shedgynnさんの映画レビュー・感想・評価

shedgynn

shedgynn

映画(121)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

華やかも健やかさもない、だけど ときめく瞬間はある。

初めてのフォークリフト(EASY / Son Lux !)、賞味期限切れ食材のクリスマスパーティー、イヌイットのあいさつ、懐かしい楽しかった頃の
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

1.5

タイトルの示す意味はとてもわかりやすい。が、その先の展開や表現が欲しかった。想像を超えるものは何もなかった。

ノイジーな効果音や暗転、ぶつ切り演出ももはや食傷気味。 手垢のついた「見せない恐怖」も
>>続きを読む

ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶(2019年製作の映画)

-

目を背けたくなる映像 しかし知っておかなければならない史実 多くの人に見てもらいたいドキュメンタリー スコアはつけられません

生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事(2021年製作の映画)

-

スコアはつけられません。日本という場所に生きる人たちみんなに観てほしい。

プリシラ(2023年製作の映画)

3.5

眩しくて儚い、走馬灯の様なお話し。

特別な様ですごく普通、キラキラしてるけど痛々しい、ソフィアコッポラお得意の「パーティーの後の空虚感」が満載な作品だった。

音楽のセレクトや光の描写は相変わらずの
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.5

いとこが実にいとこっぽくて笑えた。ラスト40分の為の引きが長くてやや疲れたが、Part3ももちろん観たいとは思っている。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

パート2を観るために復習としての再鑑賞。初見では「?」が多い印象だったが、改めて観てやっとストーリーを把握できた。ポンポン出てくる専門用語や固有名詞、国や惑星の名前の理解さえあればシンプルに楽しめる王>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

生きるということは時間を重ね続けるということ。その大きな流れに心も身体もゆだねるしかない。抗うことはできない。

HOMEとHOUSEの違い、とても印象的だった。なるほどね。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.6

独特な空気感、テンポ、演出。生々しく飾りっ気も無いのにファンタジックで夢がある。BGMもいい味。

SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

鳥山明ファンなので
COWA!も映像化してほしい!!

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

テンポよく進む展開でサクサク楽しめた!ちょっとチープな空気感やBGMもラッセルクロウがなんとかしてくれます。全体に漂う「なんとなくかわいい感じ」も彼が主演であるからこそ。

そしてラストバトルの漫☆画
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

ポニョが「おねしょ」ならこれは「夢精」。少年宮崎駿はこの作品で精通をむかえた。(ゆえに引退?)

老獪でありつつこの蒼さはさすが。

余談…映画館で鑑賞中、すぐ近くに座っていた見知らぬ6歳くらいの子
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

5.0

まずは「ご無沙汰していた恩師と再会」したような、映画を超えた感動が。ところどころに散りばめられたオマージュも嬉しく、ドタバタ活劇でありながらも懐かしい回想録でもあるかのような、そんな不思議な感覚に落ち>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.2

いたるところ丁寧な作品だった。多過ぎないセリフ、視線や手つきから滲み出る細やかな心理描写、全編に散りばめられた比喩の数々。画面に流れる乾きや潤い、街の風情もじわじわ伝わってくる。

生々しくもファンタ
>>続きを読む

苦い涙(2022年製作の映画)

3.5

ファスビンダーのオリジナル版も観たくなりました。やはりオゾンは洒落ている。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

鑑賞中「えっ?」と声が出た。

複雑な構成、含みだらけのセリフ、交錯する場面展開、しかしそれでいてじわじわと真相へといざなわれてゆく感覚は上質なサスペンスであるからこそ。(「ダンサー・イン・ザ・ダーク
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.5

アホらしくておもしろかった (でも知的) 。バリー・ジェンキンスとM・ナイト・シャマランを繋げてしまう脅威の存在。

TAR/ター(2022年製作の映画)

2.0

いろいろ安易に感じた。そもそもこのキャスティング、演出、構成、さらに随所に見られた(表層的かつ)映画的なポリコレ配慮。

指揮の振り方や図形にも説得力は感じられず…うーーーん????

RRR(2022年製作の映画)

3.8

破天荒かつ繊細な造り。どんなカオスでもしっかり5W1Hしてくれていたのでノーストレスに状況が理解できた。それつまり高度でシンプルなおもしろ映画!ということ!

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

屋上の花火、夏の浜辺、みんなで食べたケーキ。いろんなことを全部飲み込みながら、遠い記憶は現在に繋がっている。生きていれば未来がある。

光の描写がとてもきれいでした。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.5

当人にとっての大問題も他人(アーマド?)からすれば巷の噂話のひとつ。そして当事者たちは大人も子供も残酷な平等。人生の一部として背負って生きてゆくしかない出来事も時に起こる。そこは解決も消化も逃避も意味>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.0

淡々とドキドキした。夜更けに観るのにいいと思う。

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.8

大人の映画。しみじみ。いろんなことを思い出させてくれました。そしてラストはもはや名人芸的な!

ジョーカー(2019年製作の映画)

2.8

んー…日本の少女漫画みたいだった。90年代くらいの。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.0

淡々としながらも実は激動の展開。静かに大きく変わってゆく主人公の人生を見守る様な気持ちで鑑賞した。画面も距離を持ちながら優しく寄り添っていた様に思う。ラストも良かった。

*しかし日本版のメインビジュ
>>続きを読む

軍中楽園(2014年製作の映画)

4.5

映画としての美しさに圧倒された。画面に引き込まれてゆく感覚。でも自身の中でこの美しさをどう捉え、どう解釈すべきか非常に難しい作品でもあった。切ない、なんて恵まれた言葉ではとても説明できない。美術とは非>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.0

線の一本一本までも美しい、丁寧な画面造り。なんとなく大島弓子な白泉社な感じ。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.5

溜め込んだ宿題をこなすかの如く鑑賞。ククルスドアンが楽しみ。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.6

ものすごく非道い話なんだけど、ついクスクス笑ってしまう不思議な愛嬌?を感じさせる作品だった。暗黒Mr.ビーン?

ルーム(2015年製作の映画)

2.5

子役は達者でワンちゃんかわいい。ウィリアムHメイシーの存在感で一気にファーゴ化した。