hmzさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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ヨルゴスランティモス、気付けば4作目。
彼の不穏な感じにいい意味で慣れてきてて、ぱっと見の意味不明さはもう当たり前のこととして受け止めてしまいました。
慣れたとしても、なんか唐突な感じが本当に怖いんで
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ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

滝藤賢一さん、美しすぎる。
普段もおしゃれな方ですが、バージンさんも実在しそうな存在感で素敵でした。

お母さんがスカートを直してなっちゃんの脚をまず隠していた場面に涙。
娘の脚があらわになってたら、
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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フェミニスト系のホラーならだいたいこれくらいの気持ち悪さかしらー、の私の予想をかなり煮詰めてバケツいっぱいの量を顔面にぶちまけられた感じでした。
大体の人の感想の一言目は気持ち悪い、じゃないでしょうか
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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怖い。ちゃんと怖い。
そして美しい。
おどろおどろしいのだけれど、目が離せない。
艶かしさと怖さの共存が、これぞ日本のホラーという感じ。

本家は子どもの頃に再放送でちょろっと観た程度なので、思い出補
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

綾野剛の実力を再認識する。
やっぱりいい役者さんだなあ。

聡実くん役の男の子もすごく上手。
最後の歌うところの声は演技なのか、実際に声変わりの最中に撮れた奇跡の声なのか。

人生は巻き戻しのできない
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寫眞館(2013年製作の映画)

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16分という短い時間で、明治後半/大正〜戦後にかけての激動を 写真館の男性とひとつの家族に注目して描いている。

いい意味で予想通りに進むストーリーが素敵だ。
セリフがない分、絵に集中して観ることにな
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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ファンタジー。
なんだけれど、間違いなく一人の人間と、彼を取り囲む人々の一生を綴った物語。

人生はどうなるかわからない。

パプリカ(2006年製作の映画)

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面白かった。
上映当時の10代で観ていたら、酷く影響を受けて、はちゃめちゃに映画三昧な学生生活送ってただろうな。惜しいことしたな。
でも、この歳で観るからこそ、いい距離感で観られたし、よかった。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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女王陛下のお気に入り、哀れなるものたちを観たので、ヨルゴスランティモスの初期作品を、と思い観た。

個人的にはこれまで観たどんな映画より気分悪かったし、恐怖を感じた。
ザ・胸くそ悪くなりたい時に見たい
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サイコ(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分の中で突如白黒映画ブームが来てしまった。
かと言ってまとめて観過ぎると、どれがどれだったかわからなくなりそうなので、大切に観ていこうと思う。

序盤、主人公の結婚だとか性別だとかに関する居心地の悪
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

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いつか観なければいけない作品だと思いながら、満を持して。
「ナイトメアアリー」、「グレイテストショーマン」と、見せ物小屋に関する作品を偶然立て続けに観たため、今観るしかないかなと。

誰もが観ておいた
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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完全に観る側の経験に委ねられている映画なので、人を選ぶものだと思う。

個人的には大傑作。
私にとっては解放と浄化を感じる作品でした。
アリアスターの長編の中では一番好き。
また観ようと思います。