはあったけど、そこまで過激じゃなかったし少なめだしで見やすい。あと超能力モノと言うより
>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.6

もっとグロくてホラーなの想像してたけど、なんにも怖くないしむしろポップさすら感じた。
正直展開は全然読めちゃうしいわゆる勧善懲悪モノという感じ。だけどだからこそ世界観のすてきさがより引き立ってたように
>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

4.0

ネトフリで鑑賞@フランス
仏語音声+日本語字幕で観たんだけど、主人公キッズたちがとてもかわいかった、、、ポニョは見た目がグロくてむりだなっておもってたんだけど、全編通して観たらめちゃくちゃ愛らしくて
>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ泣けるので、短いからと言って気軽に見てはいけない。
でも特に「ここがすごい!!!」というのも私は感じなかったので評価も特段高くない。良くも悪くも「ふつうに」感動するアニメ。

邦題が「愛し
>>続きを読む

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

2.5

こどものとき、図鑑を眺めるのが好きだったんだけど、そのときのワクワク感を思い出した。
観るASMR。普通にドキュメンタリー映画として作られているんだけど、きのこの話で1時間30分は私には辛かった、、、
>>続きを読む

モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声(2011年製作の映画)

4.2

フランスでネトフリ漁ってたら見つけて、大学1年のときにフランス文化の授業か何かで紹介されていたのを思い出して観た。

フランス語音声フランス語字幕しかなかったので、言ってることは3割〜4割くらいしか分
>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.0

そこそこめちゃくちゃな話だなあというファーストインプレッションとか、主人公や友人たちに対しての共感性羞恥とかで最初はいい印象抱かなかったんだけど、なんだかんだでしっかり泣きました。

毒親ってどこにで
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

2.5

フランスにてネトフリで観賞。

「どんなに武装したって土から離れては生きられない」みたいな台詞があったけど、そういったメッセージがちゃんと伝わってきてよかった。

ヒロインのシータは泣いたり叫んだりし
>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.2

テンポ良すぎて逆に見づらさを感じてしまったけど中盤の飽きみたいなのは来なかったのでよかった。

エドゥアルドが100%不憫じゃん、、、と個人的には思ったのと、マークがノースフェイス着てるの解釈一致でニ
>>続きを読む

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.6

やっと観れたよ、、上映スケジュールとの闘い長かった、、、

他のファッション・ドキュメンタリー系映画とそんなに構成変わらないのに「情報量えぐ!!!」ってなったのは何故だったんだろうか。マルジェラのファ
>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

5.0

「考えさせられる」って言っちゃうと感想としてはどうしてもペラくなっちゃうけど、「見た目」についての社会通念とか障がい者搾取、身体性とか各々のしあわせとかについて考えを巡らせざるを得ない。「死んだほうが>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.7

やっと観た。名作アニメ映画と呼ばれるものってあまりハマらないものが多いので見流すくらいのきもちで再生したけど最終的に「なんだこれ(褒め)」ってなった。

超能力ものとしても勿論楽しめるし、青春映画とし
>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

5.0

かなり後半で「あっこれ観たことある、、、」ということに気づいたのですが、こんなグッとくる作品を忘れてた自分は心に余裕が無さすぎだと思う。

序盤から、幼い頃に何度も見ていたメリーポピンズのどきどき感が
>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

3.0

「手を見ればその人がわかる」なんていうけれど、これはその映像化か?と思いながら観ていた。

これは多分解釈違いだから大きな声では言えないけど、身体の一部にはたくさんの「あなた」が詰まっているけれど、そ
>>続きを読む

永遠に愛して(2016年製作の映画)

4.4

公開してたのがホラーフィルム系のチャンネルだったのでかなり身構えたんですけど、とてもファンシーで作り物なのがわかるタイプのグロ(しかも微グロ)だったので全然だいじょうぶだった!よかった!キャストのビジ>>続きを読む

スイッチング・プリンセス3:思いがけないスイッチ!(2021年製作の映画)

3.7

1作目ともはや全然毛色を違えていて笑ってしまうけど、フィクションの闇落ち悪女だいすきなのでフィオナ回助かる、、、という感じでしたね。前作では「いや3人目要らんやろ!!!」とおもっていたけど、これを作る>>続きを読む

ルーナのために(2020年製作の映画)

3.0

水頭症という病を知らなかったので知ることができただけでも良かったと思ったし、その衝撃的な見た目(適切な語彙が私に無い)に慣れるとルーナはとても愛らしいんだけど、最後がショックすぎて絶句した。
カテゴリ
>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

-

映像を見ているだけなのに、いろんな感覚をゆさゆさしてくる作品。
視覚、聴覚、触覚、明るさ、風、平衡感覚、視点、自然の動き、、、

この短さでこの体験は圧巻だな、って普段だったら感じるんだろうなと思った
>>続きを読む

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

アンドリュー・ガーフィールドが最近気になっているので観た。

中身は「そんなことがあったのかあ」という感じ、、、盛者必衰系(???)の話が好きな人は好きかも。タミーのメイクやファッション、わりと好きだ
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

人におすすめされたので観たんだけど、「これはアートだと思う」ってその時仰ってた意味が解った気がする。

登場人物がシンプルな造形なだけに、描写の変化がついたときに映えてる。中身も熱い作品だけど、造り手
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.1

ビジュが強すぎて「怖い、、」↔「観たい、、」を繰り返していた作品。見始めたら割と直ぐに慣れるし、むしろ動く絵本のようでとてもドキワクのきもちになれた。もっと早く観ておくんだった、、、

結果的に「人間
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

だあああああ良い!!!
予告見た時から気になってて見る前から期待値高めだったのにそれを上回る良さだった!!!

お涙頂戴系かな、、ってちょっと思ってたけど、クスクスくるシーンをちゃんと存在させていたし
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

啓発映画、、、なんだよな、、、?たぶん、、、
というくらい散らかっている印象だったし、「このシーンそんな尺いる?」っていうところも割とあったので個人的にはそんなにハマらなかったな

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

5.0

こーれはガチで映画館に観に来れてよかったやつだ。

難聴者を題材にした作品なのに/だからこそ、音の表現が最高に良い。

普通なんて存在せず100人居れば100通りの世界があることは自明のことなのに、社
>>続きを読む

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.0

思ってたのと違うの出てきた感は否めないけど、まず原作を未読なので何も言えないな、、、

構成や映像は比較的意図が分かりやすいので、自閉症を全然知らないけどこれから知っていきたい、みたいな層にはとてもお
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

こ、こんなに優しくて強くてピュアな映画が存在するのか、、、!!!まあピュアさは時に残酷だね、、、

最初から最後まで泣きながら観てた。

多視点で描いているのがよかった。
私が障害者のきょうだい児だか
>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

5.0

舞台だったらスタンディングオベーションしてたであろう、そのくらい好きでした。
何が良いとかじゃないんですよね、多分単純に好みなんだと思います。最近良いと思った『メインストリーム』の俳優さんと『ディア・
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

たのしみすぎて朝イチで行っちゃった!
ちゃんとおもしろかった!!

ガガ様、、怪演すぎる。でも女の子、いや、人間って誰しもこういう面を持ってるよね。なんかもはや清々しいまである。でも、だからこそ旦那さ
>>続きを読む

シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

3.5

一流バーテンダーと世界のバーめぐり。
バーテンダー同士のカウンターを挟んだ興味深い会話を隣でちらりと盗み聞きしているような気になれる。

夜お酒を片手に観たい作品だったな。あとバーで働いてる間に観れば
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

-

衣装がJenny Beavanだと聞いて。
中身はないなあと思ってしまったけど、なーんもない砂漠でも観ていられるのは確かに衣装や美術がすごいからかも。シンプルなだけに際立っているなあ。
音響は映画館で
>>続きを読む

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.9

ときに可愛くて、ときにかっこよくて、ときに強い、すてきなおばあちゃんだ、、
若い人とかかわっているときも高圧的じゃなく見えてよかった。こういう年の重ね方をしたい。

定期的に今の自分に要らないものを捨
>>続きを読む

ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪(2015年製作の映画)

4.7

かっっっっこよ!!!!
アートの興味関心の範囲がペギーと近いだけに、彼女がより眩しく見える。
アウトサイダーアートとかシュルレアリスム芸術とか大学でやろうとすると今ですらマイナーなのに、、
人生のロー
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

-

わ!か!ら!ん!(笑)
以前開始40分まで見て分からんすぎて止めちゃったんだけど、2時間フルで見ても分からんものは分からんかった。でも分からんのベクトルが変わった。話が分からん、って感じてたけど、話よ
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.2

やーーーっと観た。
フランス語の先生に「アメリ見た事ないの?!!」ってびっくりされてからずっと観なきゃとは思ってた。

映像が軽快で可愛い。
みんな変だけど、みんな変だから支え合えるし面白いことが起こ
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

-

途中までは「あ〜こんな感じか、、」って思いながら見てたけど、後半1時間で畳み掛けられて普通に泣いてしまった、、、
これは柳楽さんのカメレオン力と、大泉さんと師匠両方の人柄に拍手だな、、、

素人が何言
>>続きを読む