晴海通りさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

晴海通り

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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.7

長かったな〜これも(笑)レイフ・ファインズの回想話と、ジュリエット・ビノシュの今の話の2つに分けてもそれぞれ十分単独で映画として成り立つんじゃないかと思うくらい。まぁ分けちゃったら意味ないのかもしれな>>続きを読む

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.8

曲が本当にいい!珍しくサントラ買いました。途中ちょっとダレるけど、ミュージカル映画が苦手な人でもいちど手に取って欲しい作品。ベトナム戦争のころイギリスからアメリカに渡った青年と女の子の恋。時代に翻弄さ>>続きを読む

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.3

アーロン・ジョンソン、第2のJude Lawになるやも?!(本作の監督である"年上女性"と結婚したとこも一緒…)と思いながら観てました。
母である前にいつでも「女」の母ジュリア、厳格にすることでしか愛
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ルパン(2004年製作の映画)

3.4

あまり期待せずロマン・デュリス観たさに借りたんだけど、思ったより楽しめたなぁ。小さい頃から本で親しんでたアルセーヌ・ルパンを本場のフランス語で観られたという感動も大きかった。ジョゼフィーヌが美しい。魔>>続きを読む

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.0

ナタリーとスカーレットの姉妹の対比が良かった。頭の回転が早いゆえに上昇志向も強く、そのため一歩踏み外し真っ逆さまに堕ちてしまったナタリーと、おっとり身の丈だけ見つめることで渦中に巻き込まれずに済んだス>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

最後すべてが明らかになるところは本当に鳥肌が立ちました。え…うそ…あれ!!うわーっ!!!と。種も仕掛けもいっぱいなので内容には一切触れられませんが、途中で誰が誰だか分からなくなって飽きそうにもなりまし>>続きを読む

恋におちて(1984年製作の映画)

3.6

奥さんにコトが露見するシーンのセリフが胸に刺さる。「何もなかったんだ」「なお悪いわ」。デ・ニーロよ、何もなかったって心から言い切れるのかね!?そして他のパターンがありそうだな(それによって全然違う映画>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

長い!(笑)けど、昔映画が本当に祝祭的なみんなの娯楽だったころの雰囲気が伝わってくる。そして最後は本当に美しいシンプルなメッセージ。観てよかった。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

エイドリアン・ブロディのダリが好き。決して大げさではないのに様々な表情を見せるマリオン・コティヤールの美しさに打たれる。個人的に大好きなロートレックやムーラン・ルージュまで出てきちゃうのがたまらない。>>続きを読む

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

2.9

思ってたんとちょっと違う…というのが正直な感想。。海外版『かもめ食堂』みたいなのを勝手に期待してたからかな。救世主の流れ者っぽいシェフがあんまり関係ないのがもったいない気がした。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.5

それぞれどこかちょっとズレてる家族(お父さんの『成功のメソッド』みたいなのが段階多すぎてツボw)が、ぽっちゃり娘をミスコンに出場させようと奮闘するロードムービー。途中もどかしいんだけど、だからこそ最後>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

ロス市内でのカーチェイス、自宅テレビで観てたけど大迫力すぎて思わず「うわー!」と声が出るほどでした。最後の最後までまでスリル満点!

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

それぞれの役が引き立った、胸にジンとくる作品。クライマックスは素直に感動しました。ショーン・コネリーの重厚感・存在感はさすがです。もう会えないと思うと残念。

ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.2

ちょっとホラー要素もありつつのラブストーリー。孤児院でのエピソードや母親に愛されなかったという背景が主人公の人格形成に影響してたとは思うんだけど、なぜそうなったのかがちょっと弱かった印象。話のピントが>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.6

キャメロンもケイト・ウィンスレットも「らしく」てイイ。個人的にはケイト・ウィンスレットが最終的にずるセクシー上司を振り切れたのがとても良かったと思う(笑)あとは最後のシーンでキャメロンと踊るJude >>続きを読む

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.3

不思議な映画だったな〜。どこか内側が欠損してる人たち(だからこそ外側を誰かに似せてアイデンティティを維持している)が織りなすストーリー。サマンサ・モートンの色っぽいを越してややだらしない下肢が印象的。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.8

「愛してたの」

途中で、話が全て主人公の回想で進められていることにふと気付く。もしかして、と思う。時折挟まれる、現在の主人公の暗闇を背に虚空をさまようような表情。だんだんとハッピーではないエンディン
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アルフィー(2004年製作の映画)

3.0

空っぽのJudeが観られる映画。キラキラ・ギラギラしたgirl hunter、実は心にぼっかり穴が空いていてそれをつかの間埋めるための女たち。そして結局その穴に自分自身が吸い込まれてしまう…序盤の華や>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.3

・個人的見所
①バレエ教室を開いたケイト・ブランシェットの膝痛そうな演技
②ちょっと前の若いブラピに会える(当時は分からなかったけど、今見ると分かるかっこよさがあった)
③新婚ほやほやで新しい部屋では
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.9

老若男女、生老病死。田中泯がいいです。ダンサーらしい独特の存在感があります。柴咲コウの「さわりたいとこ、ないんでしょ」が印象的。1回しか観てないのに、不思議といろんなシーンが記憶に残ってるなぁ。

愛と死の天使(1983年製作の映画)

2.5

怪作。

伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフ氏が出てるので鑑賞。何回か見たので色々なシーンが思い出せますが、「何か大きなことをやろうとしてるんだろうけど全然それが見えてこない」タイプの映画です。

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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.5

グレタ・ガルボを初めて見たけど、存在感と華やかさがずば抜けてました。対するジョーン・クロフォードの意地悪顏と下品さが余計にそれを引き立ててたのかもしれませんが…胸に一抹の寂しさを残す作品。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

BGMがいい!あとはナタリー・ポートマンうまいなぁ・レイチェル・ワイズってセクシーなんだ!と思った作品。Jude Lawの作るミートローフ食べてみたい(笑)
主役のノラ・ジョーンズが無色透明なところに
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オール・ザ・キングスメン(2006年製作の映画)

3.0

「What you don't know won't hurt you」というセリフが妙に印象に残る映画。ショーン・ペンの名スピーチぶりがこの映画でも見られます。うまいですね。

あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.5

サンドラがキメッキメのピンヒールファッションでライアン・レイノルズが育った雄大な自然のド田舎(PCから"ピィィーーーガガーーー"と音が…!)に乗り込んでいくとこが好き。あとは式場が素敵だったな。「子宝>>続きを読む

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

4.0

賢い・硬い・ダサい(でもベースはきれい)のサンドラと、軽い・生活感ない・憎めないヒュー・グラントの魅力がキッチリ発揮された映画。なんでサンドラってこんなに「素直になれない」役が似合うんだろう。「全然か>>続きを読む

エレジー(2008年製作の映画)

3.2

洗練・完成されてきたペネロペの美しさを堪能できる映画。惜しげも無く披露してくれてます。ストーリーとしては、不定期に体を重ねるおばさん(きれいだけど)やデニス・ホッパーのエピソードが主人公にどう影響した>>続きを読む

バンディダス(2006年製作の映画)

3.5

ラテン美女2人を堪能できる映画。この映画のペネロペは神がかってかわいい!サルマ・ハイェックも大人の魅力で攻め立てる感じで素敵です。ストーリーはシンプルな勧善懲悪、わかりやすい。なにより2人が仲良さそう>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.6

ところどころ『ローマの休日』を意識したようなシーンが見られて面白い。ジュリア・ロバーツがイギリスを去ろうとする日に絵を持ってくるシーンの表情がいい。華やかな世界で生きる「女優」の、ひとりの女性としての>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

「ウェーンディーーーー」 怖!

映像はもちろんなんだけど、映画の中で「音」の占める役割を初めて認識した作品。ふと音が消えるだけでこんなにも観る者の不安を煽ることができるんだと実感。あとこの女優さんの
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.4

精神科病棟の高用量処方を見直し、患者さんに職業技能訓練を受けてもらうことで「その人らしさ」に少しでも近づくことを目指した医師と患者さんたちの物語。途中本当に胸が痛いシーンがあるけど、ずしりと残るものが>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

1.0

たぶん長大なストーリーを数時間の映画に収めることに無理があったんだと思う。全体的に展開が駆け足で、何かのダイジェストを2時間見せられた感じ。そのせいもあってか主役の2人が本当に腹立たしいほど自分勝手な>>続きを読む

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.7

飛行機の往復で1回ずつ観て2回とも泣いた作品。ハリウッド的オリエンタリズムがやや気になるけどまぁいいや。師弟の絆、初恋、勧善懲悪!

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

失恋直後は胸が痛いし忘れたいことばっかりだけど、本当に全部忘れちゃったら(消しちゃったら)大好きだったことも、してもらったことも素敵だったことも全部なかったことになっちゃうよ…?ということを学ばせてく>>続きを読む

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.6

眼福って感じの作品。ペネロペのエキセントリックさもあの美しさだから許せちゃうし、スカーレットの色々な決断もあのルックスだから受け入れられちゃう。ハビエルがダメ男すぎるしずるい。レベッカ・ホールの顔はあ>>続きを読む

さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.3

アメリカでコケた映画がヨーロッパでは…?!てとこが好き。あと大根女優役の大根演技と、ウディがセットから落っこちるところ(笑)