jajaさんの映画レビュー・感想・評価

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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

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観終わって暫し、うーん、と考え込んでしまった。最後のアニメーションの意味は??? アニメは冒頭にもあったが…。それと、原作小説に忠実に描いた結果なのだろうが、震災と絡めたことでかえって焦点がぼけてしま>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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好い映画だと思うが、この役は永野芽郁じゃないだろう。いや、永野芽郁はかなり好きな女優だし、演技も頑張っていると思う。▼でもやはりこの役は違うと思う。永野では線が細すぎるのだ。私のイメージだと伊藤沙莉と>>続きを読む

君は僕のもの(2021年製作の映画)

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うーん、どうしたらここまで内容と外れた邦題をつけられるのだろ? 内容も割と早いうちにコイツがこの家族に災厄をもたらすのだろうとわかっちゃって、そしてそれをそのままずっと見せられるって感じの映画だった。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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設定にいくつかの違和感があって、話に入っていけなかった。
ひとつは、曽根崎が真犯人であることの検証がなされないまま、世の中が盛り上がるなんてことはないだろう。いくら何でも、大衆の大半はそこまで馬鹿では
>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

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イーサン・ホークが好きなので観てみたが、うーん、今ひとつ、いや二つってとこかな。彼女の夢の予知能力(?)をもう少し掘り下げても良かったように思うし、変質者の背景をクローズアップさせても良かった。いずれ>>続きを読む

これからの人生(2020年製作の映画)

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少年モモを改心させたのは、マダム・ローザの「厳しさと優しさ」だ。医者の爺さんが言った通り、母親的存在が必要だったのだ。母親的存在──私も努力したのが、それだけには成れなかったのである。

ある男(2022年製作の映画)

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観ていていくつかの言葉が、浮かんできては消えて行った。最初に出てきたのは単刀直入に「なりすまし」という言葉である。多くの場合、そうすることによって詐欺行為を働き、不当な利益を得る。がしかし、この男はそ>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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異物を食べ続ける女。ビー玉に始まり、画鋲、電池、釘?……と来て、土に至るまで。▼分不相応の相手と結婚し、旦那やその家族との間で疎外感を覚える。原因は彼等なのだろうから、彼等から離れれば異食症は治まるの>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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正直言って、あまり…だった。この手の映画に感情移入できないのは、私が歳を取りすぎたからなのだろう。若者だったら、「わかる~、あるよね」となるのだろうが。▼例えば、せっかく策を凝らして今の"一"と話す機>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

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物語は終盤、急展開して何が何だか理解できないまま終わってしまった。まあ、仕立て屋じゃなくて裁断師(?)のオッサンが只者じゃないってのは最初から分かっていたけどね。だって、あの落ち着きはあり得ないでしょ>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

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多くの人の利益のために、一部の人の権利が阻害されるというのは、民主主義社会そのものかもしれないな。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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ありきたりではない面白い映画ではあるが、何回も観たい映画ではない。

彼方に(2023年製作の映画)

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小説に短編があるように、映画でもショートフィルムの需要はあると思う。忙しい現代人──特に若者は映画に90分以上も時間をかけないからと、倍速や3倍速で観るという。だったら、短い中でもじっくりと観させる映>>続きを読む

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

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もう少しシリアスに作ってほしかった。ちょいちょい入るお笑い的要素が話を台無しにしている。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

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久しぶりに観たスサンネ・ビア作品。何だかいつもの彼女の作品と違う色合いだが、全編を通しての緊迫感は半端なく、その辺は流石だ。▼目隠し……、取っちゃうよね、思わず。大人だってやり兼ねない。子供ならなおさ>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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これだけ豪華な出演者を並べて、これは無いんじゃないのォ? 製作費もそれなりにかかっているように見えるし(ラストはCG感丸出しだけど)。▼とは思ったものの、これは現代の風刺画として観ればなかなかパンチが>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

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ファイナルとあるので、もっと巨悪と対峙するのかと思ったが、意外と小物で拍子抜けした。いやいや、押収した代替覚せい剤はナポリ市民を殺して余りあるというから、小物じゃないのかもしれないが、やっていることが>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

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一花が結婚する男とのセックスに気持ち良さを感じず、多田とのそれに気持ち良いと感じるのは、セックスの上手い/下手ではない。後者にあって前者にないのは心だ。それ以外の何ものでもない!▼セックスの気持ちよさ>>続きを読む

ラスト・クリーク(2018年製作の映画)

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ツッコミどころは満載だが、それなりに楽しめた。助けてくれたのが好い人で良かったね!
それはそうと、昔から洋画を観ていて思うのだが、彼らは癇癪を起こすと直ぐに物に当たって後先考えず壊すのだが、あれって映
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

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観終わっても、いくつか解せない点がある。一つはクローブヒッチ・キラーが10年間の封印を解いて再び犯行に及んだのは何故なのか? そして、彼に襲われた女性はどうなったのか?▼ターナーとキャシーが踏み込んだ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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ずっと気になってはいたが、観る気になれなかった映画である。予告編を観る限り、人種差別を扱ったなんだか重いシリアスな映画だと思っていたからである。
確かに人種差別がテーマではあるのだが、オチは少々興覚め
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

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ラストとそこへの持って行き方は、賛否が分かれるところだろう。私としては、母に仕込まれた銃のテクニックを娘にあそこで発揮して欲しかった。
しかし、それはそれでお定まりのラストになりがちで、リアリティを欠
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

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途中、コトー先生が健裕に言った言葉を考えたい。
「医者じゃないから助けられなかったと君が言うのであれば、君は医者にならなくてよかったよ」
私はこの言葉の意味をとっさに理解できなかったし、今でもよくわか
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消えない罪(2021年製作の映画)

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これはNETFLIX Presentsにしては、とても好い映画だった。とくにラストは感動的だ。そう書くと、何だか製作者の策略に嵌るやっすい感動物語を想像するかもしれないが、決してイヤらしくはない。▼ラ>>続きを読む

エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

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組織の中で優秀な人間は、外とも戦わなければいけないし、内とも戦わなければねらない。まあ、よくある話である。それが女性を主人公としたことに目新しさはあるものの、ただそれだけ。

バサジャウンの影(2017年製作の映画)

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うーん、なんだかな、という映画。はっきり言えば、最後まで観る必要はなかった。

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

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イーサン・ホークが好きなので観たのだが、うーん…。決して退屈はしなかったが、死後に蘇生し24時間は生きるという設定は斬新かと思いきや、あまり新味が感じられなかった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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安易に元に戻る姿を描く映画が多い中で、これは良かったと思う。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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冒頭から松坂桃李のタバコを吸う姿が板についてなさ過ぎて…。不良刑事を演じるには彼は不向きだ。また、設定としても前回の件から3年ではちょっと、無理があるような気がする。人はそんなに一気に変われないものだ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

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大上はケーサツの型通りの遵法捜査では何も変わらない、何も解決しないことを知っている。ヤクザに取り入って彼らの弱みを握り、それを盾に一般市民の安全を守ろうとする。もちろん違法捜査である以上、警察機構は彼>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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私も湖山先生のような老人になりたい。ひょうひょうとして決して自分を大きく見せようとしない。語り口も優しく柔らかだが、決して優しいばかりではなく、必要とあらば厳しく(だがやんわりと)突き放す。▼もちろん>>続きを読む

シーサイドモーテル(2010年製作の映画)

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実に好く出来た映画である。まず出演者が多彩で豪華だ。脇役の面々も好い。▼そして、何と言っても脚本が好い。よく練られていると思う。場末のモーテルの4部屋で展開される、それぞれの嘘で塗り固められた人間模様>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

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途中、ちょいちょい画面右下に、そのことに消費した金額を入れてくるのだけど、あれって一体何の意味があったのだろう。最後まで観れば分かるのだろうと思っていたのだが……。好い映画なのだが、終わらせ方が今一つ>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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ジェイソン・ステイサム主演でガイ・リッチー監督と来れば、面白くないわけがない。本作もそれなりに楽しめたように思う。とはいえ、やはり「それなりに」の域は出ることはなく、設定やストーリーに驚きはない。あえ>>続きを読む

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

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話の大筋としては面白いのだが、細部をもう少し丁寧に作って欲しかった。たとえば、成瀬が異動した後に、捜査会議の場に割って入るなんていうのは凡そリアリティがないし、その後彼が音楽隊に馴染むまでが早すぎて興>>続きを読む

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